先生……
と、とりあえずこのくらいで……勘弁してください……
なんかさらりととんでもないこと言ったような気がするけど、大丈夫だよな?
よくよく聞けばプロポーズのような……いやいや、それはないよな。
焼肉のことだからセーフ!
っていうか、今更だけど先生も誘ってよかったのかな?
一応確認のため、後ろにいる彼女たちの方を向くと……睨まれた。
なんでだ? 俺なにかしたか?
「え、えっと……皆さま、どうなされました…?」
「「「「「はぁ〜……」」」」」
「なんでみんなため息ついてるんだよ!?」
全くもってわからん。
なぜあの子達がため息をつくのか、理解できない……
1人で考え込んでいると、女性陣は何かを諦めたように首を振った。
「涼くんだからね〜……しょうがないよ〜」
「確かにそうっすね……」
「……しょうがない……ですよ……」
「みんなの気持ち、痛いほどよく分かったわ……」
「まぁ…そういうところも那月さんの良いところなんですけどね……」
か、勘弁してくれよ……
強引に乗り切るしかないか。
「それはさておき…さぁ、みんな! 焼肉行こうぜ!」
「そうだ! たくさん食べて、楽しむぞ!」
「那月くんはともかく、なんで雨咲先生まであんなにはしゃいでいるの?」
「大人にしかわからない苦労でもあるんじゃないんでしょうかね? 正直なところ、あまり分かりたくありませんわ」
「まぁ〜……あの2人は〜似てるところも多いから〜」
なんだかんだでみんな、いい人だった。
「さぁさぁ! お前らじゃんじゃん食べろ! そして飲め!」
「いや先生、それお酒です。飲んだらダメでしょ」
どうしてこうなった……
実は……年上キャラが、好きなんです!
みなさんは何キャラが好きですかね?




