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No,0013 ギア

それから、授業が始まった。

授業内容は、至って普通で、

能力についてのことなどだった。


そして俺が分かった事は2つ。


1つ目は、ギアは手の甲にしか現れないという事。


そして2つ目は、俺の“左目”にギアがあったこと。



赤黒いギアが、俺の“左目”にあった。



なぜ、このギアがあるのかは、分からない。


まぁ、リストゥアに聞けば分かると思い、

学園から帰ってから聞いてみると……


「なに?目にギアだと!?」

「ああ、なぜだか分からないか?」

「………………………」


リストゥアが珍しく黙っている。


「やっぱ『新種』なのか?」

「……そのようだな。だがしかし、問題はそこではない。

なぜ目にギアがあるのか、そしてなぜ二つもギアがあるのか、だ。」

「目にはギアは現れないのか?」

「いや……普通は……」


またも珍しく煮え切らない。

だが、そのワケは、


「天使にしか現れないギアだ。」

「は………………?」



“天使”にしか現れない……?



「貴様、天使と契約したのか?」

「そんなことはしていない!」

「そうか………しかし何故だ……?」


なんで俺に“天使”にしか現れないギアが………?


「貴様が前に天界に行ったときに何かあったか?」

「いや………特にない……」

「……………天使のギアについて、調べてみるか………」

「手伝おうか?」

「いや、貴様は部屋で安静にしていてくれ、何か起きるか分からんからな。」

「………ああ、分かった……すまない…」

「気にしなくてもいいさ、貴様は私の恩人なのだからな」

「ありがと………」


そして、俺は部屋に戻った。



いったい…俺の目のギアは…何なんだ?


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