第18話 過去の経験
栞の水泳の腕前は如何に!?
智穂「栞さん。水泳やったことあるの?」
栞「昔少し習ってたんだ。」
蓮「へー。多種多様ですね。」
颯太「ふふん!どうだ!すごいだろ!」
海斗「なんでお前が誇らしげなんだよ。」
そんな会話をしながら、私達は位置に着く。
智穂「25メートルを先に泳ぎきった方の勝ちね。」
栞「いいよ。」
颯太「じゃあ行くぞ。よーい、ドン!」
その合図と共に2人はスタートした。
智穂「(いくら水泳経験者でも、私は陸上部!体力は私の方が多いはずだし、ブランクだってある。私が負ける道理はない!)」
しかし、その瞬間
栞「ふぅぅぅぅ。」
智穂「(え!嘘!?)」
私が智穂ちゃんを抜き、そのまま加速する。
蓮「栞さん速!」
海斗「でもあのままのスピードを維持できるかな。」
栞「(このまま一気に行く!)」
栞さんがさらに加速する。
海斗「まじか!」
颯太「これぞ栞さんだ!」
そのまま私が泳ぎ切り、勝負は私の圧勝で終わった。
栞「ふぅ。疲れた。」
総司「お疲れ様です。」
栞「うお!総司くん。いたんだ。」
総司「せっかくだから見に来ました。しかし流石ですね。」
栞「えへへ。まぁ一応これでもいくつか賞を取ってるからね。」
智穂「そ、そうなんだ。」
その時、智穂ちゃんが遅れてゴールしてきた。
総司「おお智穂。お疲れ様。」
智穂「まさかそんな実力者だったなんて。完敗だよ。」
丁度その時、プールの休憩時間が来たので私達は荷物を置いた場所に集まった。
颯太「すごかったですよ、栞さん。」
栞「ありがとう。」
蓮「なぁ、この後はどうする?」
海斗「そうだな。あのウォータースライダー行こうぜ。」
蓮「お、いいな。総司も行こうぜ。」
総司「僕はいいよ。」
蓮「いいからいいから。」
栞「私も行こうかな。」
そして休憩時間が終わり、私達はウォータースライダーに向かった。
栞「いやー、こういうのやったことないから楽しみだよ。」
総司「そうなんですね。撮影とかでやらなかったんですか?」
栞「マネージャーがOKだしてくれなくて。」
総司「(まぁ普通はそうだろうな。)」
そんな会話をしてると、目的の場所に到着した。
栞「うわー、すごいねこれ。」
そこには結構な行列が出来ていた。
智穂「これは結構並ぶね。」
総司「僕が並んでるからみんな遊んできなよ。」
栞「いやいや、流石に悪いよ。」
蓮「うーんどうするか。」
そんな風に悩んでいる時、
人々「お、おい。あれってアイドルの夢咲栞じゃないか?」
「うわ、ほんとだ!生で見られるなんてついてるなー。」
「もしかしてこの列に並ぶつもりじゃないか?」
「なら早く道を開けないと!」
その時、前にいた人達が全員道を開けた。
海斗「うぉ、すご。」
蓮「まさかこんなに有名とは。」
颯太「栞さんなら当然だな!」
智穂「なんであんたが誇らしげなのよ。」
栞「み、皆さん気にしないでいいんですよ?」
しかし周りの人は引く気はないようだ。
総司「ここまでして頂いたのなら、ありがたく行きましょうか。」
栞「う、うん。そうだね。」
こうして私達はウォータースライダーの列をスキップできた。
スタッフ「次の方どうぞー。」
総司「誰から行く?」
颯太「そりゃもちろん、栞さんだろ。」
栞「いや、私は最後がいいかな。」
蓮「なら俺が先に行くぜ。」
そう言って蓮くんが先にウォータースライダーを滑っていった。
海斗「なら次は俺が行こー。」
智穂「次私ー。」
続いて海斗くんと智穂ちゃんが滑った。
颯太「なら俺が先に行くぞ。」
総司「じゃあその次が僕だね。」
栞「......」
総司「ん?栞さん。どうしました?」
栞「い、いや。来てみたら意外と高くてちょっと緊張しちゃって。」
総司「そうですか。」
颯太「ひゃっほー!」
そして颯太くんが滑り、次は総司くんの番になった時、
総司「栞さん。」
栞「?どうしたの?」
総司「何かあっても僕らが受け止めますよ。」
そう言って総司くんが滑っていった。
栞「...ふふっ。(全く、らしくないなぁ。)」
でも、それが嬉しかったのも事実だと思った。
栞「よし!行こう!」
そうして私は滑った。
栞「うぉーー!すごーー!」
私は意外と勢いがすごくてびっくりした。
栞「(でも、楽しーい!)」
そしてあっとゆう間に出口に到着した私は、プールに勢いよく飛び込んだ。
栞「ぷはぁ!」
総司「どうでした?栞さん。」
栞「楽しかったよ!」
総司「それは良かったですね。」
颯太「よーし、このままの勢いで遊ぶぞー!」
蓮・海斗・智穂「おー!」
こうして私達はそのまま夕方になるまで楽しんだ。
栞「うーん、今日は楽しかったね。」
総司「そうですね。誘ってくれて、ありがとうございました。」
栞「いいってことよ!」
まだ会って1年も経ってないけど、総司くんとは結構仲を深められている気がする。
智穂「そういえば、来週は夏祭りがあるわね。」
颯太「そうだな。来週予定ないなら行くか?」
蓮「いいなそれ。屋台巡りとかしたいしな!」
海斗「2人も来る?」
栞「行こうかな。花火もやるらしいしね。」
総司「夏祭り.......」
栞「?予定とかあった?」
総司「いえ、暇ではあるので大丈夫ですよ。」
栞「じゃあ決まりね!」
こうして私達は来週の夏祭りに行くことにした。
総司「(......腹を括るか。)」
次回
夏祭り編




