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Magia ~楽園の魔法戦士~  作者: 紫苑
6/10

本棚で見た光の扉

火ヶ里茜(かがりあかね)の紹介


誕生日:7月7日

誕生石:ルビー

星座:蟹座

血液型:B型

性別:女

属性:炎

武器:槍

身長:159cm

体重:47kg

スリーサイズ:82(C)・57・80

利き手:右

趣味:スポーツ全般

特技:中華料理

得意な教科:体育、家庭科

苦手な教科:物理

好きな食べ物:エビチリ

嫌いな食べ物:椎茸

好きな異性のタイプ:クールだけど、私の前では優しい人

休日の過ごし方:適当に体を動かしたり、買い物に行ったり

家族構成:父、母、兄

イメージ曲:KARAの『STEP』

イメージキャラクター:魔法少女まどか☆マギカの佐倉杏子(赤髪ポニーテール&武器が槍)、Yes! プリキュア5の夏木りん(スポーツ万能なツッコミ役)、アマガミの棚町薫(姉御肌)

イメージカラー:赤色

チャームポイント:ポニーテールとシュシュ


概要


『Magia』の主要人物及びサブヒロイン。桜に事情を説明され、最初は断っていたもののバレーボールの試合を応援してくれた桜を見て"魔法戦士"へと覚醒した16歳の少女。桜の最初の仲間。

「じゃあ、春ヶ野さんの席は……」

「ハイハーイ! 私の後ろ空いてまぁ~す!」


女性の教師が席を探していると、その教師と桜に向かって開いてる席の場所を言いながら二人に向かって大きく手を振る蜜柑。

相変わらず、恥、と言うものを恐れないくらいに堂々としている。


「そうですね。春ヶ野さんの席はあそこです」

「はい、分かりました」


教師が落ち着いた様子で春ヶ野桜に席を示して、座る様に促す。

桜は素直にはい、と返事をして一番前の黒板の場所から、その示された席へと移動する。

蜜柑も手を振っているので、とても分かりやすかった。

その席へと着いた桜は蜜柑に対して、挨拶をする。


「宜しくね、星ノ宮さん」

「こっちこそ、宜しくね!」


桜の宜しく、の申し出に明るくキラキラした笑顔で返す蜜柑。

こんなちょっとした一言の挨拶を終えると、蜜柑は前へと向き直る。


「それでは、ホームルームを始めます」


女性の教師は教室中にこう宣言して、ホームルームへと取り掛かり説明していく。


(あ~、緊張したぁー……)


先程の自己紹介は桜にとって、良い意味で印象的だった様子でありこの事を帰ったら両親に話そう、と思いながら彼女は顔を綻ばせながらふと窓の景色に目を向けた時の事だった。


「早く魔法戦士を見つけるキュ!」


窓から見えたのは外の屋根へと飛び移りながら移動をする学校で出会った謎の生物こと水色のスライム及びセラフィである。

あんな風に移動するのか、と思いながら一体何をしているんだろう?と疑問を思い浮かべながら教師のホームルームを聞いていた。


キーンコーンカーンコーン。


授業の終わりを告げるチャイムの音が校内に響き渡っていた。

生徒達は筆記用具や授業の持ち物などを学校の鞄に入れて、準備が終わると教室を出ていく。

桜もそれは同じで鞄のチャックを閉めようとした時、前の席の蜜柑に声を掛けられる。


「もう帰るの? せっかくだし、学校の中とか案内していくよ?」

「ありがとう。でも、星ノ宮さん部活でしょ? 私は一人で大丈夫」

「そっか。じゃあ、また明日! バイバイ!」


桜は蜜柑が近い時間に部活があると思い、彼女を気遣って丁寧に断るとそれもそうだね、と返して蜜柑はさようなら、と返して鞄のチャックを閉め終わって席を立つ桜を見送った。

桜は教室を出て、ホームルーム中に窓を見た時にライムがいた事を思い出した。

夢じゃなかったんだ、と彼女は今朝起きた出来事が夢ではなく現実だと言う事を再認識した。

もう一度、会って話をするべきだ、と考えた彼女は転校初日に右も左も分からない学校を探検してから帰ろう、と決意する。

まずはすぐ近くにあった音楽室を見つけ、そのスライド式のドアを開けると色々な楽器が棚に置いてある。

それを見渡すと彼女は次の場所へと移動する。

来たのは理科室。独特の薬品の臭いとそれぞれの机に水道が設置されている。

黒板がある前の方には薬品が置かれた棚があり、実験で使う様なエタノールや酢酸カーミン液の様な物だろう、と判断出来る。

とりあえず、見渡すとライムはここにもいない。

階段を上って、三階へと移動すると図書室があった。

利用している生徒がいない為、実質上そこにいるのは桜だけだった。


「誰もいない……」


誰もいないなんて、何だか不思議、と思いながら歩を進めていくと遠くの正面の本棚に置かれている分厚い本が光っているのを見た。

少し早歩きで歩いて、その本棚の前へと移動する。


「何……?」


一冊の本を手に取ってみると、本が光っているのではなく本棚の奥が光っていると言う事を理解すると一冊の本を取った事で空いた隙間に手を入れて、残りの本を右へと動かす。

しかし、光が消えてしまい疑問に首を傾げていると舌の本棚の奥が光り出した事に気付く。

桜はしゃがむと本同士の隙間に手を入れて、今度は残りの本を左へと動かすがまたもその光が消える。

だが、先程の右に動かした所がまた光っていたので腰を上げると今度はその隙間に両手を入れて退かす様にして左右同時に動かした。

すると、桜の前の本棚中が強く光り出した。


「え? 本が光ってる? 扉が……」


まるで、光が扉の様な形へと変形して桜を出迎える様に光り続けるが彼女は驚くばかりで歩を進めない。

それなのかは分からないが、光の扉は強い力で彼女を吸い込んで強制的に彼女を扉の中へと連れ込むのだった。


「きゃああああああああアアアアアアーーーーーーっ!!!」


その際に発した甲高い悲鳴は誰にもいない図書室内では知られる事無く、彼女は誰にも気付かれないまま図書室の中で消えた事になってしまうのだった。


戦う女性キャラクターの髪型はやはりポニーテールが最高なのではないかと考える今日この頃。

サバサバしていて、姉御肌な気の強いキャラクターですが、ヤンキーかぶれの様なクール系イケメンに弱い子です。おそ松さんで例えるなら、F6で言う次男辺りが好みでしょう(いや、アレは俺様系か)。

そんな面食いな彼女ですが、残念ながら男運はあまり良くありません。同性にはモテるのにね。

尚、筋肉フェチの気があります。

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