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No,0008 最強

あれから一年の月日が過ぎた。

俺は、もう、最強と言っていいほどの力を手に入れた。

進化の最終地点にあったチカラ、ベクトルコントロール。


熱、電子、分子、粒子……の、全ての向き(ベクトル)を操れるチカラだ。


このチカラを手に入れるためだけに俺は今まで頑張ってきた。

そして、今日、ついに天界へと行く日が来たのだ。


しかし、俺の予想以上に、天使達は弱かった。

俺が強くなりすぎたのだ。

そして、天使の王である、奴の元へたどり着いた。


「な………」


そして言葉を失った。

なぜなら、天使王の契約者が


「なんで緋聖ひせいがここにいるんだよ!!」


俺の姉だったから。


「別に貴方だけが契約したんじゃないんだよ

私だって契約したのよ!」


つまり、俺の姉をこの手で滅ぼさなきゃならない。

他に道があるのか?

姉を救う方法が。


「……………………」


俺は無言で姉を倒した。


契約を解除するという方法で。


ベクトルコントロールをして、契約前の姉に戻しただけだったのだが、

そこまで出来れば、もう、十分だった。


残るは、天使王のみ。



「………」


俺は腕を振った。

ただ、それだけのことで、天使王の全てが、終わった。

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