変な子ちゃん
なんだこれと思いながら書きました。
面白おかしくなるようにがんばりたいです。
僕は死んだも当然だ。
志望校に受かったのに急に親がなぜか莫大な借金をせおってしまい高校に行けなくなるなんて・・・
僕の努力はどこへいったんだよ。
そんな事があってストレスに埋もれる日々である。
なにもしないままじゃさすがに暇なので、朝からなんとなく散歩し高校生が下校するであろう時間になると家にかえる日々。
家に帰っても暖かいご飯なんて用意されているはずもなく親はバイトバイトの日々。
終わってる、死んでいる。
そして今日もなんとなく散歩をする。
今日は一度も行ったことのない道に行く。
こんなところに公園があったなんて・・・
公園に入ってみると少し奥のベンチに一人の女の子が座っていた。
寝ているようだ。
髪型はものすごくクルクルとしていて髪がものすごくはねているツインテールである。
顔はみえない。
近づいてみると急にツインテールの女の子が目を覚ました。
「うわっ!!」
「うわっ・・・」
ツインテールの女の子の顔はとてもかわいかった。
「誰なんだ!」
「・・・・・・」
誰なんだと言われて少し無言になる。
「宇宙人か!」
変な子だ。
「まぁー宇宙に住んでるから宇宙人かもね」
「やっぱり宇宙人か!」
やっぱりって・・・
「なんで朝早くから公園にいるの?」
「寝るためだよ!」
「へーそうなんだー」
「そうなんだよー」
「じゃあなんで家で寝ないの?」
「家出したからだよ!!」
「そうなんだー」
「そうなんだよー」
まさかの家出か。
みため9才くらいの女の子なのに。
「名前を教えてくれるかな?」
「私に名前などない!」
「えっ・・・」
名前ないって・・・
「じゃあ君はなんて呼ばれてるんだい?」
「変な子ちゃん」
「えー・・・」
だめだこれは・・・
「ねー」
「ん?」
「お腹すいた」
「僕なにももってないよ?」
「えーじゃあしかたないかバイバーイ」
「バイバイ」
ほっておこう。
僕にはどうしようもできないや。
大丈夫かなぁ・・・少し心配だ。
そんな事を思いながら今日は家に帰ることにした。