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溺愛公爵のキュートアグレッション  作者: 猫塚ルイ


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第13話

言われた通りにするうちに呼吸が整う。


そして再び彼の指が蠢き始めた。


今度は二本が挿入され、内側の壁を擦りあげる。


「んぁ……っ!」


「痛かったら、言ってくれ」


「い……痛くはないです…けど…っ」


本当は圧迫感があった。


だけど言葉にしたら彼が止まってしまう気がして嘘をついた。


しかし彼にはお見通しだったらしい。


「我慢するなと言っただろ」


低い声が耳朶を打つ。


同時に中指と人差し指がGスポットと呼ばれる場所を探り当てた。


「ひゃっ……!?」


突然の痺れる感覚に嬌声が漏れる。


そのまま断続的に同じ箇所を押し潰されて意識が飛びそうになる。


「初めてなのにこんなに濡らして……君は本当に…」


「だ…ダメぇ……言わないでくださいぃ……っ!」


泣きそうな声で訴える私を見て彼は満足げに微笑む。


「可愛いな…メリッサ」


その一言がトリガーとなり絶頂が訪れてしまった。

太腿が小刻みに震え膣内が収縮する感覚とともに思考回路がショートする。


「あ……」

まだ余韻に浸る私を見下ろすシュタルク様の眼差しは、獲物を仕留めた狼のように鋭い。


しかし次の瞬間、彼は優しく髪を撫でてくれた。


「よく頑張ったな。もう少しだけ……いいか?」


その言葉には強い意志が込められている。拒めるはずもなかった。


「はい…最後まで、シたいです……」


頬を染めながら答える私を見て彼はほっとした表情を見せた後、ゆっくりとズボンを脱ぎ捨てる。


眼前に現れた巨大な質量に息を呑んだ。想像以上の迫力に自然と身が竦む。


「怖いか?」


「ちょっとだけ……でも大丈夫です」


無理やり笑顔を作る。本当は恐ろしかったけれど……


「無理はするな。少し休憩してもいい」


「いえ……早くシュタルク様とひとつになりたいんです」


率直な思いを伝えると彼の喉仏が上下するのが見えた。


そしてゆっくりと両脚を開かれる。恥ずかしさに顔を覆う手を優しく剥がされた。


「…なら、全て見せてくれ」


彼の声には有無を言わさぬ威厳があった。


入口にあてがわれる感触だけで身構えてしまう私。


「力を抜け。ゆっくり……息を吐いて」


言われる通りにすると微かに侵入が始まった。


「んっ……!」


焼けるような痛みが走り目尻から涙が零れる。


シュタルク様は即座に動きを止めた。


「辛いな。大丈夫か?」


「は……い…続けてください……」


歯を食いしばりながら答える。ここで止められたら逆に辛い。


「……わかった」


彼は再び腰を進め始めた。ズブズブと埋まっていく度に新しい快感が走る。


「……っ」


「もう少しだけ……あと少しだけ……頑張ってくれ」


懇願するような声に勇気づけられて奥歯を噛み締めた刹那───


一際大きい波が来た。


「……あぁっ! ♡♡ 」


貫かれた衝撃と共に天井を見上げるしかなくなった。


しばらく二人とも動かず呼吸だけを繰り返す。


「全部……入ったぞ」

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