【底辺を抜ける道】作品を書くとき、どこに力を入れますか?
はいどーも!
小説家になろうでエッセイストをさせております、家紋武範でございます!
今後とも、ますます御昵懇にお願い申し上げます。
さてさて、本日は創作に関して。いってみたいと思います。
『月を指せば指を認む』という言葉があります。「あれが月だよ」と月を指差せば、「これが月ですか」と指を見ている。ということですね。
本日は是非とも私が指し示す『月』を分かっていただけたらなぁと思います。
この小説家になろう(以下「なろう」)には数々の作品が投稿されております。
しかし玉石混淆。書籍になるほどの素晴らしい作品もあれば、人の目にも触れずにひっそりと泡沫の如く消える作品もございます。
俗になろうでは、作品のポイント数が100ptに満たないものを書く作家さんを『底辺作家』と呼びます。またブクマ100を得れないと一人前でないとも。
そんな中に置かれて、筆を折ってしまわれるかたがたもたくさんおられます。なんとも寂しいお話です。
実は才能もあって素晴らしい作品をお書きになられても、どんな作品も投稿したら、読者サイトの「小説を読もう」というトップページから「新着」ボタンを押してジャンル関係なしに20件ずつ新しく投稿した順に掲載されたページに行きます。
正直、ここでの閲覧者は望めません。短編は別の「短編」ボタンがあるのでここのほうが閲覧する人を望めるかもしれません。
ですからあなたの作品は大海に放り投げられた遭難者を探すがごとく難しいのです。
ではどうしたらよいのかというと、ランキングに掲載されるか、常連の読者を掴む。いわゆる「逆お気に入りユーザー」を得ることです。
読まれないのにランキングに掲載されるわけないですね。ですから「逆お気に入りユーザー」を獲得するのです。
ここで一つ喩え話をさせてください。
Q.あなたは作品を書く際にどこに力をいれますか?
できるだけ読みやすく読者に寄り添った文章でしょうか? それも大事です。
ひたすら人好きのする内容を盛り込むことでしょうか? そうですね、そうですね~。
なるほど納得。継続は力なり。それでも読者は増えるでしょう。
A.私がおすすめしたいのはこちら。
もしも重いものを持ち上げるときにはどこに力を入れているのか?
それは腕の筋肉でしょうか? 踏ん張った足でしょうか? 背筋? 腹筋? それともお尻?
実は『歯』です。歯をグッと噛み締めることでそれらの筋肉に力が宿るのです。歯がないと力も半減するんですよね。
ここでの筋肉はあなたの『作品』と思ってください。
では縁の下の力持ちである『歯』とは、まさしく『逆お気に入りユーザー』さまなのです!
小説を書きに来ただけならば、そのまま書いていていいでしょう。しかし、ここなろうで読まれるためには『外交』が必要です。
まずは作家仲間を作りましょう。作品を読んだら感想を書き、評価を入れる。またレビューを書いて、相手とお近づきになる。
自分からお気に入りユーザーを登録することも大事です。その際は公開の設定にしましょう。(と言ってる私は非公開ですが)
そうしていくことによって逆お気に入りユーザーさまを増やしていってください。
なぜ逆お気に入りユーザーが必要かというと、その人のマイページに『新着作品』としてあなたの作品が掲載されるのです。
そこから読まれる確率はかなり高いです。そこから得られるポイントで日間ランキング100位に入れば読者も獲得。読むだけを専門にした人も逆お気に入りユーザーになってくれる可能性もあります。
【外交の際に気を付けたいこと】
できるだけ丁寧な言葉を使いましょう。ここは顔の見えない場所ですので、その人の性質は言葉でしかつかめません。同輩に対する言葉遣いではなく、目上の人と話すようにしなくてはいけません。
某掲示板みたいなフランクさではバカに見えます。バカに見えたら誰もあなたの作品は読みませんよね。
あなたという人に興味を持って貰えないと作品を読んで貰えません。
人は興味を失うと、その人を『知りたい』という気持ちは一気に失せます。『知りたい』『読んであげたい』という気持ちを持って貰うことが大切です。
とはいえ、私もできているかといえばそうでもありません。
しかしやることを胸に置くというのも大事なことです。それがあるとないとは大きな差がでます。
さぁあなたも今日からやってみよう!