表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/46

西エリア



見つかった人外種族プレイヤーはゴブリンさんだった。


まぁ大体予想はついていた。理由は彼が一番情報を開示していたのと、彼がいると思われる場所は一般プレイヤーと同じ大陸内であろうと言われていたからだ。


接触を果たしたのは姫騎士と呼ばれる最前線プレイヤー。彼女一人でゴブリンさんのいる場所までたどり着いたそうだ。


どうやら彼女はゴブリンガチ勢でロケテ時からゴブリンさんに目をつけていたらしい。


ゴブリンさんのいる場所は攻略最前線のかなり先のエリアとのことだが、死に戻りを繰り返し強引に突破してきたそうだ。


現在彼女はそのままゴブリンさんのところに居着いて一緒に行動していると聞く。


彼女の最終的な目標はゴブリンへの種族変更だと言う。


何かの条件をクリアすればゴブリンなどの人外種族への種族変更も開放されるのではと睨んでいるらしい。



なんだか他人事に思えない話ではあるが、タカナシがいる場所は無人島なのでしばらくは平穏に過ごせるだろう。


アリスが姫騎士さんみたいなタイプじゃなくて良かったと思う。




ログインする。


タカナシがいるのは西エリア。今回は偵察の為タカナシ一人だけだ。


このエリアは大きな入り江となっており、エリアのほとんどが海で占められている。


陸地は削られていてほとんどなく、おそらく海中探索がメインのエリアと思われた。


現在タカナシたちには水中活動できるメンバーも術もない。


一度引き返して作戦を立てないといけないなと思っていると遠くから水しぶきを上げて何かが近づいてくる。


タカナシは警戒を強める。


勢いよく水しぶきから飛び出して来たのは1匹のペンギンだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ