球技大会
ゴールデンウィークの始まりに夏風邪をひき、楽しむことはできませんでした。
ちなみに今も治っていません。
早く治せるように頑張ります。
あと、早く投稿できるよう頑張ります……
今日は球技大会の日だ。
だが、俺の心は憂鬱でな…… 球技大会なんてお断りなんですよー!
だってもし、万が一にでも決勝戦まで残ってしまったら目立つことになる!
そう、球技大会のスケジュールを見てみるとバスケットボールが準決勝のとき、他の競技は決勝戦なのだ。
なんでも時間の都合上、仕方がないんだとか。
ほかの競技が終わり、1つだけ競技が残っているとしたらそこに人が集まるのは容易に想像がつく。
ならべくそれは避けたい。
そんな言葉と裏腹に球技大会の開会式が手早く終わってしまった。
校長、体育科の先生、選手宣誓と手際良く短時間で終わらせてしまったのだ。
組み合わせは全学年クラス関係なく当たる。
ちなみにバスケットボールのみ男子女子別れている。
唯一接触がありえる競技で、怪我防止のためらしい。
試合前にきちじょ…いや、佳香がやって来た。
「頑張ろうね〜! 涼くん〜!」
「佳香もな! とはいえ、俺は体力ないし目立つのも苦手だからな……」
「あ〜……でも〜、頑張ったら〜ご褒美あげるね〜」
「ご褒美? なんだそれ、食い物か?」
「食べ物じゃないよ〜! 楽しみにしててね〜!」
なんだろう、ご褒美って。
気になるけど、今は試合に集中しよう。
目立つのは嫌だとしても、初戦敗退はクラスの奴らに申し訳ないからな。
1試合目は1年生か……
頑張るか……
ゴールデンウィーク、休みなし




