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20周年ありがとうございます!!!!!!

前回のあらすじだが、原文も荒いので、もうぐちゃぐちゃだ。

カッゾさんの前で屈伸煽りし、愛国心の高さを主張。

ゴブリンを食うという食べ物を粗末にしない聖人アピール。

ふるさと納税で取り寄せたポテチが切れた。

「あの…小鳥遊さま…?」

俺がリーダーシップを発動した状態でくるくるぽよんぽよんしていると、まるで頭のおかしい生物でも見たかのような顔をしながらカッゾは此方をのぞき込んできた。

俺には当然、くるくるぽよんぽよんする責任がある。

ここで負けてはいけないのだ。


「なんだい」

だからこそ俺はぽよんぽよんをやめないし、自信に満ち溢れたような声で言う。

するとカッゾは、何か言いたげにはしたものの、そこから何かを続かせることはなかった。


つまり俺の勝ちだ。


こんなそこら辺を歩いたらいるようなスライムの見た目をした生物に様を付けるような人間に勝って喜んでいる。

そんな卑劣な大人がいるのだ、醜い世の中だ。

まるでうんこ付き世界だ、俺の母体記憶がよみがえるぜ。


俺はこんな世界を少しでも良くするべく、姫を救出しようと強く誓った。

そうだ、せっかくだし、リーダーシップ(ぼくのおともだち)をカッゾにも紹介しよう。


「そうだ、この俺の隣にいるくるくるぽよんぽよんは俺のスラ友だ、気軽にブスと呼んでやってくれ」


「ブ…え…でも顔なぃ…」


スラ友のブスに顔がないとは何事だ。

俺はブスに投石をしてベコベコにへこませてから、心の中ではにっこり笑ってこういった。

「よし!いこう!」


今度は負けたような気分だった。

カッゾは俺を憐みの目で見てくるのだ。


まるでうんこ付きお目目だな、ものもらいってことだ。

うんもらいだな!金運が上がる。


先の幸運に(ぽよよんボディ)を膨らませていると、不幸にも黒塗りの分かれ道に追突してしまう。

「カッゾさん、姫さんはどっちに行ったかわかるか?」


「えっと…ペン(良質な発音)を持つほうです」


お前の利き手は知らねえよゲボハゲ


「えっと…右?」

とりあえず右利きが多いという前世の記憶に掛けて一応聞いてみる。


「えっと…私特技があって、どっちの手でも字が書けるんです!」


何だこの女!!!!?!?!?!?!?

それぐらい俺だってできるわスライムだけど!!!

俺の闘争心に火が付いた(ボッ)

俺の右手は俺で、俺の左手をブスと仮定する。

ブスが左通路を、聡明な俺が右通路を探索すれば、俺もこのゲボハゲと同じぐらい有能といえる。


「まあまかせてくれ、俺にいい案がある」


建前上はそういうが、これは命を懸けた戦いである。

いわばこれはオリ〇ピック。


俺はリーダーシップでブスを遠隔操作し、同時に俺も反対側の通路に入る、FOOOOOOO!!きもちいいいいいいいいいいい!!!!

スライム状態でうねうねしながら探索する洞窟は開放感にあふれ、室内だというのにとても広々とした間取り、光を取り入れた天窓設計、吹き抜ける隙間風が人生の楽しさを数億倍にする。

道中、ゴブリンとか言う有象無象がいたように見えたが、今の俺には関係ない。

皆この姿に見とれ、SAN値が0になり自害した。

途中、カッゾでさえ悲鳴を上げていたので、またもや俺の逆転勝利が確定してしまったわけだ。


一通り暴れまわり、自害したゴブリンが持っていた木の味がする鰹節をむさぼっていると、そういえば姫らしき人がいなかったことに気づく。

ブスも見つけていないようだ。

「困ったな…姫さんが見当たらない」


見当たらないならもうこの拠点全部吸収して無理やりあぶりだす以外に手段ないぞ…

そう考えていると、俺がついさっきうねり倒したタンスが動いた。

開け口が床でふさがれる形で倒れていたため、タンスはがたっと音を鳴らすだけ。


ここは最大限の温情で、タンスを開けてやることにする。


よし、投石ではかいだ!!!!!!!!!!!!!!!!。


最近風邪ひいてさあああああああああああああああああああああああああああああああ

なんか鼻水が瞬間接着剤みたいな粘りをみせるわけえええええええええええええええええええ

窒息するのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


ところで、石の魔法があるのに、どうして投石スキルを使ったか、気になりませんか?

なりませんよね

じゃ。

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