表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感情FEVER 学園編  作者: きんたろ
26/49

26.それぞれの想い 神宮寺レナの場合

 心達3人が去っていき見えなくなると、レナは門の横の水道で足を洗い、自分の部屋へと向かった。


 およそ年頃の女性部屋とは思えない自室。シックなブラックでなるべく統一されたその部屋で目立つものといえば、様々な格闘技の本でぎっしりの本棚と、格闘家のポスターが壁に貼ってあるくらいで、そんなに大きくはないタンスと、窓際にはシングルベッドがある。それ以外には、あまり物がない。質素とも言える。数えるほどしかないが、そんな部屋に親友である心を連れて来たことがある。部屋に入れる度に言われたのは『私の部屋以上に女の部屋っぽくない部屋!』。笑われたし、言われて自分も笑った。でも一度、ギャグで『ピンクの小物や可愛いぬいぐるみとかを買ってきて、それらのある部屋にしたら、心はびっくりするだろうな』、なんて考えたこともあった。もっとも意味がないしお金ももったいないのでそれは実行には及ばなかった。


 ベッドに仰向けになって寝そべり、腕を頭の後ろに組みながら、先程までの事を考える。皆を家に連れ、BRFにも会わせたこと。


--

 BRFの事は大体解っていたつもりだった。しかし、クソ!心との友情の結果によるやり取りだと思っていた事まで掌で踊らされていたことには腹が立つ! たぶん、今のこの憤りまで父親や母親に、リサーチの名の下で知れ渡っているのかな。さらに腹が立つ! 心・ケイト・茜はどう思っているかな?家族だから私もBRFの手下みたいに思われているのかな? そして地球の危機を聞かされて、今どんな気持ちでいるかな?私はどうすればいいのだろう。なるようにしかならないならば、『なるべく』いい方向にいくようにつとめるしかないよな。とすると、結局この先もBRFの意のままに動くことになるのか。くそ。だけどそれはしようがないことか……。動くための別の理由が欲しい……。

--


 そのようなことを考え、一人葛藤したレナだったが、疲れが溜まったせいもあり、少しするとぐっすりと眠っていた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ