表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第1章:砂漠の星の踊り子

プロローグ

宇宙は広い。

本当に、途方もなく広い。

その広大な宇宙のどこかに、きっと自分の運命の人がいるはずだ。

そう信じて、今日もダイスケ・カトウは愛船フォーチュン号のコックピットで溜息をついていた。

「はぁ...今度こそ、今度こそは...」

コンソールに映る次の目的地の情報を眺めながら、27歳の賞金稼ぎは心の中で呟く。

砂漠の惑星アリディア。

賞金首のガンマン、「砂嵐のジェイク」がこの星に潜伏しているという情報を得ていた。

賞金は50万クレジット。悪くない額だ。そして何より...

「砂漠の星といえば、エキゾチックな美女がいるって相場が決まってるんだよな!」

一人コックピットで拳を握り締めるダイスケ。

身長175センチ、茶髪で顔立ちはそれなりに整っているが、なぜか今まで彼女ができたことがない。

いや、正確には何度かチャンスはあったのだが、そのたびに不運な出来事が重なって破談になってしまうのだった。

「よし!今度こそ、賞金稼ぎと花嫁探しを両立させてみせる!」

意気込むダイスケの前で、フォーチュン号の航行システムが目的地への到着を告げるアラームを鳴らした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ