驚愕健康党に任せてくれ!!
「我々、驚愕健康党は再び国民の健康を蘇らせて国民が辻褄を合わせられる表裏一体的な人生を送られるようにしようじゃないかと決意をして願って驚愕健康党を結成したわけなんであります!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールはミカン箱の代わりに、ちゃぶ台の上に乗って日本国民に向けて叫んだ。
「パチ……パチ……パチリ……」とまばらで寂しくて乾いた拍手が聞こえてきた。
投票前日という事もあり聴衆は500人を超えていた。超えていたのに、拍手が5人くらいからしか聞こえてこなかった感じだった。
「1に健康、2に健康。3、4がいらっしゃ〜いっ、で、5に夜ふかしです! イェ~イ!」と驚愕健康党の酵素ロックンロールはシャウトした。
「朝食を食べていない日本国民が増えているので朝食を抜かした日本国民に対して罰金20万円を支払う法律を検討しています!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールは絶叫した。
「え〜〜〜〜っ!?」と聴衆が不満気に文句ブー垂れた。
「続きがある! 毎日、ちゃんと3食を食べる、ご家庭には3食健康金という支給金を月末の28日に国から出します! 約70万円なり! 日本国民の健康を守るのが政治家の仕事だ!!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールは拳を振り上げて話した。
「やるじゃんかよ! それは良いね!」と聴衆の500人が声援を送ると一気に拍手をし出した。
「バカみたいな消費税を永久に廃止して、税金を支払う義務さえも完全に永久に廃止する!! 日本国民は神に近い種族だ! 神に選ばれた民が日本国民なんだ! 宇宙人とも何らかの繋がりがあると確認されつつある優れた国民が日本国民なんだぜ!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールは両手を振り回して叫んだ。
「やった! アンタやるじゃんかよ! 偉いじゃないか!!」と、あちらこちらから日本国民は驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールに叫び返して拍手しながら熱狂した。
「あとね、アダルトビデオのモザイクを完全に消して全て見えるようにします!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールは興奮しながら叫んだ。
「大体ね、モザイクが悪いんですよ! 私はね、アダルトビデオのモザイクのせいで青春時代は大変な苦労をしてきたし苦悩もしてきました! 『何で良いところでモザイクなんだよ! ちくしょう!ナメんなよな!』と散々悔しい思いもしてきました。モザイクさえなければ、あんなこと、こんなことがあったよね〜、と思い起こせるのにさ、チカチカするモザイクが脳裏に焼き付いたせいて悲しい現実を生きてきたし、時おり嫌気がさして生きてきたんですよ! アダルトビデオ女優の椎名シャチ子ちゃんのモザイクの向こう側に行ってみたいと思いませんか? どうですか、皆さん!!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールは声を詰まらせつつ激しく叫びあげた。
「その気持ち凄くわかるなぁ!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールの目の前にいた爺さんが涙ながらに言うと拍手をしてくれた。
「お爺さん、ありがとう。わかってくれてありがとうね。どうもありがとう。椎名シャチ子ちゃんは美人なんだよね。私としましては既に椎名シャチ子ちゃんの全てを受け止める準備段階に入っているんですよ。椎名シャチ子ちゃんのアソコが見たい。どうしても椎名シャチ子ちゃんのアソコが見たいという気持ちが不純だとは私は全然思わない。なぜなら、女性は美しいから。神秘的な美しさと神が選んだ美を備えているからなんです!! 女性の美しさは崇高なまでに美しいのです!! 女性は神が与えた奇跡の美なんです!! 誰しも美しいものは見たいのです!! まずは椎名シャチ子ちゃんのモザイクを完全に解除させてください! 私が先頭に立ってモザイクをブチ壊しますから!! 私に任せてください!! アソコにモザイクを掛けられた椎名シャチ子ちゃんを救い出しましょうよ! 椎名シャチ子ちゃんのアソコが見たいならばモザイクを完全にブチ壊すしかありません!! 頑張って一生懸命に仕事をしている椎名シャチ子ちゃんを侮辱しているのがモザイクなんです! 私はやります!! 必ずモザイクを完全にブチ壊します!!」 と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールはかなり力強く叫んだ。汗だくで叫んだ。
日本国民は驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールの女性に対する深い愛情と敬意を感じてはいたが、なんだかよく分からなくなってもいた。消費税を永久に廃止、税金を支払う義務も廃止にしてくれるならば、アダルトビデオのモザイクも外すべきだと思い始めていた。
「驚愕健康党は最先端の政党です。今の政府を葬り完全に破壊して新たな日本を作らせてください、いや、日本国民と一緒に作りましょうよ!! 私に清き一票をヨロシク頼むぜ!!」と驚愕健康党の党首、酵素ロックンロールはガッツポーズをしながらさけんだ。
「アンタに投票する! 入れるよ! お兄さん、アンタに任せたよ! 日本をアンタに任せたよ!」と先ほどのお爺さんは泣きながら叫んだ。
終