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最強ハーフ  作者: 寺城雪目
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レウズ・ブートル

今俺は5歳だ。だけど意志がちゃんとある。


何故か知らないが前世の記憶があるからだ。

前世はこの世界でなく地球だった。

思い出すだけで嫌になる。

俺は中学校生活ずっといじめられていた。

嫌で嫌で自殺したのだ。

だが今は違う世界だ。

もういじめられることはないと思うだけで気が楽だ。


この世界は面白い。

簡単に言うところの異世界だ。

それに今は優しい両親がいて幸せだ。


父親は魔王サタン。母親は勇者マリーナ。

二人とも俺が産まれてからずっと英才教育だのなんなどとかいって魔法の使い方や、剣術、他の言語などを片っ端から教えられた。

前世で言ったら勉強だがとても楽しい。

魔法だぞ剣術だぞ楽しいに決まってる。


俺は本が大大大好きだ。

いじめられていたときの友達が本だったからだ。

いわば、オタクだ。

俺の知識は大半が本からだろう。

まずこの世界は剣と魔法の世界ヨーズ。


そしてこの世界は7つ国がある。

一つ、獣人国アーデルデ

一つ、精霊国カトナムネ

   (エルフ)

一つ、人間国ジャールス

一つ、巨人国テルマーナ

一つ、小人国チルカータ

今はもう無くなったと言われる魔族国マダラナと天使国エパーマ


7つの国一つ一つの国には王がいた。

獣人 メリー・ダス

エルフ アンヌ・ディース

人間 ルーべ・トリアンス

巨人 シーダ・キョルムン

小人 フィム・ユーズ

魔人 サタン・ブートル

天使 ターダス・マルサ


そして何故か言語は6つある。

獣人が使うデルデ語。 エルフが使うナムネ語。 人間が使う人間語。

巨人と小人が使うマータル語。 魔族が使う魔人語。

天使が使う天使語がある。

俺は6歳で6つ全ての言語が使えた。


この7つの世界には階位がある。魔族と天使がいた時の話だが。

第一位、天使族

第二位、魔族

第三位、獣人族

第四位、精霊族

第五位、巨人族

第六位、人間族

第七位、小人族


この世界は冒険者と言う職業が70%いるらしい。

俺は冒険者になりたいと思っている。

だって異世界って言えば冒険だろ。


しかし問題が2つある。

一つは、俺は正直者だ。だから生意気だとか言われていじめられていた。

冒険者はパーティーを作るが俺は仲間外れにされるのではないか。


もう一つは、この島は半径100キロ何もない場所だ。

勿論冒険ギルドもない。

だからこの島を出るには自力で出なければならない。


結論から言うと、冒険者になるためにはこの島を出てソロ冒険者になることだ。

このことを両親に話したら10歳位になれば魔法で出れるかもな。

と、言われた。

ちなみに今俺は7歳だ。

だから3年間母には剣術を父には魔法をより厳しく教えてもらった。



一応才能があったらしく父が言うとそこらの冒険者よりも数倍強いと、

言ってくれた。

勇者と魔王の子供だ、その位なければならないのは当たり前か?

まあ才能があったが流石魔王と勇者だ稽古でも一発も当てられない。


そんなことを思いつつ明日島を出ると、決意した。


当日、両親からはいろいろと口止めされた。

魔王と勇者が生きていること。

魔王と勇者の子供であること。などなど


まあ言っても信じる奴はそうそういないだろう。

もはや伝説だわ。

だし、俺的に一杯人に囲まれるのは嫌だ。

本に囲まれるのは良いけどね。


「では、行ってくる。」

「ああ、行ってらっしゃい。」

「レウズお前は強いだが過信するな。それだけだ」


俺は2人に見送られ北にある国、獣人国アーデルデに向かうことにした。

最初は人間国ジャールスに行こうと思っていた。

このことを父に話したら、この島から遠過ぎる、まず一番近いアーデルデに着いてからジャールスに行けと言われた。

実行中……


島を出て約10分大陸が見えてきた。

おそらくあれがアーデルデだろう。

だけど魔力がまだ半分以上あったので直でジャールスに行くことにした。



30分後アーデルデを越えて、ジャールスに入ろうと言うところで大きな町が見えた。あれが都市のガーマルだと思う。

静かに森に降りて進んで行くと、大きな壁があった。10メートル位だろう。

飛び越えようと思えば飛び越えれたが、門番が居たので止めた。


「あのここに入りたいのですが」

「うん?見たこと無いな、冒険者か?」

「いえ、これから成ろうと思っていて」

ゴツい門番に怯えなから対応

「そうかそうか。頑張れよ。冒険者ギルドはこの道を真っ直ぐ行って右いって左行ってすぐだ。」

「ありがとございます。」


俺はよく分からなかったがお礼を言った。

本心は地図くれよとか思っていたが言ったらろくなことがないと分かっている。

まずは入国成功を喜ぶ。


だが、何処だよ。真っ直ぐって何処までだよ説明雑過ぎる。


新手のいじめか?

とりあえず誰かに聞こう。

だけど誰に聞こう。そう考えていると強面の3人組が絡んできた。


「僕迷子だね。お母さん向こうで探してたから一緒にいこうか。」

ゲスい顔している。

定番だな。関わっちゃ行けない。奴隷として売られてしまう。

「すいません急いでるので。」

うん、大人の対応


「おいおい優しい俺たちがお母さんいのところにつれていってあげるといってんだろ。」

おーおーキレてますな。高血圧になりますよ。おじさんたち。

ここには俺の母はいませんよ。

そう思いながら丁重に回避。

「母の居場所は分かっているので大丈夫です。」

そう言って逃げる様にギルドを探す。



とりあえず右に行ってみる。

すると以外と簡単に見つかった。

めちゃくちゃ派手だ。屋根は赤色で壁は黒だが白で冒険ギルドと描いてある。

説明が適当なのは派手だったから気がつくと思ったのだろう。


カランカラン。

中は以外と広くて二階まである。

受付は可愛い顔のした小さい女の子と気が強そうな美人の二人がいた。

この二人を見ている嫌らしい顔のした冒険者らしい者もいる。

好きなんだろう。



「すいません。冒険者になりたいのですがどうすればいいですか?」

美人の受付に聞いた。

「はい。登録料が銀貨5枚必要ですが…ありますか?」

俺が10歳だから持っているか心配なんだろう。

「はい。大丈夫です。」


母に前持って金貨10枚、銀貨100枚貰っていた。

この世界の金は金貨、銀貨、銅貨、石貨がある。

金貨は日本で言う一万円分。銀貨は五千円分

銅貨は千円分。石貨は百円分

と言う位で金はなっている。



「では、これから冒険者カードを作くるので名前を教えてください。」

「はい。レウズ・ブートルです。」

「あの冒険者の説明聞きますか?」

「はい。お願いしますか。」

「はい。このカードに血を付けてください。

そしたらランクについて教えます。

ランクはF~Zまであって初めの冒険者はFランクからです。

世界には冒険者が4030兆5000億8040万人います。

Fランクは2000兆人

Eランクは1500兆人

Dランクは500兆1000億人

Cランクは3兆3000億人

Bランクは1000億3000万人

Aランクは5000万人

Sランク38万人

SSランクは8000人

SSSランクは1950人

Zランクは50人

頑張ればAランク行けるかもしれませんよ。

まあ大概Bランクで止まる人やそこまで行かない人が多いのですが。


次はステータスです。

ステータスはD~Sまでです。

Aランクの人でもオールBで良いぐらいじゃないでしょうか。

Zランクの人でもSが一つあれば良いぐらいですね。


次は、依頼の事です。

依頼は一つ上のランクの依頼までなら受けられます。

FとEランクは手伝いや採集

Dランクから討伐の依頼です。

以上です。

今の説明で分からない事があれましたか?」

「いいえ大丈夫です。あれがとうございました。」

そうして説明が終わった。

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