後輩と先輩に、世の中の創作物に物申したいと言われた
私の後輩と先輩は読書と映画鑑賞が好きだ。
そんな二人には嫌いなものがある。
後輩いわく
「なんで世の中には恋愛ソングや恋愛映画、恋愛小説みたいに恋愛にまつわる創作物が溢れているんだ」
私は「人間の三大欲求の一つだからでは」と返す。
それでは納得してもらえなかった。
「アニメとか映画とかもだけど、どうせくっつくかくっつかないかの二種類しかないからつまらん。観る価値無し」と言われた。
「恋愛ものなら避ければいいけど、アクションとかファンタジーとか、恋愛ものと無関係の作品観てて主人公が恋愛しだすと、クソかよって思ってその時点でやめる。恋愛要素目的で観てるんじゃないから嫌。余計なもん入れるな」とも。
この時点で私の作品大半死滅である。
先輩いわく
「ハッピーエンドはみない、時間の無駄」
理由は「手に汗握る展開や悲喜こもごもをみたいのに、主人公が幸せになるとおもろくない」と。
面白い着眼点だ。
恋愛要素が嫌い&主人公が順風満帆に幸せになる話を嫌う層も一定数いるらしい。
ついつい恋愛要素やハッピーエンドを書いてしまいがちだけど、そっちの層に向けて書いたことはなかった。
二人が絶賛するような作品にするには、
主人公をはじめ登場人物が恋愛する要素を一切含まない
そして主人公が非業の死をとげるような、バッドエンドやメリバになりかねない緊張感が必要だろうか。
創作者としては、そういうものも書いてみたいと思う。
そして二人に感想を聞いてみたい。