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有里佳 詩集

新しい水が川を流れる

作者: 有里佳
掲載日:2026/08/13

        一日が長いようで短く過ぎていきます

凍える冬が来て大雪が降る

豪雪の町は雪掻きで大忙し

寒風北風が肌を刺す町

この季節の楽しみは

草取り無くゆとりの趣味時間


水色の空少したなびく白い雲

菜の花、れんげ畑で羽音

働き蜂が蜜を集める

畑のえんどうの花に白蝶々がひらひら

茶の木の若芽・スギナ・ドクダミ・ヨモギ

柿の葉・桑の葉摘んで薬草茶葉の天日干し

気持よい春はすぐ初夏になってしまう

畑の赤紫蘇で赤く染まった梅を天日干し


猛暑酷暑がやってきて

大人気の海水浴と滝流れ落ちる河原

冷えた西瓜が美味しい午後

汗して動き寝苦しい夜を過ごす

夜空の月と星々と飛ぶホタルの光

夜空の下で賑やかに町の盆踊り

夜空の大川に花火が打ちあがる


中秋の名月にかすかな虫の声

竹取り物語を思い出す

かぐや姫が天上に帰った夜の月

食欲の秋はロマンチック

晩秋黄色い落ち葉の道

銀杏並木を歩く贅沢なひと時

メルヘンチックな幸せの世界

ドレッシーなワンピースで

バレーリーナになって軽やかに舞いたい


師走になって待ち遠しい

クリスマスダンスパーティーは

明日になり今日になり今となる

今はすぐに明日になって

門松立つお正月が来る

新しい日が来て新しい月が来て

ダンスパーティーもお正月も

だんだん遠い思い出になる

忍耐の日も喜びの日も思い出を残して

いつも新しい水が川を流れていく







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