第二話 俺の能力とは?
「さあ、ついたよ、時山大帝国拠点に」
俺は飛行機の窓から時山大帝国拠点を見下ろしてみた。とんでもなく広かった、俺の家が十軒、いや、二十軒立っててもおかしくないほどの広さだった。
「すごい広いな」
「ね、広いでしょ」
いざ飛行機から降りたら、時山に自分の部屋に案内されて、
「君の部屋はここ、ちょっと着替えるの待ってるから、その服に着替えてね」
と、言われたので、俺は服を着替えた。そして、訓練場に案内された。
「改めて俺の名前を言うね、俺は、時山雄二、君は?」
「俺の名前は決まってねぇよ」
時山は腕を組んだ、そして、ひらめいたような顔をし、
「君は時山次郎、これでいい?」
「うん」
となった、つまり、俺の名前は時山次郎となったわけだ、
「次はどのようなことを目的とするか、言うね」
「時山大帝国は、このでっかい島、クニュ島、そして本島から三分割されたの、そこで、勢力が三分割されたの」
「時山大帝国と誰と誰?」
「グリースという組織と、デットという組織、この二つは凶悪な組織でね、住民は殺害されまくってんだ、それを止めたいの、僕はね‼」
「うん、僕もそれはさすがに見過ごせないね」
「ということでさ、今から特訓していくんだけど、時山君の能力について知っておきたいな、」
「能力って?」
「大まかに言うと炎とか水とかを表すよ、僕の場合だと、タイム・エンペラー、俺だけ動く速度を三十秒間めっちゃ早くすることができる能力と、ビーム・フレイム、炎のような青いビームを手から発射する能力だよ、能力は自分で心に問えば見えるよ」
どうやら能力は、心に聞けば俺の脳内の中で出るそうで、俺は一回試してみる事にした。
(俺の能力は?)
(あなたは暴覚人、それになった人が使える能力を伝えるよ 逃げ隠れ、三十秒間走る速度が速くなり、透明にもなる、変装、死んでいる人に変装ができる、炎を出せる、狙った相手にゾンビを召喚できる、暴れる覚醒者
暴走モードに入る事ができる、が、自我を失うためやめとくのがおすすめ、今のあなたのレベルでは命は保証できない
あと、復活地点を設定でき、ハートは今の残高三、復活地点をここに設定しておきますね、ちなみに、ハートは標的を決め、そいつを倒すことでハートが増えます、ただ、標的を狙うのは常に一人だけね)
「どうやら、足が速くなり透明になれるスキル、炎を出せるスキルがあるらしい」
(この三つは隠しといた方がいいな)
「了解、この二つね、(まあ何か能力まだ持ってそうだけど)よし、いっぱいトレーニングして、いっぱい成長しよう!」
どうも、砂です。毎日投稿、頑張ります、宜しくお願い致します。