第193話 真樹の真意?
おはようございます!
最近、体調があまり優れませんが書かせていただきます!
真樹の母、早紀が学校に押しかけるという予想外の事態が発生し、改めて肝臓を半分提供してほしいと頼みこまれた真樹。しかし、彼は勿論同席していた担任の立石も早紀の身勝手さに呆れ、追い返したのだった。そして、そのままの5時間目の授業になり、6時間目の前の休み時間、真樹は少し疲れ切った表情だった。
「ふぅ…。」
「どうしたの、真樹?疲れ切ってるけど。」
慶が心配そうに話しかける。
「色々あり過ぎてな。正直少し参ってるわ。」
そう答えた真樹に今度は杜夫が訊ねる。
「昨日の女の人か?一体誰なんだ、あれ?」
そして、美緒と沙崙もやってきた。
「吹奏楽部の大神さんからも聞いたわ。湯川君が女の人と車で何処かに行った所を見たって。」
「真樹、もしよかったら話してくれない?力になれる事があるならいくらでも相談乗るわ!」
皆にそう言われた真樹は一息ついてから口を開いた。
「分かった、話そう。だけど面白い話じゃないから覚悟しろよ。」
そして、真樹は全てを話した。自分がかつて父親と共に母親の不倫によって捨てられた事、その母親と不倫相手との子である異父妹が病気で死にかけている事、治すために早紀が肝臓を寄越すようにしつこく頼み込んでいる事、自身がそれを断っている事等を包み隠さず説明した。話し終えた真樹が周りを見ると、案の定慶達は険しい表情をしている。
「いや、普通に酷くない?不倫しておいて、いざ娘が病気になった時だけ肝臓寄越せって。」
と慶は怒りながら言った。
「ドラマとかだけだと思ってたけど、まさか現実にそう言う親がいるとは…無いな!」
とドン引きしながらそう言ったのは杜夫。
「まさか、湯川君にそんな事情があったなんて…肝臓を渡す理由は無いわね。」
眉をひそめながらそう言ったのは美緒。
「いや、ストーカーじゃん。それもかなり悪質な!真樹、肝臓渡すことなんてないわ!」
プリプリ怒りながらそう言ったのは沙崙だ。やはり皆、普通に考えて早紀はあまりに自分勝手過ぎると思っていた。
「まぁ、あいつの娘が俺と血が繋がってるとはいえ、今まで会った事無いやつに体の一部を渡すのも嫌だが、断った理由はもう一つある。」
真樹は付け加えながら言った。
「あいつの娘、どの道もう助からないよ。」
おはようございます。
体調が優れないので、今回は短めです。
申し訳ありません。
次回もお楽しみに!




