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10.長谷川沙世の過去

 村上アキは長谷川沙世の肩を抱きかかえて電車を降りると、トイレへと向かった。障害者や赤ん坊用の個室トイレ。この特区は、公共施設だけは整っている。もちろん、政治家や官僚が民間企業から献金を貰い、高額の発注を行っている為だ。

 “いつもは、腹が立っていたけど、今回ばかりは助かったな”

 沙世を座らせながら、アキはそう思う。個室なら、毒が漏れても誰かが被害を受ける心配はない。少しでも誰かが傷つば、当然、沙世はもっと傷つく。それだけは、何としてもアキは防ぎたかった。

 “さて。とにかく、毒をなんとかしなくちゃ”

 そう思うと、アキは沙世にこう話しかけた。腕を広げつつ。

 「沙世ちゃん。毒を出して。この腕の中に僕は独自空間を創るから、その中に。毒は全て中和してあげるから」

 しかし、沙世は首を横に振る。

 「駄目。お母さんが死んじゃう。毒を出したら、お母さんが死んじゃう」

 まだ沙世はパニック発作に陥ったままだった。正常な判断力を取り戻していない。アキは“クソッ”と思う。それから、沙世を調べた。

 “やっぱりだ。以前の時より、毒がかなり強い。濃度も濃いし。抱きついて、中和しようとすれば、僕も危険かもしれない”

 だが、迷っている暇はなかった。

 “沙世ちゃんのことだから、毒に対して耐性があるだろうけど、でも、このままだと流石にやばい”

 そう判断すると、彼は意を決して沙世に抱きついた。「ごめん」と、そう言って。全身に神経を集中させて、独自空間を沙世の身体に重ねていく。淡い光が漏れる。そして、その中で沙世の毒を消去していく。その過程で、毒が彼の身体に侵入してきた。

 “大丈夫だ。まだ、この程度なら。僕にだって毒への耐性はあるし、後から毒を無効にして症状を消せば”

 祈るようにアキはそう思い込もうとする。

 “沙世ちゃんを失って堪るか!”

 やがて、声が聞こえた。

 「村上君?」

 それは、沙世の声だった。アキは驚いて、抱いていた腕を離す。

 「沙世ちゃん、良かった。正気に戻ったんだね。毒を消すから、この僕の独自空間の中に出して」

 沙世の顔には涙が浮かんでいた。沙世は黙って頷くと、毒を出し始める。しかし、それからは顔を伏せて、アキを見ようとはしない。それを不安に思いながらも、アキはこう沙世に言ってみた。

 「ごめんね。今回は、本当に僕の判断ミスだ」

 その言葉に沙世はピクリと反応する。そして涙まじりの声で、こう返した。

 「どうして? どうして、村上君が謝るの?」

 「うん。僕は沙世ちゃんが自分から、一人で満員電車に乗ろうとするのは良い事だと思っていたんだ。克服しなくちゃならない事だし。でも、失敗だった。まだ沙世ちゃんには早過ぎだったと思う」

 「違う。だって、迷惑をかけたのはわたしの方だもん。わたしは、村上君を困らせてやろうと思っていた。だから、一人で満員電車に乗ったの。全部、わたしが悪い。

 ごめんなさい。わたしが馬鹿だった」

 それを聞くと、アキはこう思う。“ごめんなさい、か。ありがとう、の方が嬉しかったんだけどな”。それから、もう少し間を置いて沙世が落ち着くのを待った方が良いと判断した彼は、こう彼女に言った。

 「毒を消去して、ちょっと休んだら、一緒に家に帰ろうか。途中までなら、僕も付き合うからさ」

 無言のまま沙世はそれに頷く。

 毒を出し切り、しばらくが経つと、アキと沙世は個室トイレから出てきた。その時にアキは「ごめん、沙世ちゃん。僕、トイレ」と言って、男性用トイレに入る。もっとも、彼は本当に用を済ませたかった訳ではない。トイレの洗面台に着くと、吐き始める。

 「やっぱ、毒がちょっときつかったか」

 一息つくと、そう独り言を漏らした。

 沙世の毒に彼は侵されていたのだ。しかし、それを沙世に悟られる訳にはいかない。今の状態で、彼女がそれを知ったら、彼女はより深く他人を怖れてしまう。それが彼だからこそ、尚更。

 “もう、傷つけたくない”

 アキはそう思っていた。

 やがてトイレから出ると、彼は何事もなかったように沙世に「ごめん。ちょっと長くかかっちゃった」とそう言って、そのまま電車に乗った。

 電車の混み具合は、先ほどよりも随分と緩和していたがそれでもアキは沙世を庇っていた。大事なものを傷つけないように。沙世の最寄り駅まで着くと二人は電車を降りた。しばらく一緒に歩くと、おもむろにアキは口を開く。

 「……うん。あの、さっきさ、沙世ちゃんは、どうしてあんなに怒ってたの?」

 何にもなければ、沙世があんな状態に陥るはずはがないと、彼には分かっていた。確かにかなりの時間を待たせたけど、それだけであれほど怒るはずはない。不自然過ぎる。沙世はかなり落ち着きを取り戻していたようで、微かの間の後にこう答えた。

 「なんか、黒い人が現れて……」

 アキはそれを聞くなり、こう思う。

 “チッ! 黒の奴か…”

 「それで、村上君が前に付き合っていた彼女を利用していたと言ったの。何故か、わたしにはそれが嘘だとは思えなくて。多分、あの黒い人は、わたしも同じだと言おうとしたのだと思う」

 アキは沙世の言葉を聞くと、半ば何かを確かめるようにこう彼女に尋ねた。

 「それで、それを聞いて沙世ちゃんはそう思ったの?」

 沙世は即答する。

 「思わなかった」

 その返答にアキは微かに笑みを浮かべる。それは彼が予想していた通りの返答だったからだ。

 “分かったか?黒。この子に対しては、お前の言葉なんて、表面を少し揺らすくらいの効果しかない”

 それから沙世は続けた。

 「でも、思わなかったからこそ、わたしは村上君に甘えようとした。甘えて、それを否定してやろうとした……」

 沙世はそう言ってから、こう思う。

 “……だって、もし本気にしていたら、わたしは怖くて村上君に話しかけられなかったはずだもの”

 暗い夜道。沙世はアキが何も返さないのを確認すると、こう続けた。

 「もうわたしは、誰にも甘えないって決めていたのに。

 子供の頃、わたしが甘えた所為で、たくさんの人を傷つけた。特に、お母さんを。わたしはお母さんを二度殺しかけた事があるの。一度目は、まだわたしがお母さんのお腹の中にいる頃、そして二度目は満員電車の中だった……」

 それを聞くと、アキは静かにこう尋ねた。

 「もし、良かったら、もう少し詳しく話を聞かせてくれないかな?」

 沙世は何も応えなかったが、それでもそれを話し始めた。まるで罪を告白するかのような表情で。

 「わたしは、まだお母さんのお腹にいた頃から毒を出していたみたいで……」


 これは沙世自身も直接は知らない話。しかし、それを彼女は周囲の大人達から聞いて知っていた。胎児だった沙世が、母体を毒で侵し続け、その命を危うくした、と。異変に気付いた医者が、帝王切開に踏み切り、なんとか無事に済ませた。もちろん、沙世が故意に行った訳ではないが、それでも沙世が自分の母親を殺しかけた事は事実だった。

 沙世はその話を聞いた時、酷いショックを受けた。そんな話を、どうして周囲の大人達が沙世に話したのかは分からなかったが、あるいはそれが目的だったのかもしれない。沙世を傷つける事。沙世がどんなに危険な人間なのかを本人に思い知らせる為に。彼女の事を悪魔のように考えていた人間は、少なくなかったのだ。その出生から、彼女が特殊能力者で、毒を創り出せる事が知られていたからだが。

 特殊能力者に対する偏見は、その当時は現在よりも酷かった。更に、毒を出すとくれば、敵意を持って沙世を見る人間が現れる事は当然の成り行きと言える。中には、「殺してしまえばいいのに」と、あからさまに呪詛の言葉を使うものさえあった。

 しかし、沙世の母親は別だった。沙世の母親は、彼女が毒を出せると知っても怯まなかったのだ。まだ毒の弱い赤ん坊の頃は、素肌で彼女を抱いたし、一緒に食事を取った。もしかしたら、それは沙世に対する周囲の冷酷な視線を感じていたからこそなのかもしれない。沙世を護りたかったのだ。沙世の母親だけが、彼女に対して少しの曇りもなく接していた。他の大人は、例え彼女を敵視していなくてもその怯えを隠す事はできなかった。同世代の子供達からは、避けられていた。彼女は独りだった。母親を除いては。

 「……だからわたしは、お母さんにとことん甘えていたの。それはもちろん、お母さんの他に誰もわたしに優しく接してくれる人がいなかったから」

 そう言うと、それから沙世はアキがどんな表情を浮かべているかを確認した。アキは暗闇の中で、静かに沙世を見ていた。アキはその時、“この告白は、もしかしたら、彼女にとってとても辛いものなのかもしれない”と、そう思っていた。

 沙世は続ける。

 「ある程度まで、わたしが大きくなると、お母さんは薄手の毒を防ぐ為の手袋をしたりとか、防毒服を着始めたの。流石に、わたしの毒が強くなってきていて、しかもわたし自身にそれを抑える力がなかったから。

 でも、その時もわたしはお母さんに“そんなもの、つけないで”って我儘を言った。お母さんの素肌に触れていたかったから。ううん。違うのかもしれない。わたしは、お母さんを困らせやりたかったんだ。それで、お母さんに甘えようとしていた」

 そう言った後で、沙世はその感情が何かに近い事に気が付いた。村上君。わたしは、村上君に対しても、同じ事をしようとしていたのかもしれない。

 「お母さんは身体の弱い人だった。もちろんそれはわたしの所為。わたしの毒に、微弱にとはいえ、常にさらされていたから。

 でも、わたしにはそんな事は分からなくて。それでわたしはお母さんに遠慮なく甘えたの。周囲の人達の、わたしを見る視線の意味も分かっていなかった。周囲の人達が、それでわたしを責めようとすると、お母さんは慌ててわたしを庇っていた。わたしは、いっつもそれを不思議に思っていた」

 それから沙世は懇願するように、アキの事を見た。

 「わたしの所為でお母さんが傷ついていたのに! わたしが、お母さんを傷つけていたのに!

 わたしが……、わたしが…」

 そう叫んだ後で、沙世は思う。

 “だから、村上君がわたしを助けてくれる事が怖いの。わたしが、村上君を傷つけるかもしれない事が怖いの”

 アキは、そんな沙世を優しく見守っていた。

 「徐々にわたしは、自分がどんな存在なのかを理解していった。わたしに毒を出す能力がある事も。

 でも、心の何処かではそれを認めたくなかった。だってお母さんは、いつも優しかったしわたしと一緒にいてくれるし。それで、わたしはそれを否定する為に、お母さんにより甘えようとしたのだと思う。わたしが、そんなに危険なものじゃないと証明する為に…」

 口には出さなかったが、それから彼女はそっと心の中で続けた。

 “……そして、その所為でお母さんが倒れた”

 「あの時もそうだった。その日、わたし達は満員電車に乗っていて、お母さんはわたしを庇ってくれていた。今にして思えば、あれはわたしの毒で他の乗客が傷つかないように気を付けていたのだと思うけど、幼いわたしにはそんな事は分からない。

 わたしはお母さんがわたしを抱いてくれているのだと思って嬉しかった。それからわたしはお母さんに“抱っこして”って我儘を言ったの。お母さんは困ったような顔になって、“我儘を言わないの”と、わたしを叱ったけど、それでも結局はわたしの我儘を聞いてくれた。それは、わたしの甘えられる相手が、お母さんしかいなくて、その我儘が寂しさの裏返しだと、お母さんには分かっていたから。わたしは、お母さんがそう思っている事を分かっていたと思う。だから、お母さんが我儘を聞いてくれるのだとも。

 でも、それがどれだけお母さんの身体を傷つけているのかまでは分かっていなかった。あの日、お母さんはわたしの所為で、既にかなり弱っていたのに……」

 そして。

 ――まずは、お母さんが倒れた。

 幼い沙世には、その事態が何を意味するのかが理解できなかった。理解不能の状態で自分の母親が倒れた事が恐ろしく、助けを求める為にただ泣き喚いた。興奮した事で、更に沙世の毒は強くなる。周囲の大人は、沙世の母親を助けようとしたが、近付けば当然、沙世にも近付く事になってしまう。狭い電車の中。毒の濃度は自然、濃くなる。近付いた大人達は、沙世の毒を思い切り吸い込んでしまい、うずくまる。中には沙世の母親と同じ様に、意識を失うものもあった。沙世はその事態が理解できず、ますます混乱し泣き叫んだ。その内に、こんな声が聞こえて来る。

 「あの子じゃないか?」

 「あの子が、毒を出しているのじゃないか?」

 沙世を避けるように、人垣の輪ができる。沙世はそこに至って、気が遠くなるような恐怖を感じた。

 不気味な予感が、確信へと変わる。

 “わたしは、本当に毒だった!?

 わたしが、お母さんを殺しちゃった?”

 周囲の人間たちを、あっけなく殺せてしまえるほどの毒。自分の手を見る。

 「いやーっ!」

 沙世は叫んだ。

 ……幸いにも次の駅は近く、処置は迅速に行えたために、死者が出る事はなかった。しかし、もう少し運が悪ければ、沙世の母親を含めての乗客達は、皆死んでいたのかもしれなかった。

 そしてそれからは、もう二度と沙世が母親に甘える事はなかった。沙世が抱き締められる事も。その事件の所為で、沙世を危険視する世間の動きは更に強くなっていて、それを彼女自身も受け入れていた。もう少し時間が経ち、小学校の高学年になると、沙世が“特殊能力者開発特別区域”に引っ越す話が持ち上がった。彼女の母親は当初それに反対していたが、沙世自身がそれを受け入れ、ここにいる事で更に深く傷ついていくのを見て、同意する道を選んだ。自分では沙世を救えないと、分かっていたからだ。むしろ、自分が優しくすれば却って沙世を傷つけてしまう。

 そして、沙世は追い立てられるように、自分の故郷を去った。引越しの日、彼女の母親は沙世を抱こうとしたが、沙世の酷く怯えた表情を見て、それを止めた。その後で、沙世は泣いた。もちろん、母親も。

 沙世はその日、自分はもう二度と誰にも抱き締めてはもらえないと、そう確信した。しかし、それは村上アキが現れた事で、破られてしまったのだ。彼は、彼女を優しく抱き締める事ができた。

 しかし、だからこそ沙世は混乱した。彼をどう受け入れれば良いのか。初めは怖々と、徐々に安心してくると、その温もりに頼るようになっていった。それは半ば依存に近いものだったのかもしれない。


 「……だからわたしは、あなたに甘えた。きっと、お母さんがもう一度現れたような気になっていたのだと思う」

 沙世はそう語り終えた。

 「でも、それは間違っていた。わたしはもう誰にも甘えちゃいけなかったんだ」

 それを聞くと、アキはこう返す。

 「そりゃ寂しい。少しは甘えて欲しいな。甘えすぎは駄目だけど」

 少しの間の後で、沙世はこう言った。

 「ねぇ、なんでそんなに優しくしてくれるの?」

 「君が好きだから」

 「なんで?」

 「君がとても綺麗だから」

 その返答に沙世は止まった。迷っている。何を言うべきなのかを。そして、重い口をこじ開けるようにこう言う。

 「わたしにはそれがよく分からないの。わたしなんかのどこが綺麗なの?」

 溜息を漏らすように、アキはそれにこう答えた。

 「きっと、君自身には理解できないと思うけど、君は自分で思っているよりも、とても価値のある存在なんだよ。少なくとも、僕にとってはそうだ。僕は今までに数え切れないくらいの人達を診てきた。そして、その中で一番君が綺麗だった」

 「信じられない」

 「じゃ、どうして僕が君をこんなに心配しているのだと思っているの? やっぱり、騙して利用しようとしていると思っている?」

 「思ってない。でも、わたしはこう思っている。それは村上君がとても優しいからじゃないかって。優しい村上君は、わたしみたいな人間を放っておけないだけじゃないかって」

 その言葉に少しアキは止まった。

 「それは完全には不正解じゃないかもしれない。僕は、君みたいな子が、傷ついているのが許せないんだ。君みたいな子が、苦しまなくちゃいけない、こんな世の中が。

 でも、完全には正解でもない。僕はそこまで博愛主義者じゃない。君じゃなければ、こんなにがんばらないよ。僕は君に好かれたいと思っている」

 それを聞くと、沙世は「分からない」と、そう呟く。

 「分からない。わたしには、それが分からないの! お願い、村上君。わたしを何かに利用しているって言って。わたしはそれなら安心できる。利用価値があるから、わたしに優しくしてくれているんだって!

 立石っていうわたしの友達は、わたしを利用していると言った。だからわたしは、問題なく彼女と付き合えているの。村上君もそれと同じなら……」

 沙世のその言葉に、アキは揺れた。彼はその時、微かなショックを受けていたのだ。こう応える。

 「嫌だ。だって、僕は沙世ちゃんが好きだから」

 その返しは、沙世を昂らせた。

 「だから、わたしにはそれが分からないのよ!

 だって、わたし毒だもん! 誰かから好きになってもらえる自信なんてない!」

 それから沙世はそう叫ぶ。しかし、叫んだ後で固まってしまった。その瞬間に、何故か誰かのとても深い悲しみを感じた取ってしまったからだった。そして彼女は直感的に理解していた。それが、村上アキのものである事を。

 暗闇の中、アキの表情は明確には分からない。しかしそれでも、それがアキのものだとは分かる。

 “ごめんなさい”

 そう言おうと思ったが、言葉が出ない。どうして謝るのかが分からないし、何よりその言葉が、更にアキを傷つけるような気がしたから。

 「あの………、」

 何かを言おうとする。しかし、彼女には言うべき言葉が思い浮かばなかった。黙っていると、アキの方から口を開いた。

 「うん。そろそろ僕は行くよ。自分の家に帰らなくちゃ」

 暗闇の向こうに去っていくアキに向け、沙世は何も言葉をかけられなかった。

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