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Magia ~楽園の魔法戦士~  作者: 紫苑
7/10

迷い込んだ森林の図書館

星ノ宮蜜柑(ほしのみやみかん)の紹介


誕生日:11月11日

誕生石:トパーズ、シトリン

星座:蠍座

血液型:O型

性別:女

属性:雷

武器:ブーメラン

身長:155cm

体重:44kg

スリーサイズ:83(E)・55・82

利き手:右

趣味:友達を誘ってカラオケ

特技:歌やダンス

得意な教科:英語

苦手な教科:数学

好きな食べ物:柑橘類全般、カレーライス

嫌いな食べ物:今のところ無い

好きな異性のタイプ:何だかんだで自分を気に掛けてくれる人

休日の過ごし方:音楽関係の番組を観る

家族構成:父、祖父

イメージ曲:鏡音リン、鏡音レンの『リモコン』

イメージキャラクター:メカクシティアクターズの如月モモ(大体の外見&巨乳)、アイドルマスターの星井美希(大体の性格)、Yes! プリキュア5の春日野うらら(好物がカレーライス)

イメージカラー:黄色

キャッチフレーズ:痺れるくらいに魅せてあげるっ!


概要


『Magia』の登場人物及びサブヒロイン。緊張していた桜の自己紹介を盛り上げ、彼女を助けた明るい性格の新人アイドル。桜と茜に事情を説明され、"魔法戦士"の存在に興味を示してはいたが、断っていた。しかし、二人が戦っているのを見て自分も力になりたいと言う思いに応え、覚醒した16歳の少女。二番目の仲間。

一方、その頃。


ピョコピョコ、と住宅街で家の屋根に飛び移りながら移動する水色の物体及びスライムが一匹。

とても慌てふためいている様子で何かを探している様だった。


「魔法戦士は何処にいるキュ~!?」


忙しなく屋根へ屋根へ時には電柱へと飛び移りながら、移動をするスライム及びセラフィ。彼はその動作を繰り返しながら辺りを見回していると急に電柱で移動するのを止める。

プルプル、と震えており愛嬌のある何処かとぼけた顔が恐怖に怯える表情へと変わる。

彼の視界に捉えたのは少し先の電柱に立つ黒のロングコートを着て両手をポケットに入れている黒髪の少年の姿。

少し風が強いせいで特徴的な黒のロングコートが強めの風で揺れてその姿をより印象付ける。

セラフィの視界に入ったのは、おおよそこれが原因だろう。

少年はこちらに気付く事無く、高い電柱から下を見下ろしているが何処となく隙の無い、冷淡な印象で溶け込めない、或いは溶け込まないものを感じる。

その見下ろす目は鮮血の様に紅く、鮮やかだが何処か激情と怒りを感じさせる。

少年は眉一つ動かさず、口も開きはしない。

ただ、下を虚無的なまでに見つめているだけだった。

セラフィはこちらには気付いていないだろう、と確信した後に移動を再開した。


「……ん?」


屋根へまた屋根へピョコピョコ、と移動する青い生物の存在に気付いて、少年は疑問の眼差しで体と目をそちらの方へと向ける。

セラフィは少年が自分の存在に気付いているなどと知る由も無く、ただ民家の屋根を飛び移るだけだった。


「何だ? あの水饅頭は……」


いずれにしても今の自分には関係無いだろう、と自己解釈し元の向きへと戻りながら、何か急いでたし助けてやろうかな? とも考えた。

しかし、確実に逃げられそうなので無駄足だろう、と諦めにも似た思いで天を仰ぎ見た。


in・捩れの空間。


「きゃああああああああアアアアアアアアッ!!!」


光の扉らしき物に強制的に吸収されて相変わらずの凄い悲鳴を発しながら、何処かへと連れていかれる桜。

それにしても、その気になれば普段そんなに大きい声を出さない人でもここまで出るのだから不思議なものである。


ダンッ!!


「いったぁ……!」


人体が地面に激しく叩きつけられる音が響く。

桜が主に感じた痛覚の部分は胴体の衝撃であり、痛い、と言いながらそこの部分を擦って撫でる。

叩きつけられた衝撃で意識も一瞬飛ぶかと錯覚したが、特に問題は無かった様だ。

うつ伏せの状態になっていた桜だが、そろそろ辺りを見渡す為にも起きよう、と痛む体に鞭を入れる様にして四つん這いの姿勢になりながら右足を地面に引っ掛けて立ち上がる。


「……凄いっ!」


目に見えた景色に彼女は驚きを隠せず、感嘆の言葉が思わず漏れた。

視界に広がるのは美しい自然の風景を感じさせる緑。

辺り一面、右を見ても左を見ても生い茂る巨大な樹木の数々だが、時折見える木々の隙間から暖かい日の光が差し込んでいる。

それだけでなく、無数に浮遊する丸い光がこちらを出迎える様に優しくピカピカ、と光り輝く。

童話で見る様な不思議な世界観に登場する妖精や精霊を思わせる。

そんな自然に満ち溢れた不思議な場所を堪能しながら歩を進めていく桜だが、ここで気付いた事があった。

少し遠い場所だが、真正面にある木々が本棚の様になっていてそこにはたくさんの本が並べられていた。

それを見つけると、桜は目を輝かせながら真っ直ぐに向かっていく。


「……凄い数の本だなぁ……。ん? でも、これってさっきの本と……」


そう呟きながら、図書室で最初に手に取った分厚い赤い本を取り出す。それを本棚に入れると、その分厚い赤い本が光り出す。

それに驚いて、本を手に取ったまま地面に落としてしまう。


「……また、光った」


学校の図書室で体験した様な事と同じだった。


「キュ~ッ!!!」

「セラフィっ!?」


驚きの形で見かける事となった。

ホームルームでふと窓の外を見かけた際にもいたが、これで3回目だ。

声が聞こえたので、本棚を覗いて見てみればこちらとは違う場所でピョコピョコ、と飛び跳ねる水色のスライム及びセラフィの姿。


「魔法戦士は何処にいるキュ~ッ!?」


そんな事を言いながら、ピョコピョコ、と。


「どうなってるの……?!」


どうにかして、セラフィがいる場所へと行けないだろうか、と思いながらもう少ししっかり姿を見ようと本を右へ動かして、一段下の棚に並べられている本を左へ。

そして、最後に右手と左で一気に退かす様にして本を動かした。

それが鍵となったのだろうか?

ランダムに数々の本がパカパカ、と光って図書室で起きた事と同じものを感じさせる。

再び謎の空間への扉を開いてしまった桜は有無を言わさずに吸い込まれて、悲鳴を発しながら別の場所へと連れて行かれる事となった。


イメージキャラクター全員がアイドルで黄色と言うキラキラした経歴を持っています。

明るく、テンションの高いメンバー内でのムードメーカー的な役割の彼女です。正直、性格とかで見たら桜より蜜柑の方がより主人公に近いのではないかな? と思います。

ちなみにYes! プリキュア5では、青ではなく黄色の子が好きです。今見てみると、この作品は変身時間が短いと感じますね。でも、その方がスッキリしていて良い気がする。

水無月かれんさんは性格がキツいのと仲間になる前が少女漫画に出てきそうな嫌味な感じのお嬢様っぽいキャラなのであんまり好きになれません。何か、「出来て当然でしょ」みたいな感じがあるんですよね。

反面、スマプリのれいかさんは優しい性格でしたね。プリキュアの事説明されても「ハァ?」みたいな感じで接してなかったしね。くるみは妖精の時はクソみたいに生意気で嫌いでした。あんまり、主人公の女の子を馬鹿にするキャラクターは好きになれません(セーラームーンのレイちゃんはOK)。乙女ゲーでもそうですし、主人公が馬鹿にされたままで反論しないとよりイラつきます。

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