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time world peace  作者:
立志編
6/100

第五話 困ったわな…そうだ‼

「とりあえずさ、カールを倒すための武器とかってある?」

雄二は腕を組みながら

「あるっちゃある」

と、渋った顔で答えた。

「じゃあ何があるの?」

「一応次郎向けの武器、あるよ」

「それって何?」

「連射できるショットガンなら用意できるよ」

「うーん、それならそれ使うのと…」

次郎は腕を組みながら

(あの手を使えば、武器はとれるし、時山大帝国の味方が増えるかも)

と、考え、ひらめいたような顔で

「それだったら、味方を作りに行こう」

「次郎、味方なんて作れるのかぁ…?」

「一つ、武器工場を運営しているカールの下についてる組織、そこをさ、連射ショットガンを使って襲撃してみよう‼」

すると、雄二はニコッとし、

(次郎、なかなか物騒だが、面白い手を使おうとしているな…)

「よし、そうしよう、どうするかは次郎に任せる、実行するときになったら総務室に来てくれ!」

「了解‼」

と、返答すると、雄二はすっきりとした顔をして、

「よし、方針は決まり、解散!」

と、宣言をした。次郎は

「了解」

と、一言呟くと、席を「ササッ」と、立ち、食堂を後にした。その姿を見た雄二は、

「いい成長ぶりだな、次郎、まだまだ俺が鍛えて、あいつの行く末を見守ってやりたいな、でも、さっきの作戦ちょっと不安だから、今年時山大帝国に入ったあの若い子供を部下につけさせようか…」

と、つぶやき食堂を後とした。


自身の部屋に戻った次郎は、ベットに寝転がり、

「ふぅ…まさかの作戦会議だったとはなぁ…雄二さんも、そういう奇想天外な思いつき、さすがだな」

と、つぶやいた。

「さて、準備をやりますかぁ…」

と、ベットから起き上がった。そして、

「確か武器がある場所は…一年前に案内してもらったあそこだったよなぁ…」

と、武器を取りに自身の部屋を出た。そして廊下を走り、誰かとぶつかった。

「あっ、だいしょうぶですか?」

と、オレンジと赤の髪をしていた若い子供みたいな人に声をかけられた

「だいしょうぶですよ‼」

と、言葉を返して、ささっとその場を去った。

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