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週末開かれた勉強会はタカナシとアリスの他に二人増え計四人で行われた。


アリスの従姉妹の篠崎カレン、タカナシの友人の八島拓海。


以前からカレンは一度タカナシと顔合わせをしたいと今回やってきた。


拓海は人が増えると聞いたタカナシがフォローをしてもらうために呼んだ。



カレンから質問責めにあうかと思っていたが実際はそんなことはなく、アリスのことをよろしくと頼まれてしまった。


カレンは一人で日本にきたアリスのことを気にかけていたらしく、趣味の合う友人ができたことに喜んでいた。


カレンから問題ないと判断されたタカナシは無事アリスの友人として認められたようだ。


その後は本来の目的試験勉強を行い解散した。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




翌週。試験が終わり改めて本腰を入れてゲームに臨む。



しばらく探索に出られなかったので今日から再開する。


まだまだ回れていない場所が多いので1つずつ回って行きたい。


白玉とあんこも当然一緒だ。


2匹は木の上での移動ができるようになったので以前よりも安全に進むことが可能になった。



どこに向かおうかと考えていると白玉とあんこからリクエストが。


どうやら島の中心部に行きたいらしい。


少し危険ではあるが慎重に行けば問題ないと判断したタカナシは2匹の意見に従う。




拠点を出発する。


木の上は今のところ安全でモンスターに襲われることなく進めている。


懸念であるエリアボスも現れる気配はないが、油断せず警戒を緩めず先を進む。



始めはタカナシが先頭に立っていたのだが、白玉とあんこが行きたい場所があるらしく途中から2匹に前を譲ることに。




しばらく進んでいると、


「にゃあ」「なー」


白玉とあんこが立ち止まる。



視線の先には泉。


周囲にモンスターがいないことを確認して降りる。



泉は透き通っているが、底は深く下の方は暗くてよく見えない。



タカナシが覗き込んでいると、



「にゃ!」「な!」


白玉とあんこに押され泉の中へ落ちてしまう。












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― 新着の感想 ―
[良い点] 可愛く役に立つと油断を誘ってからの容赦なき下剋上……なんというサバイバル。
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