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No,0027 武器


そして、本当の武器のコトを知った俺は、

またあの城へ行った。


そして、また、あの門番に出会った。



「ハッ、また殺られにきたのかよ!」

「相変わらず口が悪いな」


まぁ、そんな感じで、門番が一歩踏み出したのが


決闘の合図だった。



「甘い!」


バギッという音と共に、剣が砕かれた。

門番の剣が、ではない。



俺の長剣が、だ。



「くっ!」


長剣を両方とも折られた。


しかし、


「計画通りだっ!」


そう言って、俺は、長剣のグリップを思いっきり引っぱり、




武器を取り出した。





ツインハンドガン(両手銃)を。



とある伝説の悪魔が使っていたツインハンドガン。


それが、俺の本当の武器。

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