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No,0031 BadBye
「呆気ない最期だったな、 。」
そうババアが言い放つのと同時に、ババァの身体が弾けた。
別に自殺や他殺されたワケではない
俺が生きているからだ
「油断するなっての」
「なぜ生きている!?」
「あァ?いつ俺が死んだんだよ?」
「ではさっきのは……!?」
「あァ、そうさ、ババアの能力を使っただけだよ」
「しかし私の能力は能力無効だぞ!?」
「それも俺は既に習得済みだ、門番のおかげでな」
冥土の土産に種明かしだ。
だが、それももうここまでだ。
「じゃぁな」
そう言って俺は引き金を引いた。