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No,0011 学校
帰ってきた俺達に向かって女王は開口一番、
「学校へ行ってみないか?」
は?、学校?
こっちにもあるのか。
「なぜ?」
「決まっているだろう、貴様にこちら側の知識を付けてもらうために、だ」
「私も行くのですか?母上」
「もちろんだ。」
というか、俺は行く事が確定されてるな…
「というか、その学校は何処にあるんだ?」
「あれよ」
リストゥアが指差した方向を見ると、そこには巨大な建物があった。
建物というか、太い柱みたいなのが……
「アレが学校…?」
「ええ、そうよ。まぁ、アレはほんの一部だけどね」
「一部って?」
「今日は曇ってって見えないけど、あの上の方が膨らんでて、食堂とか訓練所とか色々あるのよ。
さらにその上の方には屋上広場があるのよ」
うわぁ……あっちとは比べ物にならないレべルだよ……
超面白そう!
「さぁ、二人とも、もう手続きは済ませてあるから行ってらっしゃい!」
「んじゃ、行ってきます」
そして、俺の新たな学園生活が、始まる