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最強ハーフ  作者: 寺城雪目
3/3

初心者冒険者?

次は宿を探さないとな。

「すいませんこの辺で宿ありますか?」

「はい。風風亭ですね。」

「ここを出て右に真っ直ぐ行けばあります。」

「ありがとうございます。」


「あの、すいません職業設定してください。」

「さっき説明するのを忘れていたのですが、

冒険者はまず一つ最大で三つ職業に着きます。」

「では、こっちの部屋に来てください。」


奥の狭い部屋に連れてかれた。

うん、汚い。


だけどそこには大きな光ってる木があった。


「ではこちらの木に触れて下さい。

そしたら自分に合う職業が書かれた果実がなります

なりたい職業が書いてある果実を食べるとその職業になります。」


イッツ ファンタジー

「分かりました。」


俺は、優しく触れると直ぐに赤、青、白と色々な色の果実がなった。

だけど俺はすんなり決めた。真っ黒い果実だった。


がぶっ

美味しいとは言えない味だった。


「食べ終わりました。」

「そうですかではもう帰って頂いても良いですよ。」

「あの一つ質問良いですか?」

「はい。どうぞ」

「職業は誰かに見られることはあるのですか?」

「はい。ギルドマスターだけが見ることができます。」


なるほど。ギルドマスターには後で口止めしないとな。



「では帰ります。ありがとうございました。」

「さよなら。」


これで今日はここに来ることは無いだろう。


は~疲れた。

よし、これから宿行って装備品買って明日依頼やろうかなと、考えていると。

ザッ、ザザザッ

柄の悪い冒険者たちに囲まれた。

あれれ俺人気者ですか?照れちゃうな。


「何?おっさんではなくてお兄さんたち。」

つい本音が出るところだった。

いや出た。


「お前新しい冒険者だな。ここには二つ派閥がある。

お前は冒険者として入らなければならない。

入らないのは無しだ。

まず一つは言葉はキツイが心配してくれる美人巨乳のツンデレエルフ女神の

エーメルさん派のエーメル軍

もう一つは声も最高級童顔で可愛い守ってあげたくなる我らの妹ハルルさん派のハルル軍の二つある。さあお前はどっちだ。」


「あの、そうゆうのいいんで。他に用が無ければこれで。」

「ま、待てどっちにも入らないのは許さん。全員捕まえろ。」

「おー。」


え~、何あれ宗教ですか軍体ですか無所属無しって何でだよ。


「待て新入りー」「逃げるな」


いやいやいや、逃げるなって捕まったら何されるか分からないだろうが。

疲れた。もう10分は逃げてる。しかも増えてる?


「大丈夫ですか?」

「大丈夫じゃ無いです。」

男はニアニアしていた。これ以上無いぐらいに。

あれ?

何かが引っ掛かる。

あっ、日本語だ。日本語で喋った!!

いわゆる異世界人か?

てか、こっち来た。


「おいお前らどけ。」

「ああ?誰だお前」

「俺はランクZの及川だ。そいつに用がある。」

「お前らも死にたくないだろ。」

「ああ?なんだてめえ」

「やめろ俺たちでは勝てない。」

「チッ 今回は見逃したるが今度は見逃さん。」

いかにも悪の言いそうな言葉を残して去っていった。


「見た目は日本人じゃなさそうだけど日本喋ったね。

髪は灰色で装備もなし。君何者?」

日本語で聞いてきた。

「助けてくれてありがとう。

お前日本人なのか?」


「うん、そうだ異世界召喚的なやつ。お前は日本語喋ったけどマジで日本人?」

「うーん、そうだな俺は転生かな」

「ウォーー新種の仲間発見」

???

「あのな俺ずっと一人ボッチだったんだよ

急にな足元が光ってそしたら教室からこの町に来たんだよ。」

あれれ?さっきとキャラ変わってない?

会って5秒でのイメチェン?


「お気の毒でしたね。ではこれで、また会うかもしれませんね。」

「ちょっと待て待て名前を聞いてないぞ。」

「俺は及川武瑠だ宜しく。」

チッ。面倒くさ

「俺はレウズ・ブートルです。宜しくお願いします。」

「おいおいそんな固くなるなよ俺たちの仲だろ。」


???はて?いつの間に仲良くなったよ?

まあいいか

「では、急いでるのでこれで」

スタスタ。

スタスタ。

スタスタスタスタ。

スタスタスタスタ。

スタスタ。スタスタスタスタ。

スタスタ。スタスタスタスタ。


ウゼー付いてきやがる

「あの何でしょう?何で付いて来るのでしょうか?」

「えっ、仲間だから付いて行くのは当たり前だろ。」

ブチ 血管が切れた。


「はー?いつそんなこと言った何で出会って5分も経ってないのに仲間だよ

おかしいだろ、異常だろただ日本語喋べれただけで仲間?

はい?おかしいだろ何ストーカーですか?何ですか?

お前は初めて日本語喋る奴見つけて嬉しいだろうが、関係ない

俺は一人がいいの分かる?ひ、と、り、

分かったらどっか行けよ。」



「うん分かった。パーティー組もうぜ!!」

?????????

あれ。おかしいな。今キッパリ断った。分からないのか。


「お前とは組まない俺は誰とも組まないAre you OK?」

強めのストレート。

「OK パーティー組ましょうレウズ様」キリ、ドヤ

斜め180度からの跳ね返し

バカなの?カバなの?俺の耳が悪いのか?

しょうがない最終手段


「分かった。じゃあちょっと目を瞑って30秒数えて下さい。」

「分かった!!」ギュッ

「いーち、にーい、さーん、…」

よしバカで助かった。今の内に宿にダッシュ。




「にじゅうはち、にじゅうく、さんじゅう!!」

「あれ?レウズ?レウズがいない!」

「レウズー!!」





えーと宿何処だよ。チッ。追いかけられたおかげで迷子じゃないか

「あのすいません風風亭と言う宿知りませんか?」

「何だ?ガキ、あのな風風亭はなお前が払える額じゃない止めとけ。」


おい、あの受付嬢俺が金持ちだとでも

まあいいや

「安い宿は何処でしょうか?」

「この辺は…豚の宿かな

すぐそこだ飯ありで銀貨1枚だぞ」

「ありがとうございます。」



えっ、ここか?高そうな所だなでもこれで安いんだったら

風風亭は城か?


カランカラン。

「いらっしゃい、一人、一泊銀貨1枚。七泊で銀貨五枚だ。勿論食事付きだ。

どうする?坊や」

ムカ。

どうしよう長く滞在しようかな。


「じゃあ七泊で」

銀貨五枚を渡した。

「坊や連れの分は?」

???

「連れ?」

「ほら後ろの」



「何でてめえがいるんだよ!!」

思いっきり飛んで回し蹴り。

及川の顔にクリーンヒット


顔が潰れて原型が分かんない位だ。

殺っちまった。てへぺろ。後で処理しないとな。

「俺一人です。」ニコ

宿主の顔が真っ青だ。震えてるし。

今にも泣きそうだよ。


「ひっ、はい分かりました。こっこちらが部屋の鍵です。ば、番号は307です。」

「三階ですか?」

「ひっ、はいそうです。ごゆっくりと。」


ガチャ

以外と広いな一人だと広すぎないか?

「ん?」

人の気配がする。

「お前俺を殺す気か?いや、お俺じゃ無かったら死んでたぞ。」


!!

「何でお前がいるんだよ!!」

「俺は50年前にこの世界にきた。そして何故か不老不死なんだ。

だから殺されても死なないし年も取らない。

だから俺はランクZなんだよ。」


「いや、何でここに居るのかを聞いている。」

「ああ、死んだ時血が付いたから洗ったんだよ。」

「どうやって入った?」

「そこの窓からピッキングして」

及川の顔に思いっきりぶん殴る。


死んだがすぐに生き返る。

「出て行け。」

「何で俺金無いから無理だよ」


「何で持って無いんだよ。」

「俺の武器買ったら無くなった。」

「よし出て行け。ランクがZなら今から依頼受けて金稼げ

それが嫌なら武器を売れ。」


「いやいや待て待て俺はお前とパーティー組みたいんだよ

なあ良いだろお願いだよ。

寂しいんだよ。力になるから絶対。」


「いや、力は足りてるから。いらない。」

じゃあじゃあ、お前今ランクFだろ

すぐにランク上げてやるどうだ?」

うーん…早く討伐依頼やりたいし悪い話ではないな。

「分かったパーティーに入ろう。」

「まっ、マジで!!ありがとうレウズ!!」


「じゃあ改めて自己紹介するな

俺はランクZの及川武瑠

職業は聖剣士と聖魔法師と暗殺者だ。どれもレベル90以上だ。

身長は、182センチ 体重は、67キロだ。

どうだ!分かったか!!」


「俺はレウズ・ブートル

ランクF

身長は137センチ 体重は20キロ

職業は……なんて言うか……お、王様みたいな感じの、」


ガシッ

強めに俺の肩に手を置いた。

「隠さないでくれないか…」


「わ、分かった。 驚かないで聞いてくれ。」

「今さら何聞いても驚く分けないだろ転生あるんだし」

スウー  深呼吸


「俺の職業は、魔王だ。」


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