第四話 よし!作戦会議しようぜ!
「今食堂に行くのか?今は練習時間だぞ?」
「まあまあ、行こ行こ‼」
(はぁ…こいつは一体何を考えてるんだよ…)
俺はいまだに時山雄二の脳内を理解できずにいる。
「まぁ、息抜きにはちょうどいいか」
渋々俺は雄二についていく事にした。雄二に連れられ食堂についた。
「よし、オムライスを食べよう!食堂の人!オムライス二つお願いしまーす!」
「はーい!」
時山はオムライスを頼んだら、俺の眼をじっとみた。そしてぇ…
「お誕生日お めでとう‼」
「え?なんでそれわかったんですか?」
「だって、グリース倒す約束をした日、から正式に一年経ってるだろ!」
「あっ…」
そういえば俺、そんな約束をしていたという事を思い出した。俺は一応、母さんを目の前で殺した奴らを見返してやりたいという気持ちで特訓していた。それで俺のターゲットを倒す目標の心を忘れるところだった。感謝しないとな、と、思っていた時、雄二が、手を俺の眼の前で、「パン!」と、叩いて
「さて、実は食堂に来たの、戦闘の実践訓練をしてもらうと思ってたからねぇ…」
「その計画内容は?」
「それはねぇ、グリースという組織、話したじゃん」
「うん」
時山はそっから本題を言いたいかというような息の吸い込みをし、
「そのグリースという組織の下で動いている悪い集団、カール、そのボスを暗殺してほしい、どんな手を使ってもいい」
「正面突破でも?」
「うん、まあそっちの方が噂で「時山大帝国には強い怖い子供がいる」「ひぇー」というのが植え付けられていいけど、そのせいでグリースという集団が先に攻めてこられても困るんだよねぇ…こっちが先に攻めたいし」
僕は首を縦に振って
「確かにそうですねぇ…」
と、言った。そうしたら、
「一応、どう潜入するかは次郎に任せるよ、隙だらけだしな、ただ、そこのボスはかなり喧嘩が強い、だから暗殺失敗する可能性が高い、それを込みで考えてくれ‼」
「なるほど」
(うーん、あっ、いい事思いついたぞ!)
俺はその「いい事」を、実践してみる事にした。
どうも、砂です。いやぁ…寒い季節になってきましたね、それでも、毎日投稿頑張っていきたいと思います。