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105:18歳に16歳

 実験台になった俺の教訓から別の部屋を借りて下着を脱ぎ、防具だけを着こんだ嫁たち。俺も無事に変化したかった。

 俺の身長はアリサの耳の頂上あたりで一番背が高くなり、一番チビから脱退出来たのだった。

 皆の変化は身長数cm程度だがカーラの胸が凄い事になった。

 アリサの大きさを追い越しちゃったよ。それでも若干小さくなったスーシーには及ばないが、弓射るの大丈夫かね。弦が当らないか心配だ。


「一番変化が大きいのはやっぱりテリよね、幼さが幾分無くなってカッコよくなったわ。あの兄さんたちよりイケメンね」

「カーラもすごいよな、胸がすっごく大きくなった」

「確かにそうですね。これでテリクンに愛されそうです」

「いやいや。前のままでも十分ですから、より魅力的なったと思って頂ければ幸いです」

「口調変わってるわよ、それにあんた、大きくしてどうするのよ」

「魅力的なカーラさんが悪いんですよ」


 立っちゃったのだよあそこが、生理現象ですから悪しからず。


「イチャイチャするのもその辺りにしておくのじゃ。もう一つ選択肢があるからの。時を止めるかじゃ、どうするかね?

 注意点が必要なのは五年に一度はかけなおす必要がある事じゃな。面倒なら年越しの際に毎回掛ければ忘れる事はないの」


 俺は止めてもらう事にするが皆は成長期も真っ最中だからな、各自の判断で良いだろ。


「俺は十八歳だからほどんど成長が終わた頃だけど、皆は後一年か二年か成長するぞ。どうするよ?」

「これ以上育ってほしくはありませんわね」


 とモミモミするココア。いざとなったら結構な硬さに成る防具だが、急な力を加えないなら結構柔らかいんだよな。


「俺の口出す事じゃないな」


 相談した結果、スーシーの強い希望により時を止める事になりましたです。


「なら明日じゃな、今日は無理じゃから出直してまいれ」

「いやいや、MPポーションありますよ」

「そこまでしてしたくないわい、明日と言ったら明日じゃ」

「了解です。では、明日朝にお伺いしますね、何か欲しいのありますか?」

「そうじゃな、此処の所甘い物を食べておらんのぉ」

「にゃるほど。それではこれをどうぞ」


 一種類毎に箱ごと提供した。ざっと十五箱ほどか。


「限度と言う言葉を知らんのか?」

「それでは待って下さい」


 以前十枚買った残りのバッグを取り出して【エターナルエンチャント/収納Lv4】を付与して中に放り込みマジックバッグを手渡した。


「このバッグでしたら時間経過しませんのでお好きな時にお好きな量を取り出して食べて下さい。では失礼しますねヴァルサル様」


 外には出たがまだ帰らないのだ。ヤヨイに詠唱を聞かせる訳にいかない。このまま取得可能か実際に確かめる必要があるからだ。


「今から取得可能か確認に行くぞ、クイン最大サイズで3人乗せてくれ。話して良いぞ、伝えるのを忘れてたわ」

「ちょっと待ちなさいテリ。ヤヨイはどうするのよ」

「詠唱は聞かせない。例え覚えたとしても発動は詠唱を端折るか無詠唱だけだ」

「まだヤヨイを疑ってるのね?」

「そういう事だな、重要だからこそ教えられない、サルーンとの取引でもある。

 なぜ最初から外したのか分かるだろ? 更に言えば、教えたら余計にヤヨイの監視を強化する羽目になる、言ってる事分るよな?」

「矛盾しているようで矛盾してないわね、そう言う事なら納得してあげる」


 こっちも重要だがレベル上げの経験値取得も一時外さないと駄目だな。俺の方が確実に上だったから対象として来たが、今は俺がステータスで負けてるだろうな。狩を開始して一月程度外すか、それでトントン程度にまでは差が埋まるだろ。

 こうして俺は比較的体重の軽いカーラを背中に、ココアを前に抱き抱える。クインにはアリサ、スーシー、サーシャを乗せて皇都の外へ低速で飛んで行く。

 到着した草原で地を擦る様に発動すると俺は問題無く習得した。見えないだろうと思って地面に向ける苦肉の策だ。そして唯一覚える事が出来たのはカーラのみだった。

 サーシャは既に試してるはずだよな、皇族なら試さないはずが無い。こうして皇宮へと戻り、ミスリルの箱に入っている魔導書の整理をするのだった。

 女帝としての務めが終ったサルーンと、その付き人ぽいサージを含めた皆で夕食を済ませ、応接室へと場所を変えて今後の予定も含めての話し合いだ。


「テリストは見違えましたね。見た時は誰だか分かりませんでしたが、面影があり何とかわかりました。受ける際にはお呼びしてほしかったですね」

「そこまで気が回らなかったなぁ、ごめん」


「早いか遅いかの違いでしかないから良いですよ。それで取得の方はどうでした? テリストは確定として、他の奥さんは?」

「わたくしのみ覚える事が出来ました」

「結構確立が低いから誰もいないと思ってたのにこれは朗報ですね。

 これで何時でも結婚式が上げられます。今は八月一週七日ですから、早くて来年中ね。直ぐに公表したとしても四月ね、余裕を見たら五月。それよりもテリストは奥さんと式を挙げていませんよね?」

「十歳の身で挙げれると思う? そりゃ無理ですって」

「なら一緒に挙げれば良いですね」

「良かった。俺も頼もうかと思ってたんだ」

「そうね。テリストは私たちを区別して扱わない事。これは重要よ、嫁たちを仲互いさせないでね」


 当たり前の配慮だな、だからこそ決めてほしい事がある。この場合は俺抜きの方が良いだろう。


「それは当然だね。そこでお願いがあるんだよ、色々な事を決めてくれないかな? 女性たちだけのルール的なのをさ、俺の気分で決めちゃうのは良くないよね? きっと偏ると思うから」

「あら、早速なの? と言いたい所だけど必要そうね、テリは席を外してくれる?」

「了解。それじゃクイン、部屋に戻ろうか」


『うにゃ~ん』


 部屋に戻ったは良いがする事が無い、クインを抱っこして横に成っているといつの間にか寝ていたようで、朝起きたら裸になったサルーンに抱き着かれる形で起きたのだった。





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