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【未完】ペドロフ・チイチャイコスキーは改名したい  作者: 弓原
第1話:ペドロフ・チイチャイコスキーとひみつのようじょ
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吟遊詩人 1

 世界はエーテルで満ちている。


 人の営む地上は元より、天の彼方や地の底のみならず、妖精郷、魔界などの異界でさえも例外ではない。


 虚空(アーカーシャ)にも、天空(アーカーシャ)にも、人の呼吸アーカーシャにすらエーテルは満ち、全ての空間(アーカーシャ)で営まれる、ありとあらゆる事象はエーテルの中で起きていた。

 そんなエーテルのただ中で起こるありとあらゆる事象をエーテルは捉え、記憶していく。


 そんな世界(アーカーシャ)の事象の記録。人はそれを世界の記憶……アカシックレコードと呼んだ。




■ 序 ■


 天井を破壊しながら()()は見る間に巨大化していった。


 ピリィィィィィィィィィッ


 人間にはほとんど聞き取れない高い鳴き声と共に光が発せられ、当たった壁が粉々に吹き飛ぶ。

 異形の龍(ソレ)が広げた翼の向こう、空の色がみるみる別の色に塗り替えられていく。


金色(こんじき)……」


 誰かが呆然と口にした。

 それは金色としか表現のしようのない異次元の光を発していたが、それは光のように何かを照らし出すことはなく、ただ全てを金色(こんじき)に塗り潰していった。

 その様は光というよりもむしろ……


金色(こんじき)の……闇」


 騎士や冒険者、王やしきたり。そんな世俗の力では立ち向かう方策すら想像もつかない圧倒的に異質な存在。


 世界に遍く存在するエーテルさえも貪り食う()()に、世界を司る精霊さえも恐れ戦き、暴虐の限りを尽くす【金色(こんじき)の闇】を前に、誰もが為すすべなく立ち尽くしていた。


 しかし、その異形の龍を前に一人の男が進み出た。

 人としては大柄だが、龍に比すれば小さく矮小な一人の男。


 レベル1


 【鑑定】スキルに映し出される男の所持スキルは非戦闘系な上、そのレベルも最低レベル。到底この異常事態に対応できる力を持っているとは思えない。

 緊急事態に出没した目立ちたがりのお調子者に、人々は苛立ちを覚え、龍への恐怖を一瞬忘れる。


 パン、パン!


 しかし進み出た男は、臆することなく龍に向けて二度、手を打ち鳴らした。


 それは空気だけでなく、エーテルをも震わせ、恐れ戦く精霊達さえも、男に意識を向けた……向けさせられた。そして男に注目したのは精霊達だけではなかった。


 異形の龍、【金色の闇】すらも、全ての首を巡らせ男を見やる。


「我が真名()は“ペドロフ・チイチャイコスキー”!」


 苦虫を噛み潰したような顔でエーテルを震わす男のバリトンは、空気のみならずエーテルをも震わし、虚空(アーカーシャ)に広がり、世界に対し自らの真名()を宣告する。

 男と真名は不可分であり、真名を通してエーテルに記述された世界の記憶(アカシックレコード)と男の存在が強く結びついていく。

 ……たとえそれを男が厭うていたとしても。


 翼持つ異形の龍は男を注視し、男もまたその視線を受け止めながら、エーテルを震わすバリトンで鋭く命じた。


「ギドコ、ステイ、ハウス!」


 男は器に入った餌を示しながら、世界の在りようすら歪める異形の龍に立ち向かった。




■ 吟遊詩人 ■


 丘を越えた先は開けた下り坂となっており、見下ろす先には中央に王城を持つ城塞都市が見えてきた。カルケーネン王国だ。

 都市一つと近隣の村々だけだが、小さいながらも立派に一つの王国である。

 時刻は昼よりもは夕刻に近い時間帯で、入国審査の列もまばらであった。

 大荷物を背負った男は、慌てることなく丘を下っていき、列の最後尾に並んだ。


「すごい荷物」


 街の若者たちが、動物や魔獣などの獲物を担いで審査の列を次々追い越していく。この街を拠点としている冒険者達なのだろう。顔パスで市門をくぐっていく。

 半時ほど待ってようやく男の順番が回ってきた。


「でけえ」


 若い兵士の口から思わずそんな声が漏れた。


 男は、大男というほどではないが、それでも背は高めで肩幅も広く体は頑健そうであった。ゆったりとした旅装の中に隠れた肉体は、鋼線を束ねたようなしなやかさと強さを感じさせた。

 男を大きく見せているのはその荷物だ。

 背負っている背負子には、うずたかく荷物が積まれ、一見すると縦長の箱が歩いているように見えた。

 男は濃い金色の髪と髭によって顔の大半が埋め尽くされ、一見すると金の毛皮を持ったクマのように見えた。


「【鑑定】」


 若い兵士はステータスボードに映し出された男にピントを合わせスキルを行使し、アカシックレコードに記述された男の情報の読み取りがリクエストされる。


「通行証か身分を示すものは何かあるか?」


「『冒険者カードと紹介状があります』」


 もう一人の兵士の問いに、大柄且つ口髭顎髭に覆われた男の口からは耳慣れぬ言葉が出てきた。しかし、エーテルを震わせた男の言葉は兵士の耳に届くと正しい意味を伝えてくれた。


「言葉が違うのか。どこから来たんだ」


 鑑定によって自らの情報を覗き見られる違和感を感じるが、男はそれを無視する。これを拒絶すると鑑定が阻害され、入国できないか、最悪、投獄されてしまう。

 男は慣れた様子で冒険者カードと紹介状とを兵士に手渡す。


「ぶっはっ」


 横で鑑定していた若い兵士が吹き出す。鑑定スキルによってようやく男のステータスを閲覧できたのだ。


「あんた、そのナリで【吟遊詩人】かよ。【行商人(フリートレーダー)】かと思ったぜ。その上、レベル1とか、よく一人旅ができるな、ああん」


 うず高く荷物が積まれた背負子を指して嘲るように言う若い兵士。髭の男の外見から委縮していたが、明らかな格下と判り調子に乗っている。


「このカード、読めないな。おい、こっちも【鑑定】しろ」


 一方、若者の話に乗ってこない先輩兵士。若いのは少し不服そうにしながらステータスボードで異国の言葉が刻まれた男の冒険者カードの鑑定をリクエストする。普通ならば結果が出るまで数秒から数十秒かかる。


「紹介状は……ガット公国(隣国)の冒険者ギルドマスターか。名前と目的は?」


「『名はフィル。この国の冒険者ギルドに用事があります』」


「おい。嘘つくんじゃねぇぞ、〝ペドロフ・チイチャイコスキー”。【鑑定】と名前がちげぇぞ」


 名前:ペドロフ・チイチャイコスキー

 種族:ヒュー種(ピルグリム)

 レベル:1

 メインスキル:【吟遊詩人】

 心:7 技:7 体:7


 若い兵士のステータスボードにはそのように鑑定結果が表示されている。


「って、ことだが?」


「『私は真名(まな)ではなく、俗名のフィルを用いています。冒険者カードもフィルで登録しています』」


 不快そうに表情を歪めていた髭の男が静かに答える。


「……カードの鑑定結果は?」


 先輩兵士の言葉に、若い兵士がステータスボードに目を落とす。


「真名:ペドロフ・チイチャイコスキー。登録名:フィル。一致しています。顔も……髭でよく判んないっすけど一緒、かな?」


 自分の早とちりにに気づいた若い兵士は、冒険者カードに表示された登録者の顔画像と目の前の髭の男を何度も見比べ、正直に答える。


「『誤解は解けましたか?』」


「ああ、すまなかったな。それにしても言葉が違うってことは、ずいぶん遠くから来たんだな。吟遊詩人ってのも嘘じゃないようだ。そっちは荷駄か?」


「『ペット……まあ、荷駄みたいなものです。後二匹同じようなのが居ますが』」


 髭の男ペドロフ、またはフィルの横には大型犬ぐらいの大きさの獣が座り込み、大きな欠伸をしている。姿は大トカゲのようであるが、その頭はまるで亀のようだ。

 首には無骨な首輪が嵌められており、そこから魔法の物らしい紐が延び、その先は同じような首輪に繋がり、フィルの腰に下げられていた。


「他のってのは……ああ、紹介状にあるな。冒険者フィルとペット(または奴隷)3体。なんだこのカッコ書きは?」


 フィルは背中の荷物に慣れた様子で手を突っ込むと、驚いたように何かが飛び出してきた。


「妖精、か?」


 羽の生えた小さな女型?に兵士が思わずそう口にするが、よく見ると色々と違和感があった。


 妖精とは半肉半霊で神出鬼没、人の世に様々な悪戯をしかける困った存在だ。一番一般的なのは昆虫のような翅を生やした、身長30cmぐらいの姿だが、その種類は多く、妖精たち自身も自分たちの全貌を把握してはいないだろう。

 いま出てきた小さな女型は一見妖精に見えるが、その羽は蝙蝠のようなそれで、いわゆる妖精の翅とは異なっていた。また目つきも鋭く、服のあちこちが無意味にトゲトゲしていて、どちらかと言うと小さな女悪魔という方が相応しいだろう。

 そして小悪魔妖精の首にも無骨な首輪が嵌められ、魔法の紐がフィルの腰に繋がっていた。


 小悪魔妖精は怒ったように髭男(フィル)にドロップキックを浴びせるが、男の方に気にした様子もなく、そのまま荷物の中をもぞもぞと手探りで探し、ようやく何かを何かを摘まんで引っ張り出した。


「『うみゅう、おとーさん、ついたの?』」


 フィルが取り出した大きく欠伸する()()に、目の前の兵士や後ろに並んでいた他の入国希望者を初め、他の列を処理していた兵士たちも言葉を失った。


 天使のような、という形容すら不十分であり、美しいという言葉では到底言い表せず、カワイイという言葉すら本質を見誤っていると思わせる、異次元の美がそこにあった。


 首輪をつままれ、首つり状態になっているのに苦にすることなく、きゃっきゃとはしゃぐ()()は幼い女の子……幼女であった。

 柔らかそうな髪は金糸のごとくキラキラと光を反射し、そのくるくると変わる表情は見る者を釘付けにし、つぶらな瞳は金色に輝く、希少な宝石のようであった。


「お、おい、その(かた)は」


「『紹介状にある通り、三匹とも私の“ペット”ですが何か?』」


 思わず丁寧語になってしまった先輩兵士に、フィルは少し気取った感じで答える。


愛玩動物(ペット)、だと?」


 若い兵士が唸るように呟く。周囲からも、カワイイ、ひとでなし、hshs、うらやましい、殺してでも奪う、などの声が上がり、幼女の一挙手一投足に視線が集まる。


 男の腰に下げられた無骨な首輪から伸びた3本の紐は、男の言う三匹……眠そうに大欠伸をする亀顔の大トカゲと、落ち着きなく飛び回る小悪魔妖精と、この世の物ならざる美を形にしたかのような幼女の首に嵌められた首輪へと繋がっている。

 紐は魔法の物らしく、適度に収縮し、小悪魔妖精が縦横に飛び回っているのに絡まる様子がなかった。


「な、なんだ、これは! こんな子に首輪とか、なに考えてんだお前は! まるで家畜みたいに。これではまるでこの子がお前の所有物みたいじゃないか!」


 自分でも訳の分からない激情に、若い兵士は口角泡を飛ばしながら食って掛かった。


「おいおい、どうした、トータス。奴隷なんて珍しくもないだろ。特に最近は()()()()()が人気らしいし」


「奴隷……だと?」


 トータスと呼ばれた若い兵士は、初めて聞いた言葉であるかのように呆然とつぶやいた。


「『これは迷子除けだ。目を離すとどこに行くか判らんからな。ナカ。お前のカードを出せ』」


「『うにゃあ?』」


「こうやって、こう」


 フィルが膝をついてナカと呼ばれた幼女の手を取る。アチコチから上がる嫉妬の悲鳴。幼女の手を軽く振らせると、その幼い手の中に黒いカードが現れた。冒険者カードだ。


「その子も冒険者登録しているのか」


「『身分証兼迷子札としてな』」


 やはり読めないカードをためつすがめつ眺めてから、同僚の若い兵士に鑑定させようとして、先輩兵士の動きが止まる。


「……なにやってんだお前」


 ステータスボードを広げて、それを通して写し見た対象の情報を知ることができる【鑑定】。そして今、若い兵士トータスは“ナカ”と呼ばれた幼女にそれを向け、繰り返し鑑定するとともに、拡大し、その画面をなめるように凝視していた。

 トータスだけではない。カシャーカシャー、と【撮影】スキル特有の音があちこちから響き、ポーンというレアスキル【動画撮影】の発動音も聞こえてきた。


「おい、トータス。仕事しろ」


 若い兵士は先輩に叱られ、後頭部をひっぱたかれるが、聞く耳を持たず、ステータスボードを凝視し続けながらブツブツと独り言を言っている。


「くそ、【撮影】スキルをなんで俺は持ってないんだ。くそ、くそ。このナカちゃんを見ていいのは俺だけだ。俺以外は見るんじゃねぇ、くそ、くそ、くそ」


 あからさまな盗撮(鑑定)をする若い男を、幼女ナカはじっと見つめ返した。


「ぐはっ、天使!」


 正面から自分を見つめる金色の瞳にトータスの心臓は止まりそうになる。

 すると幼女の桜色の唇が動いた。


「『ちんぴら』」


「『こら、失礼なことを言うな』」


 フィルが幼女を吊り上げて叱りつけ、幼女がぷーっと頬を膨らませる。

 幼女が不機嫌になったことにトータスの心にどす黒い感情が沸き上がる。気安く“俺の”ナカちゃんに触れ、またナカちゃんをぞんざいに扱うことがどうにも我慢ができず、トータスは髭面の男(フィル)を睨み付ける。


 しかし当のフィルは、そんな視線など気にも留めず、猫の子でも摘まむようにして幼女をもう一人の兵士の前に差し出した。


 幼女が差し出される様子に、幼女をもらえる、と意味不明な勘違いをし嫉妬に狂いそうになったトータスだったが、先輩兵士が黒い冒険者カードに表示された顔と幼女を見比べだしたのを見て、少し我に返る。


 そんな使い物にならない若い兵士(トータス)に頼ることは諦め、先輩兵士が幼女(ナカ)の冒険者カードを検分する。カードは本物そうだし、顔は当人の物で間違いないので、内容は読めずとも問題はないだろう。


「あー、そっちのトカゲは家畜扱い、奴隷1。妖精は……あー、妖精なんてどこにでもいるし、管理もできねぇから普通は無視なんだが、あんたのペットだっていうなら、家畜……いや奴隷、どっちだ? まぁ高い方に合わせときゃいいか。自由民1、奴隷2、家畜一匹で滞在税は銀貨1枚、小銀貨5枚。滞在期限は10日間」


「『公国銀貨でよいかね?』」


「受け付けるがその場合は小銀貨3枚上乗せだ。冒険者ギルドに登録すれば滞在税は免除されるが、今度は人頭税がつく」


「『承知した。ではこれで』」


 フィルは兵士に銀貨1枚と小銀貨10枚を手渡す。


「『釣りは取っておいてくれ』」


 幼女の魅力に惑わされることなく職務を全うする兵士に、フィルは穏やかなトパーズの瞳でそう告げた。銀貨を必要分選り分け、残った小銀貨2枚を手の中で玩ぶ兵士。

 因みにもう一人と1枚づつ分けるという選択肢もあるが、トータスは先ほどから幼女に夢中で、全く仕事に戻る気配がない。


 兵士はそのまま小銀貨2枚を自分の懐にしまいながら手形をフィルに手渡す。


「『ついでにいい宿があったら教えてほしい。できれば風呂付きで』」


「風呂付きなんてどこのお大尽だよ」


 小銀貨を一枚投げ渡すフィルと、素早く受け取る先輩兵士。


「風呂付宿なんて貴族ご用達ぐらいしかねぇよ。その筋の紹介が無ければ敷地内に入ることすらできねぇ。でもこの辺は水が豊富だからまともな宿なら洗身場ぐらいあるから、それで我慢するんだな。この通りから一本右にずれた通りをまっすぐ行きな。右手にメガイモ焚いてるマリアーヌって女がやってる店がある。あと宿じゃあねえがお湯に浸かれる浴場も何件かあるから場所はマリアーヌに聞きな。但しこっちはちいっと値は張るがな」


「『恩に着る。落ち着いたら一杯奢らせてくれ』」


「期待しないで待ってるぜ」


 兵士の言葉を背に、髭の大男と幼女と大トカゲと妖精の一行はカルケーネン王国に入った。

 大荷物を背負った外国人を見送った先輩兵士は一転、後輩の若い兵士を叱りつけた。


「……おい、トータス。お前もちゃんと仕事しろよ、俺にばっかやらせやがって。おい、聞いてるのか、おい!」


 しかし衝撃を受けたように視線を落とし、一人ブツブツと呟くトータスの耳に、先輩兵士の言葉は届いていないかのようであった。




■ガジェットTIPS

真名

 親が子に付ける名とは別に、初めてアーカーシャに接続した際に世界(アーカーシゃ)から名付けられる名がある。前者を俗名、後者を真名(まな)と呼ぶ。

 アカシックレコードに記述された存在を示す名であり、世界を司る精霊らに対しては俗名ではなく、真名による呼びかけが必要となる。

 真名は意志ある生物にだけ付けられ、例えば地名や国名などは、人が名付けた名がそのままアカシックレコードにおける名となる。

 真名を他人に知られても特に不利益はなく、俗名を幼名とし、真名を得るとそれを名乗るというしきたりを持つ文化がある一方、真名で呼ぶのは親しい者の間だけとしたり、他人に教えてはならない禁忌とする文化圏もある。

 いずれの場合も、真名は世界(アーカーシャ)と人とをつなぐ重要なものであり、不用意に呼べばトラブルに繋がることも多いので、注意が必要だ。


 テーマが身の丈に合っていない気もしますが、何事もトライトライw

 1時間後に次話投稿いたします。

 前作『底抜け姫~魔力袋の底が抜けた姫は魔法世界でチートできるのか~』もお読みいただければ幸いです。

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