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実重が教員室に戻り、誰も居なくなった教室で一人、【篠原獅子】は思う。
「今日は本当に、良い日だなぁ。」と。
「クスクス」と、実重との出来事を思い出し、笑う。
「まさか、狙ってた先生(獲物)から口元に来てくれるなんて。」
指を、己の唇に触れ、先程の感触を思い出す。
「食べてくれって言ってるようなもんじゃない。」
嬉しくて仕方のない様子。
「今は無理だけど…ゆくゆくは、先生には僕のお嫁さんになって貰おう。」
獲物を捉えた獅子が、楽しそうに笑う。
「決ーめたっと。」
そう言うと、獲物の待つ校門へと嬉しそうに駆けて行ったのでした。
駄作ですが、また、懲りずに続くかもしれません。おろろ。
頑張って、『おいちゃん』を書いてみましたが…。
『おいちゃん』は難しいです。