寮生活…それはとても幸せな時間。そして急展開の二人。
女子寮玄関前
「寮生活って大変って聞くけど私、適応できるかな」ココちゃんが不安になる気持ち私もわかるな
「うち、小学生の時寮生活だったけど、同じ部屋の人と仲が悪くない限りだいじょうぶだよ―」
「そっか私はユマさんと同じ部屋だから大丈夫だね♪」
「お~嬉しいこといってくれる~」ユマさんは嬉しそうに笑っている
「じゃあ、私とティナさんは奥の部屋だからおやすみ~」
「おやすみー」
「ティナさん。なんか顔色わるいけど大丈夫?」
「んーごめんね私、感情があわせてない能力使うと体に負担がかかるんだ」
「感情にあわせる?たとえば怒ったとか興奮したときに燃えるような火の能力とか?」
「うんあっやば(グラッ)」 「とっ大丈夫?(グイっぎゅう)」
「んっごめん。めまいがして」
「謝るよりありがとっていってくれるとうれしいかもっなんて」
「(クスッ)ありがとね。なんかクレアさんといると楽しいな♪」
「女の子が抱き締められたまま、そんなこといったら襲われちゃうよ?」
「もしかしてクレアさんって同性愛者?」
「なんで?」
「あっえっとなんか女の子には優しくしなきゃとかいってたし、ごめん」
「ティナさんこれから私に謝るの禁止。もし私に謝ったらキスしちゃうよ?これが質問の答え」
「そっかわかった。私もね女の人が好き…なんだ。それとクレアさんにならキスしてほしいかも(恥ずかし)」
「抱き締められたままの状態で、そんなこといっちゃうなんて。真面目な性格してるのにいけないこだねっなんて。あーごめん気持ち悪いかったでしょ」
「そんなことない、クレアさんがいうとかっこいいよ。」
「本当に誘い上手だね、キス…するよ。目閉じて」
「んっ(初めてキスしたっなんか幸せ)」
「まさか、出会って2日目の子とキスしちゃうなんてね(クスッ)
これからはお互い呼び捨てね。これから色々よろしくね?ティナ」
「うんよろしくねクレア(なんか嬉しいけどすごい恥ずかしいな)」
「赤くなっちゃってかわいい、もう体は大丈夫?」
「うん大丈夫。あっもう7時、確か学食8時までのはず、学食食べに行く?」
「んー歩くのめんどくさいなーでも行く」私を優しく包んでいた彼女の体が離れた。
「どうかした?」
「なんでもないよ(なんかさびしいな)」
「今日一緒に寝てくれるなら抱き枕にしてあげるけど、どうする?」
「一緒に寝る!ってなんでさびしいのわかったの?」
「さあ?(なんて、あんなさみしそうな表情すれば誰でもわかっちゃうよ。)」
学食
「クレアはなに食べるの?」
「んーよしっうどん。うどんにしよっと♪ティナは?」
「私はミニオムライスにしようかな」
「えっミニ?今日の能力テストでお腹減らなかったの!?」
「あー能力テストでお腹は減ったけど、私あんまり食べれないから(苦笑)」
「まじか~少食だね―」
「オムライス美味しい♪(ぱくっ)」
「うどんもおいしっ。うん、ほんとこれ美味しい食べてみる?」
「うん(これ間接キスっだよね!?)」
「んーおいしかったご馳走さまでした」
寮の部屋
「さてとシャワーあびようかな。一緒に浴びるでしょ?ティナ洗ったあげようか?」
「いや、一緒に浴びないよ!恥ずかしいから無理。クレア最初浴びていいよ」
「そっか残念。じゃ、お言葉に甘えてお先に」
「うん、どうぞ」
「じゃあ二人ともシャワー浴び終わったし一緒に寝よ。おいで、ティナ」
彼女はとても優しい声で、優しい表情で私の名前をよんだ。
「うん。おやすみ」
「ティナ、おやすみ」彼女の暖かな温もり、優しい声にしだいに私の意識はまどろみに落ちた。