【終末世界の漂流記】
「残念! そしておめでとう。君は私の暇潰しのために、転生してもらったよ。君という存在はあの場所、あの世界から完全に消え失せた」
突然現れた、誰かも分からない影の人が、僕にそう言った。
ほとんどの人が消えた世界に転生した僕は、完全なままの本と魔法のペンを手に、異世界を旅する。
いや、きっとこれは旅ではなく……終わりのない漂流だ。
突然現れた、誰かも分からない影の人が、僕にそう言った。
ほとんどの人が消えた世界に転生した僕は、完全なままの本と魔法のペンを手に、異世界を旅する。
いや、きっとこれは旅ではなく……終わりのない漂流だ。
【はじめに;これを読んでくれる誰かへ】
2020/09/06 22:56