第6話
ギルドを出て,俺たちはカレンの指示に従って
男女に分かれ,男子はクエストを受けに、
女子はアイテムを買いに行くことになり、
この街の中央にある噴水の前に集合と言うことになった。
「まったく、入ったそうそう大変だな〜」
とルークはニヤニヤしながらこちらを見てくる。
「あの人は、いつもああ活発なのか?」
「まあな、俺が入った時はもうああだったぜ、
ガレアが入った時はどうだった?」
すると、ガレアは苦笑いして
「そうだな、最初から明るかったが
戦闘時一人で突っ込んで行くのはなんとかしてほしいな」
その一言でなんかだいたい、状況が理解できた。この人たちも大変だな。
そんな感じで、話をしながら歩いて広場にあるクエスト受付に辿りつく。
そして掲示板に貼ってあるクエスト一覧を見る。
見ていると、ルークが紙を持ってくる。
「これでいいか?」
クエスト用紙には、
<ワイルド・ボア1体の討伐>と書いてある。
なんか強そうな名前だな。どんな奴だろ?
なんて考えていると背後から、肩をつつかれた。
「こちらは、準備終わりましたけど」
と、レナが声をかけてきた。カレンは噴水のとこに座って待っている。
「じゃあ、このクエスト受けてくるわ」
そう言いルークがクエストを受けて、俺たちは噴水前に足を運んだ。