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第3話‡本当の事実

交わる石を探して長い年月が過ぎた。


少年または少女達は長い年月を経て


レイルは少年へと

トルは少女へと見て分かるようになっていた。

しかし少年と少女の力は健在していた。


誰もが欲しいその能力、

祖国は呪いだと忌み嫌ったこの能力は、狙われる様になっていた。


少年と少女は家では普通でいたが

もぅ今では外には透明で生きるしかなかった。

そんな年月が経った頃

少年と少女に異変がおきた。

「だんだん透明になれなくなってきたんだ…」

薄暗い部屋のなか少年の声が聞こえた。それは少し低めで小声だった

「俺っちはだんだん普通でいられなくなってきた」

少女の声だった。少女の声も小声でしかも少女は半透明に近かった


「レイル…俺っちらはどうなるんだろう」

「僕にも分からないけど日に日にどっちかに傾いてる」


静かな部屋の中で2人は話し合っていた…外で敵が近づいて居ることに気が付かず…


それから一週間弱の間にレイルはもはや透明になることは出来なくなっていた

トルはほぼ完璧に透明になってきた。足跡と影もつけずそして触る事も出来なくなっていた

狩りをしないと生きていけない。

しかしトルは銃も触れない。

「前は触れれたのに…」

「仕方がないよ…」

レイルが狩りに行く事になった。

狩りを終えて帰る途中に人と出会った。


優しそうなおじいさんだった。夕も過ぎた薄暗いなかおじいさんは祖国の服を着ていた


レイルはそれに気が付くとおじいさんから数歩離れた



しかし、おじいさんは優しそうな声で話しかけてきた

レイルは久々に人と話が出来て嬉しくて仕方がなかった。

日が暮れてきているから家にどうぞと誘った。



家に向かい玄関を開けて中に入ろうとした。

「おーぃトル!!久々にお客さん…だ…ょ?」

振り向くと祖国の服を着たおじいさんはレイルに銃を向けていた。

自分の心臓に真っ赤な血がついた。

そして心臓から小さな石がコロンと落ちた。


「レイル!!!!」

透明になった、なってしまったトルはレイルに近づいた。

その声におじいさんは後一人のトルを探していた。

見つかるはずもないトルはレイルに触れれず息をしてない少年にキスをした。したふりをした。

そしておじいさんをすり抜けて石に向かった

その石は黒いのと白いが交わった石だった黒が支配していて白が少し見えていた

そして、トルの目の前でその石は真っ暗になった。

「そういうことだったんだ…交わる石はあったんだ…こんな近くに俺っちは白いが支配するんだな」

まだ探し回ってるおじいさんを無視してトルは右手を心臓あたりに当てて目を瞑った。


そして


「あはははは!!!!!」



トルは透明のまま笑い回っていた。

おじいさんは怖くなり逃げだした。

「あははははっ」

「あははははっ」

少女は笑い続け…そして…半年後には、食べさしてくれる人がいなくなった少女は半年前に玄関で潰れた少年の横で共に眠った。



そして真っ白な石が真っ黒な石の横に転がっていった……

最終回です!!!いままで読んでくれてありがとうございます!!!違う作品に今後作っていくのでよろしくです。

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