六話 挑戦
待たせたな。
とゆうことで、今回本来の予定を変更し、SILVER WEEK分を土曜にそして修正(ほぼ1からなので新しくストーリーの変わらないのを書いたのと同じになってます)して投稿します。
ま、ある友人のせいなんですけど…
1からと言ってもストーリーは一切変わらないので、安心してください。生きてますよ。
このネタわかるかな…
今まで、そしてこの六話のすべてのネタがわかった人は立派な廃人です。
胸を張りましょう。
今回あのネタ多いなと思った方、わたし今絶賛ハマってます。
はいだらー!
それでは
「んぅ?」
身体が軽いな。それにここはどこだ?あの子は誰…?
そうだった!おれ、今女だった!身体が軽いのもそのせいか!
ところでおれは外でいまだに降り続けている雨の音で目が覚めた。どうせなら小鳥のさえずりとかが良かった。
雨…長くね!?一日経ったよ!?もう!しかも寝る前から弱まってる気がしない。こっちに来てから雨、雨、雨だよ!!ふざけろ。
「さっきから何言ってるのよ。後、口調。戻ってるわよ。」
「え?ああ、うん。ごめん。」
「もういいから早く起きなさい。今日にはここを出るわ。昼ごろには止むはずよ。」
「セリーが早いんじゃん・・・」
「アノンが朝弱いだけ。ここじゃこの時間に起きるのは当たり前よ?それじゃ先が思いやられるわね…」
「わたし朝弱かったっけ?」
「そうなんでしょ?だってアノン、起きてからずっとぼーっとしてたわ。妹さんもそうだったんじゃない?」
「いやあ、そんなことなかったと思うけど…」
「ふぅん。ま、いいわ。雨が止んだら出発するから準備しといてね。」
「どこか行くの?」
「はぁ、あんたねぇ…昨日、わたしもあんたもお互いのために協力するってなったじゃない…だから、まずは近くの街に行くって言ったでしょ?」
「そ、そうだったね・・・」
「そうよ。寝る前だったから仕方ないかもしれないけど・・・」
「ごめん、ごめん。・・・ん?」
「?どうかした?」
「やっぱり何か聞こえない?」
「昨日のこと?だから気のせいだって…あれ?」
「ね?やっぱり聞こえるでしょ?何かはわからないけど・・・」
「確かに聞こえるけど…何だろ。」
「わたしは洞窟の奥から聞こえる気がするんだけど…」
「そうねぇ。早くこの洞窟から出た方がいいかも。」
「でも雨がまだ降ってるし…」
ブルォオオオオオオオオオ!!
「「!?」」
「何?今の…」
「わからない…でも早く出た方が良い!!」
「う、うん」
「アノン!避けて!!」
「え?・・・」
後ろに振り向いたとき、おれの目には信じられないものが映っていた。
何あれ…オーク?馬鹿な・・・こんなのあり得ない。ファンタジーの世界にしか……
この世界はゲームの中なんかじゃない!限りなくゲーム、SNOに近い現実だ。じゃなければ説明がつかない。
この世界は本物なんだ・・・
「アノン!!」
そっか。おれ死ぬんだ…こんなところで…オークなんかに殺されるんだ…
目を閉じる前に見えたのはセリーが飛び込んで来て、オークからおれを庇うような様子だった。
「セリー!?」
「はぁ、はぁ、間に合って良かった。あんた馬鹿なの!?死ぬかもしれなかったのよ!?わたしのお母さん、一緒に探してくれるんでしょ!?生きて帰るんでしょ!?」
「そう…だね!!倒そう!あいつを!!」
「ええ。それしかないわ。わたしが引き付けるから後は頼むわよ!」
えええ!?後は頼むってどうゆうこと!?おれが倒せって言ってんの!?
無理無理無理!!いや、ナイフとか剣とか持ってたらまだ何とかなるけど、今弱腰だよ?何も持ってないのにどうやって倒すの!?まさかの格闘術!?C.X.Cなんてできないよ!?とゆうか格闘術で倒せるの?あいつ。
否、無理。
じゃあどうすんのさ!?魔法か?魔法なのか?
残念。魔法、使い方わからない。使えるかどうかもわからない。
わかった!!石を投げて倒せとゆうことだな!!
投げてみた。結果
「ちょっ、届いてないじゃない!!」
こうなった。
もうどうすりゃいいんだ…
その時信じられない、否信じたくない光景を見た。
今までオークの攻撃を全て回避していたセリーが、後ろから出てきた二体目のオークに攻撃されようとしている。あの攻撃を受ければセリーはひとたまりもないだろう。つまり…待っているのは死だ。
「セリー!!」
その時、おれの髪が銀色に変化し、淡く光ったような気がした。そして世界は時を止め、再び動き始めた。
ある歯車を加えて。
誤字、脱字等ありましたら、ご指摘ください。
可能な限り修正します。