表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

→1


『ここ、試験に出るから丸、付けとけよー。』


目下、受け持ち教科、数学の授業中。


もう暦は10月末。


教室の壁一枚外は、冷たい秋風が散った木の葉を巻き上げ、時々、校舎にも吹くのであろう。


ぶつかる音が静かな教室の中、生徒達の鉛筆の音に混じり聞こえる。



今日は少し肌寒いが晴れていて清々しい。


こんな、暗いコンクリートの建物を飛び出して、どこかに行きたい気分にもなる。


と、言っても、もう本日、最後の授業。


3時を回っているので、遠出は無理かな。


…なんて、大切な受験を控えている可愛い中学三年生の教え子達には、天気が良かろうが悪かろうが其れ所では無いだろうが。


この時期の受験生は、勉強の追い込みで少し可哀相だ。と、思う。




私、多分、頭が悪い可愛い子が好きなんだと、思います。

…萌ポイントね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ