おれは知らねえ
器用に生きられるわけでもなく。
弱音を吐けない弱さを強がりと呼ばれても
乗り越えたあと笑い話にできるなら
ほんとの強さになるかもな
弱さだとなじるやつ いなくなるのかもな
そんなやりかたしか知らねえおれさ
さみしさ見せないさみしさ 身勝手と呼ばれても
寄り添えること想い描いてみることが
まさに身勝手じゃないのかと
つっぱねてみせるのが きっと楽だろうな
そんな屁理屈にも勝てねえおれさ
自由を選べる自由を不自由に拒んでも
悪くないよな そこに理由があるのなら
望んで手にとる不自由と
ありがたく手放した 自由のさきに咲く
そんな幸せなど知らねえおれさ