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No,0037 目覚めた先
更新をせずに本当にすいませんでした……。
目が覚めた。
自分でもよくわからないぐらいに、長い間眠っていた気がする。
いや、きっとそうなのだろう。
そんな調子で半分寝ぼけた頭で僕が見た先にいたのは、先ほどの男でも、リストゥアでもなく、
いつも通りの自室だった。
「……また。夢?」
それにしては、やけに夢の内容が頭に残っている。
……あまり思い出したくはないな。
ただ、いつもと違うのは、
リストゥアが居ない。
ただ、それだけだった。
どうということはない。
理由なんて考えなくても、もう分かるさ。
大丈夫だよ、俺は、もう。
いつもだったらこの辺で、リストゥアが出てきて状況を解説やら手助けやらをしてくれるんだけれども。
居ないとすごく不便なのが痛いくらいに実感できる。
だけど、この状況は痛いだなんてもんじゃなかった。
だって、左手に、あの時のブレスレットがあったんだからさ。