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この幻なる世界で  作者: ますからっと
 始まりの街と竜との邂逅
7/87

六話 挑戦

 待たせたな。


 とゆうことで、今回本来の予定を変更し、SILVER WEEK分を土曜にそして修正(ほぼ1からなので新しくストーリーの変わらないのを書いたのと同じになってます)して投稿します。

 ま、ある友人のせいなんですけど…


 1からと言ってもストーリーは一切変わらないので、安心してください。生きてますよ。


 このネタわかるかな…


 今まで、そしてこの六話のすべてのネタがわかった人は立派な廃人です。

 胸を張りましょう。


 今回あのネタ多いなと思った方、わたし今絶賛ハマってます。


 はいだらー!


 それでは

「んぅ?」


 身体が軽いな。それにここはどこだ?あの子は誰…?

 そうだった!おれ、今女だった!身体が軽いのもそのせいか!

 ところでおれは外でいまだに降り続けている雨の音で目が覚めた。どうせなら小鳥のさえずりとかが良かった。

 雨…長くね!?一日経ったよ!?もう!しかも寝る前から弱まってる気がしない。こっちに来てから雨、雨、雨だよ!!ふざけろ。


「さっきから何言ってるのよ。後、口調。戻ってるわよ。」


「え?ああ、うん。ごめん。」


「もういいから早く起きなさい。今日にはここを出るわ。昼ごろには止むはずよ。」


「セリーが早いんじゃん・・・」


「アノンが朝弱いだけ。ここじゃこの時間に起きるのは当たり前よ?それじゃ先が思いやられるわね…」


「わたし朝弱かったっけ?」


「そうなんでしょ?だってアノン、起きてからずっとぼーっとしてたわ。妹さんもそうだったんじゃない?」


「いやあ、そんなことなかったと思うけど…」


「ふぅん。ま、いいわ。雨が止んだら出発するから準備しといてね。」


「どこか行くの?」


「はぁ、あんたねぇ…昨日、わたしもあんたもお互いのために協力するってなったじゃない…だから、まずは近くの街に行くって言ったでしょ?」


「そ、そうだったね・・・」


「そうよ。寝る前だったから仕方ないかもしれないけど・・・」


「ごめん、ごめん。・・・ん?」


「?どうかした?」


「やっぱり何か聞こえない?」


「昨日のこと?だから気のせいだって…あれ?」


「ね?やっぱり聞こえるでしょ?何かはわからないけど・・・」


「確かに聞こえるけど…何だろ。」


「わたしは洞窟の奥から聞こえる気がするんだけど…」


「そうねぇ。早くこの洞窟から出た方がいいかも。」


「でも雨がまだ降ってるし…」


 ブルォオオオオオオオオオ!!


「「!?」」


「何?今の…」


「わからない…でも早く出た方が良い!!」


「う、うん」



「アノン!避けて!!」


「え?・・・」


 後ろに振り向いたとき、おれの目には信じられないものが映っていた。

 何あれ…オーク?馬鹿な・・・こんなのあり得ない。ファンタジーの世界にしか……

 

 この世界はゲームの中なんかじゃない!限りなくゲーム、SNOに近い現実だ。じゃなければ説明がつかない。


 この世界は本物なんだ・・・


「アノン!!」


 そっか。おれ死ぬんだ…こんなところで…オークなんかに殺されるんだ…



 目を閉じる前に見えたのはセリーが飛び込んで来て、オークからおれを庇うような様子だった。


「セリー!?」

「はぁ、はぁ、間に合って良かった。あんた馬鹿なの!?死ぬかもしれなかったのよ!?わたしのお母さん、一緒に探してくれるんでしょ!?生きて帰るんでしょ!?」

「そう…だね!!倒そう!あいつを!!」

「ええ。それしかないわ。わたしが引き付けるから後は頼むわよ!」


 えええ!?後は頼むってどうゆうこと!?おれが倒せって言ってんの!?

 無理無理無理!!いや、ナイフとか剣とか持ってたらまだ何とかなるけど、今弱腰だよ?何も持ってないのにどうやって倒すの!?まさかの格闘術!?C.X.Cなんてできないよ!?とゆうか格闘術で倒せるの?あいつ。

 否、無理。

 じゃあどうすんのさ!?魔法か?魔法なのか?

 

 残念。魔法、使い方わからない。使えるかどうかもわからない。

 わかった!!石を投げて倒せとゆうことだな!!


 投げてみた。結果


「ちょっ、届いてないじゃない!!」


 こうなった。

 もうどうすりゃいいんだ…

 

 その時信じられない、否信じたくない光景を見た。

 今までオークの攻撃を全て回避していたセリーが、後ろから出てきた二体目のオークに攻撃されようとしている。あの攻撃を受ければセリーはひとたまりもないだろう。つまり…待っているのは死だ。


「セリー!!」


 その時、おれの髪が銀色に変化し、淡く光ったような気がした。そして世界は時を止め、再び動き始めた。

 ある歯車を加えて。

 誤字、脱字等ありましたら、ご指摘ください。

 可能な限り修正します。

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