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異世界フリーダム  作者: 柊司
1/12

扉を開いたその先は

初めての投稿となります。

よろしければ沢山の人に見つけてもらえると嬉しいです。

 プロローグ


  トビラを開いたその先は



 此処は何処だろう?今自分の周りには何も無い白い空間が広がっている。

 初めて見たはずの空間なのに、何故か懐かしい気持ちになった。

 何故自分がこんな何も存在することのない無い、ただただ白が全てを支配しているこの空間にこんな気持ちになるのかと思っていると、この場所を見るのは初めてでは無いことに気づいた。


「ああ、久しぶりだな」


 昨日は仕事でかなり疲れたからな、いつもより大分早めに寝たからなのだろうか、随分と久しぶりの体験をすることになるとはな………。

 久しぶりの感覚だが、これは夢の中だ。

 夢を夢だと認識出来る、所謂明晰夢というやつだな。

 明晰夢を見るのはもう高校生の時以来になるか、その時は確か自分を神だとか言うジイさんが出てきたな、なんかその時に

「この世界とは違う世界に興味があるか?」

 とか聞かれて

「この世界と違う世界が有れば()()()だろうな」

 と返して、その後も色々と喋っている途中で目が覚めたのを覚えている。

 まあ高校生の時の夢の内容なんてどうでもいいか…。


「とりあえず、これはなんだ?」


 俺の目の前には先程高校生の時の夢の内容を思い出している途中で振り返ると、確かに歩いて来た時には何も無かった筈の場所に現れた扉があり、扉の横には

 ー-----------------------

 このトビラを開けると異世界に行ってしまいます!!!元の世界には二度と戻れませんのでよく考えてから開けてください!!!

 ------------------------

 と書かれた看板が立てられている。


「いやいやいや、なんだよ異世界って、これはあれか?扉を開いたらいきなり目の前にピンク色の髪したぺチャ○イ娘がいて、そのペチャ○イ娘に問答無用で使い魔にされたりするやつか?いやアレは正確には扉じゃなかったっけ?」


 社会人になるまでは全く読んだことが無かったラノベやケータイ小説を、社会人になってからハマってしまったせいか、自分でも言ってみてからアホだと思ってしまった。

 しかし明日は久しぶりの休みで、これまでに買いだめしてあったラノベを朝からゆっくりと休みの間ずっと読むつもりだったのだが、その為に今日は会社帰りにお菓子とジュースにインスタント食品や冷凍食品まで大量に購入して来て準備万端の状態で眠りについたが、まさかこんな珍しい体験をするとは思わなかった。


「うーん、どうするかな」


 まあどう考えても()()()()()何にも起きないとは思うし、ここは久しぶりの明晰夢を楽しんでみますか。


「異世界ねえ、まあ夢の中だし、どうせなら()()()夢を見せてくれよ」


 そう言ってトビラを開けた瞬間、俺の意識は途切れた。

見つけてくださり、そして読んでくださってありがとうございました。

毎日更新は出来ませんが出来るだけ早く更新していきたい気持ちはありますのでどうかよろしくお願いします。

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