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奇妙なこの世界に

作者: 秋葉竹



紐がぶら下げる

くだらない悩みごとを

ぐだぐだの

ウルウルの

下心とかといっしょにして

ちょっと乱暴に巻きつけて

七色シンフォニーを

吹奏する

へんな好きもあったりして


ステーキが大好きって

海が見える喫茶店が落ち着くって

なんだか不思議だけど

こっちは鰹のタタキが大好きで

駅前のマクドナルドが落ち着いたりする


どっちがどっちで

好きの感覚もいまいち

よくわからないけれども

心を開いてちゃんとみつめあえる

そんな存在だったらいいのに


これが

不可解な

消失だってりするのかな

心さみしい

ひとりきりの夜に

味わうことがあるらしい


裏切りだって

ぜんぜん許すから


どこかの街までふたりきりで

星の瞬きをみるために

それは

山でいい?

たどり着くあてもなく目的もなく

ただ

心配だけはかけたくないから



糸が星をぶら下げる世界に

おもちゃみたいな神さまは

ウキウキと

ワクワクと

下心だけギンギンに

ちょっと大袈裟に騒ぎたてて

七色の翼をけんめいに

羽ばたかせる

バカな天使もいたりして



いま想い出せるのは

生きてゆくことに関しての言い訳

そんなバカみたいな言い訳して

すべておっけーって

想いたかったんだ


なにもなくても

しあわせだけはあった

冷たい雨がふって泣きたくなっても

くだらない最後の夢を棄てても

しあわせだけは

あった

絶対


そこだけは

ゆずれない感覚なんだ

じゃなきゃ

死んでもいいくらい


うん

絶対に

ゆずれない











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