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邪神転生外伝~地獄の食いだおれ街道~  作者: 01
最終章 新大陸デロール編
72/83

影走る

―――――



 視界に移る複数のスクリーンを切り替えながら、ハックした無人機へのマクロを設定する。

 武器らしい武器は弾切れなので偵察にしかならない。

 俺は腕を上空へ上げて後方の味方に指示を飛ばすと無人機の音に引き寄せられた、魔物達との戦端を開いた。


 眼前に広がるのは占拠した砦に我が物顔で屯す魔物達。

 まるでスチロールのように崩れ落ちたコンクリートの瓦礫の欠片が微かに文明の痕跡を残す。

 空に広がる青空ではハゲワシが周回しながら、どちらかが倒れた後の死肉を狙ってか、上空で執拗に旋回を続けている。


(魔物の数が異常過ぎる。そりゃ圧される訳だな)


「タウ、すごい数です」


「アーミテイジ伍長、タブレット、言葉通じてる?」


「あぁ問題ねぇよ、キティキャット」


 アーミテイジが軽口を交えながら返答するとパティはタブレットを彼に渡した後、ジト眼でこちらを見てきた。

 いや、今のに俺は関係ないでしょう。


 おっと、そろそろ魔物の先頭が鉄条網に入ったようだ。

 魔物達は障害物に手間取りながらも先へ進もうと躍起になり渋滞を起こしている。


「それではメアお嬢様……お願いします」


「あちまれ!」


 メアが甲高い声を上げて魔物達に命令すると彼女が指した地点へと魔物達が集まろうと、次々に積み重なっていく。

 座標入力完了。 手始めに一発ご挨拶だ。

 衛星から発射されたタングステン弾芯が宇宙から降り注ぐと魔物達の集団をたちまち肉片へと変える。


 激しく吹き上がる砂塵が風に吹かれ視界が開け、其処には穿たれた巨大な穴を地面に作り出していた。

 対衝撃体勢を取っていた仲間達は再度装備の点検を行い銃のコッキングレバーを引き起こすと、施設内に突入する部隊を援護する。


「何だか真面目に戦ってたのがバカバカしくなってきたな。タウ……ソイツは後何発ぐらい撃てるんだ?」


「現在コントロール権限を得ている衛星を合わせると、弾数そのものは57発程度ですね」


 俺がアーミテイジの疑問に答えると、彼は口笛を吹きながら感心した様子で、隊員と共に前へと進み始めた。

 打ち漏らしたゴブリンがアーミテイジのM-14の7.62㎜弾の餌食となり。

 ギルドメンバー達もMH-1を手に持ち、中型の掃討を手早く終わらせる。


「10時方向クリア。こちらミュレー、ジャックそちらはどう?」


『こちらジャック、建物内の敵は全部掃除したぜ』


 ミュレーがウェアラブル端末でジャックからの通信を受け取ると建物周辺を取り囲み、周辺から寄り集まってくる魔物達に警戒する。

 偵察情報をタブレットで眺めていたリマが俺に視線を移すとハンドサインで待機命令が送る、作戦行動を終了する。


「ここも酷い……」


(しんがりに残った隊員達の遺体だな)


 最後まで乱戦になっていたのだろうか? 砦内部の壁には幾つもの銃痕が見える、遺体の欠損も激しいようで五体満足なものすら一つもなかった。

 建物内に取り残されていた遺体を海兵隊の隊員達が手早くボディバッグの中へと収納する。


 ここにも僅かだが弾薬が残されていた。

 橋頭堡となる拠点を開放しながら少しずつではあるが、目的地へと近付いている。


「アーミテイジ、大体ここでどの辺りだ?」


「ここは丁度シアトルだな、この後に南へ向かってチャールストンとコロンバスを経由、デトロイトへ向かう」


「扇状に前線を押し上げていく訳か」


(衛星情報ではヨークタウンに魔物の大軍の姿を捉えている。ここは避けて行きたい所だが……)


 拠点内の遺体の運び出しが終了すると後続の本体が到着し施設周辺の護衛へ着いた。 

 ギルドメンバーは体を休める為に簡易ベッドの上へと身を投げ出すと周辺に兵士達がいる事も構わず、不平不満を口々に漏らす。


「馬車があるとは言え流石に厳しいわぁ」


「飼葉は荷台に積んだ分しかありませんから、どこかで代用物を探す必要があります」


(自動車でも残っていれば楽なのだがな)


 ダリアが窓の外にいる馬を心配げに見守るとリマとメアは互いに積み重なりあいながら、いびきを立てて寝台の上で眠り始めた。

 ニューヨークを出てから移動を繰り返しで気が張っているからか、疲労の度合いも激しいようだ。


 ……エグゾスケルトン“HERO”の無反動砲が発射されると1.3㎞先にあるヒュドラの肉体が弾ける。

 こう四方八方から来られては弾丸がいくらあっても足りないな。

 メアの能力を全体に展開すると俺の補助脳が映しこむ、メニュー画面にノイズが走った。


「メアちゃん、頑張って!」


「ん~~~……ぱひっ!」


「うぉぉぉっ! こっちにくるっすよ!」


(流石にこの量だと制御しきれないか?)


 シアトルの軍事施設へ向かう最中、迂闊にもヨークタウン周辺に集結していた魔物の軍勢に捕まってしまった。

 大型や中型の魔物も多い為に小型の魔物を掃討するまでの手が回らない、激しい銃撃音が鳴り響く中で情報を元にメンバーへと指示出しを行う。


 中型の魔物に10㎜チェーンガンを優先的に浴びせると、大型の反応をつぶさに確認する。

 メアの能力も無制限という訳ではないのか?

 俺が無人機を遠隔操作するのと同じような感覚なのだろう、だが視界に入っている敵だけは無意識でもジャミングが効いているようだ。


「リマ、メアを連れて後退して視界を広く取って下さい。ミュレーは護衛に……パティ!」


「オッケー! ダリア、ジャック両名付いてきて。リマ達が下がるのを援護するわよっ!」


「了解!」


 パティがグラディウスを振るいながらもう一方の腕でMP5を撃ち鳴らすと、次々とゴブリンの死体の山が築かれる。

 ジャックは飛び掛ってくるバグベアの群れをツーハンデットソードを携え回転しながら切断。

 振るう円の外側へとバグベアの体を弾き飛ばした。


 ジャミングの効果でも同種族では同士討ちが発生しないらしい。

 それを先んじてか同種族同士で魔物が編成されているようだ。


 魔物のアナライズ情報にも所属が表示されている。

 ALW-300の差し金としか思えない……だとするなら、どこかにナイトメアが居る筈に違いない。


(表示される情報量が多過ぎる)


「アーミテイジ、ナイトメアが周辺に居るかわかるか?」


「ヤツの視界に入ると電子機器にノイズが走る! 近付けば分かるさ!」


 こちらにもメアが居るからその手段では判別できないな、視線を動かして魔物の中から比較的統率の取れた集団を発見する。

 N-133でも見かけたゾンビの群れか……そこに目掛けてすかさず対戦車ロケットと10㎜チェーンガンを撃ち込む。


「魔物達の動きが変わったっすよ?」


「タウ様、魔物達が逃げていきます!」


(どうやら当たっていたようだな……)


 やれやれ、この調子じゃ大陸西側に到着する前に残弾が尽きてしまうな。


 今回開放された軍事施設は以前よりも大規模な物だった。

 食糧の備蓄はあまり残っては居なかったようだが弾薬の備蓄は多い。

 俺は基地の内部に踏み込むとアーミテイジに呼び止められる。


「タウ、コッチへ来てくれねぇか? 見せたいモンがあるんだ」


「あぁ、降着してから直ぐに向かう」


 脊椎からピンを引き抜くと鈍痛が走る。

 手足の自由が戻って来たところでアーミテイジの後を追い、施設の格納庫へと入る。

 そこには捨て置かれたガラクタの山の中に装輪車両型陸上無人機が数台格納されていた。

 メニュー操作。 ワイヤレスコネクタ接続。 エンジン始動。

 俺が無人機に火を入れると、アーミテイジは口笛を吹きながら無人機のボンネットへと飛び乗った。


「コードが解析できなくて放置しておいたんだが。無事動かせるようで安心したぜ!」


「おっとアーミテイジ、まだ暴徒鎮圧用のプログラムが生きている」


 飛び乗ったアーミテイジの背後からチェーンガンが狙いを済まし警告灯が数度点滅している。

 アーミテイジは慌ててボンネットから飛び降りると、肩を竦めて眉を下げた。

 さて、プログラムコードを書き換えるがこれには少々時間が掛かる。


「あれだけあった無人機がこれだけしかないのか……」


「なんだ知らねぇのかよ、タウ? 世界暴動の後に核戦争があってな。その後に世界中で自然回帰運動が起きたのさ……ホラ“テクノロジーは悪魔”ってスローガンでよ」


「バァサンの御伽噺なんて、よく覚えてたなグッドマン。そんなの童話か神話の類だと思ってたぜ」


(そのテクノロジーを使うのも人間なんだがな)


 そういえば人工生命体や無人機。

 果ては銃器まで残されているのにあれだけあった情報端末がほとんど残されていない。

 しかも軍の地下施設にだけはそういった物が残されていた。

 民衆から情報の共有を取り上げて都合良く支配する為の口実か……


「待ってくれ! オラは何もしてねぇって!」


「喧しいッ! どうせ魔物のスパイなんだろッ! このイヌッコロがッ!」


「なんだぁ? オイ、お前等何やってる!」


 格納庫の外で銃床で殴りつけられ頭部から血を流している一匹のノールの姿が目に入った。

 ノールは言ってみればハイエナの獣人のようだ。

 しかし魔物であるにも拘らず普通に会話が成立しているのか? まぁ、元は人間だから理性が残っている者が居ても不思議ではないが。


「このミュータントが銃弾を食料と交換して欲しいんだとよ。怪しいからこの俺が尋問しているんだッ!」


「合衆国憲法修正第9条を知らないのか?」


 俺が争いの間に割ってはいると男達は銃を構えてこちらへの警戒感を隠すことなく、引き金に指をかけた。

 相手は白人と黒人の2人組か、過去の世界を知っていると何とも言えない気分になるな。


「お前か……ミュータント同士で庇い合ってるのか? やはりお前も敵なんだろう!」


「このミュータントはオレが尋問する……それなら構わないだろう?」


 アーミテイジが銃口を手で掴み地面へと下げさせると男達は舌打ちをしながら、屋外に設営されたテントへと戻っていった。

 背後を振り返るとノールが怯えた様子でこちらの顔を窺っている……あぁ、俺がALW-300だから警戒しているのか?


「チョコバー食べます?」


 その後ノールは我がギルドの女性陣の手により洗浄と散髪をされると頭部の簡単な治療を受け、大部屋の中で食事を取った。

 彼も落ち着いてきたのか、自らの事情を簡単に説明すると懐から弾薬を取り出し粗末なテーブルの上に並べだした。


「10x24mmケースレス弾? こんな物使える銃器なんてここにはないぜ?」


「君は一体何処からこれを?」


「チャールストンの地下に仰山あったんだけんども……やっぱだめか?」


「わんわん!」


 部屋に入ってきたメアが入ってくるなり彼のモコモコの背中へと飛びつく。

 俺は情報提供の礼にケース一箱分の食料を交換すると彼は激しく尻尾を振りながら喜んでいた。  ちなみにリマはポーッとしながら、時折迷う仕草を見せ飛びつきたい衝動に堪えている。


(かくいう俺も足の肉球に触りたくて仕方がない)


「ノールなんて魔物、私達の大陸には居なかったわよねミュレー?」


「そもそも知能がある魔物なんて聞いた事もないわ」


「こんなこと上層部に報告したって、笑われるだけっすよね……ホントに」


「ドラゴンなんてのがいるよりゃ、現実味はあると思うぜ。サイモン」


 サイモンが呆れた様子で頬杖を突く横でジャックは缶詰に入ったランチョンミートをパンに挟んで口に入れる。

 賞味期限は確認したのかジャック?


 ……その後、俺達は無人機に若干の改装を加え人員も搭乗可能にすると馬車から5台の装輪車両に乗り換え、チャールストンへ向かって走り始めた。

 時折無人機のチェーンガンが轟音を立てて魔物を排除すると悠々と目的地に到着。

 見る限りでは何もない荒野だがアナライズに反応がある。


 この一帯では攻撃がかなり激しかったようだな。

 目に付くのは砂山ばかりでそれらしい痕跡は何も残っていない。

 宇宙からの質量攻撃も執拗に行われていたようだ、所々に地面に大穴が開いており無人車両が何度も立ち止まって右往左往する事になった。


 やがて地面に大穴が開いている地下施設の入り口を発見すると俺達はノールの青年を先行させながら、その穴から内部へと降り立っていく。

砂 埃の積もった空間からは鼻につく臭い、あまり衛生的とは言えない様だな。

 やがてノールの子供が岩陰から顔を出すと、ノールの青年に駆け寄った。 


「とうちゃんっ! おかえり!」


「おお、えぇ子にしてたか、みんな」


 ノールの小さな三兄弟が姿を現すとメアが目の星を輝かせながら鼻を鳴らし突撃。

 揉みくちゃになりながら黄色い歓声を上げ、大騒ぎが始まった。

 ミュレーとメアはこうしてはおれぬと即座にノールの子供達の下へ駆け寄り、邪なオーラを発しながら子供達を餌付けしている。


「可愛いっ! もうみんな可愛いわぁ~!」


「わ、私の事はリマおねぇちゃんと呼んで下さいね!」


「リマねーちゃん、毛が生えてないね?」


(ナチュラルなセクハラは止めよう)


 母親らしきノールも現れると周囲から魔物達が続々と終結、ケースに入った食料を次々と手にとって集会が始まった。

 オークやリザードマンもいるがオークは豚頭ではないな。

 やがて奥から一際響く声が上がると魔物達はそそくさと解散して暗闇へと消えていった。


「一体何事ですか騒々しい!」


(おっ、エルフまでいるのか?)


「ミュスカ、この人間達がオラをここまで運んできて来てくれたんだ。ほら、こうして食料も貰ってきたぞ」


「なっ!? 人間にこの場所を教えたのですか? これだから犬頭は……」


 みすぼらしい衣服に身を包んで薄汚れているとは言え、気位は高いらしいな。

 彼女は言葉の途中で俺の顔を見ると顔面蒼白になりながら、その場から逃げ去った。

 そういうリアクションは地味にショックだからほんとやめて欲しいです。


 まぁ異文化交流は後回しにしておこう。

 エレベーター前の端末にワイヤレスコネクタで接続すると、補助電源を起動させてドアを開く。


 統合司令部がない以外は大森林の地下遺跡と変わらないようだ。

 周囲からどよめきが上がる中、エルフが曲がり角からこちらの行動を監視している。


「おおっ開かずの扉が開いたぞ!」


「やはりデーモンだ!」


「えぇっと、ミュスカさん? 搬入用エレベーターを動かしますのでここに居る人々を集めて貰えますか?」


「ちょっとタウ、何をする気なの?」


 物資搬入口まで大きな穴が空いているお陰で風雨が流れ込み、施設のあちこちが傷んでいる。

 端末もアクセスは出来るがモニターが死んでいるみたいだ。


 こんな場所だと不衛生だからな、居住区なら水は無制限に使えるようだ、ここに居るよりは安全だろう。


 俺は魔物達が集まったのを確認すると区画を昇降させる。

 やがて居住区へのシャッターが開くと彼等は恐る恐る身を乗り出し、思い思いにまだ清潔な廊下に腰を下ろし始めた。


「デーモン、この部屋は開かないのか?」


「今から認証を解除します」


 扉に手をかけていたエルフが突然扉が開いた事で部屋の内部へと転倒する。

 こちらを睨みつける彼女を無視して部屋の内部を確認する。

 どうやら居住区に死体がある訳でもなかった様だ、ウレタンベッドにシーツ、ドレッサーには居住者用の白い衣服。

 フードディスペンサーに水道、おっとシャワートイレまで個室についているのか?


「開けるなら開けると言え!」


「いえ、先程言いましたよ。それより皆を集めて衣服を着替えるよう指示して下さい。古い物はランドリー……使い方分かります?」


「私達が知ってるから手伝うわよ。さぁ、お仕事よダリア!」


「お任せください」


 ダリアは眉をキリッとあげながら鼻息を鳴らすと、魔物達の大掃除が始まった。

 数時間後にはすっかり身なりを整え施設内の武器も運び出しを終え。

 遅れて入ってきた男性陣も合流、その間に食事を済ませた魔物達も中央ルームの会議室へと集合した。


「私はこの共同体の首長を勤めているミュスカだ。そちらは?」


「俺は米国海兵隊のアーミテイジ、階級は伍長。大統領直轄命令でこの周辺の魔物の掃討に当たっている」


 アーミテイジは包み隠さず発言すると会議室からはどよめきの声が上がる。

 随分と肝の据わった発言をする男だな。


 ミュスカは嫌な表情を隠そうともせず、アーミテイジをじろじろと観察すると。

 アーミテイジの睨み返す眼光に気圧され、ぴょこんと飛び上がった。


「ぼ、暴力反対!」


「別に取って食おうって訳じゃねぇよ。オレ達はデトロイトへ向かう最中でな」


「デトロイト、北にある廃墟か? あの廃墟ならデーモンに占拠されてしまったぞ……」


「それを再占領するのが私達の仕事なのよ」


 パティが横合いに口を挟むと互いに目を合わせたまま硬直する。

 テレパシーで交信してるのかな?


 ともあれ、俺達はここまでの戦闘で随分と疲弊している。

 このまま無理をするのは悪い予感しかしないな、ここで暫く休息を取ろう。


「それでタウとやら……お前は直ぐにここを経つのか?」


「いえ、2日程ここで休息を取ろうかと、施設内も見て回りたいですし」


「そうか、良かった! 我々のコミュニティ総出で歓待してやろう!」


「う゛ー……」


 先程とは打って変わってはしゃぎ始めるミュスカを前にパティは俺の顔を睨みつけながら、低い唸り声を上げている。

 あれ、何か間違ったかな?


 何だか別の意味で嫌な予感がしてきたのだが……。



―――――

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