表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『まじめでない速記者、山に入る』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/05/07

 一人の速記者がいました。まじめに練習するほうでもなく、なかなか上達しませんでした。師匠に当たる人が、心配して、山に入って精神修養するように勧めますと、翌朝、速記者は、言われたとおりに山に入っていきました。ところが、半月ほどたっても山を下りてきません。兄弟弟子に当たる人たちが心配して、探しに行こうとしたちょうどそのとき、速記者は帰ってきました。半月もの間、どこに行っていたのか尋ねますと、速記者は、山に入って木の下で座禅みたいなことをしていたら、老人があらわれて、手伝ってほしいことがあると言われたので、物を運んだりしていたら、日が暮れたので下りてきた。半月もたっているというのが驚きだ、と答えました。

 速記者は、山に入って速記の練習をすれば、長時間練習したことになるので、上達も早いのではと思い、もう一度山に入りましたが、ほとんど上達しませんでした。



教訓:山に入っても、まじめに練習するほうではなかったので、ただ長い時間が過ぎただけで、速記は上達しなかったのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ