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人工知能

作者: 卯田手石

 人工知能の研究をしている科学者がいた。

 彼は、人工知能の性能アップにありとあらゆる工夫を凝らし、ついには人間と同等の機能を持つに至ったと確信した。


「さて、どうやって確認しよう」

 と科学者が独りごちると、助手が言った。

「まだ、人類に解けていない難問を解かせてみればいいんじゃないですか」

「よし、それではこの問題を解かせてみよう」


 コンピュータに問題を入力すると、しばらく明滅し計算を繰り返した後、答えを出力した。


 ――分かりません。


「一体どういうことだ」

「先生、成功したんですよ。人間と同じ結果じゃないですか」


誤字修正(20100707)

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― 新着の感想 ―
[一言] 人の可能性って凄いなぁと思いました。
2011/02/06 01:46 退会済み
管理
[一言]  はじめまして、安芸と申します。遅くなりましたが、お礼返しに参りました!  すべての短編を読ませていただきました! どれも頓知がはたらき面白かったです(あ、疑問符~はあまりよくつかめなかった…
[一言] 短い作品ですが、なんども読み返したくなるような深みがありました。人工知能は、なんでもできる、人間を超越したハイテクノロジーを連想してしまいますが、人間と全く同じ結果が出た、という事で なんで…
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