表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/46

猫が増えた



翌日、ログインする。


早速手に入れた錬金釜を使っていきたいところだが、その前にやることがある。


東エリアの探索だ。


エリアボスであるタイラントベアを倒したことで変わったところがないか確認する必要がある。


危険がないとわかれば白玉とあんこだけで外を自由に出歩けるからだ。



地下から出るといつもより騒がしかった。


その理由は、


「「「にゃー」」」


猫が増えていた。


白玉とあんこ、もなかの他にいたのは3匹の猫。


白玉とあんこより少し大きな3匹は全員アメリカンショートヘアだ。


タカナシが不在時にやってきたようだ。


鑑定してみると、白玉とあんこ同様種族はケット・シー、スキルは全員風魔法を所持していた。


驚くことに3匹全員、既にタカナシの眷属になっていた。



「えーっと、君たちは俺の仲間になったってことでいいのかな?」


「「「にゃー!」」」


3匹が肯定する。



今までは隠れていたが、タイラントベアが倒されたから外に出てきたのだという。


3匹は三つ子で自然とこの拠点に引き寄せられたとのこと。


どのタイミングで眷属になったのかは不明だが拠点内に入れているし少なくとも敵でないことは間違いないだろう。


白玉とあんこ、もなかも受け入れているから多分大丈夫だろう。



まずは3匹の名付けだ。


チョコ、クリーム、シナモン。


それぞれの毛色をそのまま名前にしたが特に不満はなさそうだ。


気になることといえば他のエリアを解放したら更に眷属の数が増えたりするのだろうか。


そうなると名付けが大変そうだ。アリスにお願いしたらやってくれないかな。



思いがけない出会いがあったが、当初の目的を果たすことにしよう。



東エリアの探索。


メンバーはもなかを除く全員。新メンバーのチョコ、クリーム、シナモンも早速参加することになった。


3匹の能力の他に、元いた場所の確認もしたかったから進んで付いて来てくれるのは助かる。


白玉とあんこは後輩が出来て張り切っている様子。


もなかは相変わらず留守番を決め込むようだ。



タカナシたちは東エリアの探索へ出発した。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
家に三毛猫姉妹がいますが、ちょこ と もなか です 2匹あわせて ちょこもなか 同じ名前が出てきたので、一気に親しみを感じました
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ