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ロキは最強に飽きている  作者: 月極典


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ウィガン討伐隊結成


 地獄の井戸21階層ボス部屋扉前。


「兄上、ハッシュがロキに首チョンパされたって、殺されたの?」


「いや、アイツらは首を落とされたくらいでは死なんらしい。髪の毛を掴まれた状態で話をしていた」


「エグい……ホラーやん」

 カイゼルは首だけのハッシュが会話しているところを想像した。


「……」

 カイゼルのホラー発言に、ナチュラルボーン首チョンパのバロスが肩身を狭そうにしている。


「ロキとハッシュが揉めてるのはわかったけど、この部屋の主、白龍は?」

 そう、本来白龍討伐に来た一行である。それがロキ達の乱入により訳の分からない状況になっている。


「良くわからんが、奥で黒龍、アイーシャと会話しておる」


「ふん、危険じゃないなら入ろうぜ、ハッシュの醜態も拝めるしよ」

 ロックはそう言って部屋に入って行く。


「うっ!」

 ロックは初めて間近にロキを見て、溢れ出る膨大な魔力に動けなくなった。王都攻略で遠目に見たものとは明らかに違った。そして今やそれは怒気を含んでさらに凄みを増している。


「あ、誰だ?てめぇは。知らねぇ顔だな、邪魔すると殺すぞ、金髪コラ」

 ロキが見知らぬ男の登場にイラついて凄む。


「ロキ、すまない。彼は異界の魔王でロックと言うものだ、現在共闘中で敵ではない」

 レイスが後ろから姿を現し説明した。


「おぅ、レイス。そうか、お前の知り合いか。異界の魔王ねぇ、あれもお前が呼んだのか?首チョンパ」

 ロキが髪の毛を掴んだまま、持ち上げ、睨みつけて聞く。


「うん、そう言えば呼んだかも……」


「そう言えば……だと?」

 やっぱりコイツ忘れてやがったと、憤怒するロック。


「ほら、怒ってるぞ? お前なぁ、呼ぶのは良いが最後まで面倒みろよ。ロックとか言ったか?話が終わったらこの首チョンパ思いっきり蹴らしてやるから」


「あぁ、鼻っ柱にトーキック食らわしてやる」


「んで、わかったか?井の中の蛙野郎の居場所は」

 ロキはハッシュの首を水ヨーヨーの様にバウンドさせて詰問する。


「うん……実はもう宇宙船が太陽の裏側に到着しているよ。もう手遅れかも……」

 ハッシュは観念して言った。


「バカ野郎! 早く言いやがれ!」

 ロキはハッシュの首をまたもや高く蹴り上げた。ハッシュの綺麗な顔がもうボコボコに腫れ上がって見る影もない。


 ロキが叫ぶ。

「アイちゃん、場所がわかったぞ! そっちの話は収まったか?」


「あ、はい! 大体……だ、大丈夫ですよね、エルザさん?」


「うむ、このアイーシャがノアの恩人である事、理解した」


「ノア……黒龍、名前あったんかい。じゃあエルザ、俺たち宇宙最強とか言ってる馬鹿をとっちめに行かないとならんからもう行くわ。急がないと大事な星がヤバい」


 急ぐロキを白龍エルザが呼び止めた。

「ちょっと待て、ロキ。私も行こう、ノアがアイーシャに力を貸すなら、私はお前に力を貸そうではないか」


「マジ?」


「あぁ、マジだ」


 双璧の伝説龍、黒龍と白龍。何より力強い味方である。

「良いねぇ、最高だ! そうだレイス、お前らも来るかい?」

 まるで遊びに誘うかのように気軽く誘うロキである。お前も暴れたいんだろう? とでも言いたげだ。


「どこに何をしに行くかも聞いてないが、詳しく聞いてる時間もないのだろう?我らも一緒に参ろう。ロック、貴様はどうする?」


「おいおい、なんか知らねえが行った先に暴れる相手がいるなら行くに決まってんだろ。首チョンパ蹴っ飛ばしてからだけどな!」


「こりゃ、どでかい魔法陣が必要だな……」

 

 しかし、ロキはまだ知らない。地殻喰らいのゴーズとミニゴーレム数百体がいる事を。

 

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