表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐家の密会  作者: @nohara
1/6

ウメノカ

サクッと終わるつもりが長引いてしまいました ( 一一)


ごゆっくり( ^^) _U~~

 一歩 踏み出すと自分にしかわからない光がはらはらと落ちてきてその温かさに目を閉じた


同時に急に体が縮んで背中の荷物の重みで膝まで雪に埋まってしまったので慌てて荷物を降ろして息をつ


いた。


 古い木戸を開けるとぼんやりと家の中の者たちが目を覚まし自分に気づいたようだ

 

 カ・・・・・


ウメノカ・・・・・


ウメノカ・・・・


カエッテキタ・・・


オカエリ ひそやかでかすかな声がする 


こういう古い家には家霊が宿っていて人が入ると目を覚ます


「ただいま」声に出して言ってから急いで鍋をとって外に出るもう疲れなど忘れてしまった。

  

お湯が沸くと持ってきた古い布で床を階段を鏡を丁寧にふいた

  

 アタタカイ 


 アタタカイ トテモ・・・・ 家霊達は寡黙だが喜んでいるのがわかる 


 鍋の中に移るのは子供に帰った自分の顔 


それから外に出た 外には梅の木が白い花と赤の混じった花を咲かせている 


麗らかなたよりない偽物の日差し  それでも自分にはまぶしく感じられる


鍋の中に移るのは子供に帰った自分の顔 それを確かめてから外に出た 


外には梅の木が白い花と赤の混じった花を咲かせている 


麗らかなたよりない偽物の日差し


それでも自分にはまぶしくきらびやかに感じられる


目を細めてと木に登り部屋に飾るために一枝折ろうとしたときに花たちが一斉に笑ったのがわかった


 


 挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ