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31. 名付け

 ずっとあの姿勢してて、身体痛くならないか?僕はあぐらをずっとかいたら腰が痛くなるんだが。

 ......ヘルガは多彩だな。魔法が使えて、振る舞いや言葉遣いは上品で、ついでにヨガもできて。


「おーい、そろそろ起きてー、ヘルガー」


 肩に手を置き、力を込めて前後に揺する。

 背筋がまっすぐで、首も安定しているからか、身体があまりぶれない。


「おーい、ヘルガー?」


 仕方なく、頬を指で軽くつまみ、優しく横に引く。

 それでも反応しないので、耳元に顔を近づけて、もう一度声をかける。


「ヘルガー」


「......はっ!チアキ!ごめん完全に、意識が飛んでた。ど、どのくらい時間経っちゃったかな。」


 ヘルガの目が大きく開くと、慌てた様子でそう言った。

 焦点が合っていないような、瞬きの多い目で僕を見る。


「一、二時間くらいかな?」


「そ、そんなに......」


 言い終わるとともに、ヘルガの眉を寄せて、表情を崩す。


 ヘルガは、まっすぐだった腰を少し曲げた。

 両手を背後の地面につけて、体重を預けるように上体をやや後ろへ傾け、脚を前に投げ出す。


「い、いつもならここまで意識が飛ばないんだけど......疲れてたからかな」


「バウッ」


「うわっ」


 その時、太い吠え声がヘルガの間近で響いた。

 ヘルガが振り向くより早く、前より一回りも大きくなったヴァガボンド・ウルフの大きな舌がヘルガ頬を一舐めする。


「え、この子......あのロー・ウルフなの!?な、何か大きくなってない!?」


 ヘルガは両手でウルフの首元を触って撫でる。


 さらに、視線をウルフの頭上に向けた。

 そこには虹色のマジカル・スライムが薄く広がって乗っている。


「それにスライムも......一体何が......」


 一拍置いて、ヘルガが口を開く。


「も、もしかして、進化?」


「そう。びっくりしたでしょ?」


 僕は肩をすくめ、ウルフの分厚い首元を軽く叩く。


 ウルフは低く喉を鳴らし、耳をわずかに動かした。そして、前足を出して僕の手を払う。


 こいつ、ちょっと愛想悪いな。


「じゃあ......もしかして、進化してる最中も見てた?」


 ヘルガは脚を投げ出したまま、僕へ身を乗り出す。両手はウルフから離され、脚の間の地面に置き直された。

 目は、好奇心から大きく開かれている。


「まぁ……なんか筋肉とか骨がぼこぼこ波打ってて結構グロかったよ。」


 言いながら、僕は手を前に出し、指を曲げ伸ばしして示す。

 

 結局、進化そのものは長時間かからず、数分で終了した。

 筋肉ボコボコはやばかったが、ウルフの毛が徐々に抜け落ちて、新しいのが生えてきたときも結構グロかったな。

 キモかったから、その時は何も思わず抜け毛は炎に放り込んだが、別に記念に持って帰っても良かったか?

 ......いや、普通に汚いし燃やして正解か。やばいダニとかいそうし。

 そういえば、この世界のダニってどうなんだ?魔獣の防護を貫いてまで血を吸うんだろうか......考えたらちょっと背筋がゾクッとするな。


「そんなぁ......チアキだけ見てたなんて......滅多に見れるものじゃないのに」


 ヘルガはがっくりと頭をうなだれ、指先で地面の小石を弾いた。

 小石は鋭い音を立てて飛び、近くの木の幹に当たって砕ける。

 

 ......仕草自体は何気ないが、結構魔力込めた本気のデコピンだ。まじでショック受けてるんだろう。

 というか、ヘルガって八つ当たりするんだ。いや、相手は小石だけどさ。

 普段そんな様子見せないからちょっと怖い。


「ご、ごめんヘルガ。いや、ちゃんと起こそうとしたよ?でもいくら揺すっても全然起きないから、もういっかなって思って......」


「......チアキは悪くないよ。うぅ......なんでこういう時に限って飛んじゃうのかなぁ......」


 ヘルガはこめかみを押さえ、小さく息を吐く。

 その後、再び後ろに手をつき、空を見上げた。青い目は僅かに潤み、目尻に滲む涙が光を反射させる。

 

 そ、そこまでショック受けるもんか?たしかに珍しいんだろうけどさ。

 あと飛ぶって......言い方ちょっと危ないぞ。ヤクでもキメたみたいな。


「別にまた今度見られるよ。それより、僕の記憶だとこのウルフは『ヴァガボンド・ウルフ』っていうらしいよ。知ってる?」


「......ヴァガボンド・ウルフ」


 僕がそうフォローすると、ヘルガは身を起こし立ち上がり、ウルフを覗き込んで、上から下へと観察し始める。

 肉厚な体、黒い毛並み、淡い青の差す腹。


 当のウルフは、少し煩わしそうにわずかに身体を引く。


「.......名前は聞いたことないな。でも、大きな黒い体に淡い青い模様の......森に現れてはすぐに消える孤狼の伝承なら聞いたことある。」


 ヘルガはウルフの毛をそっと撫でる。

 毛は硬く、指は簡単には沈まない。


「そ、それと、これは本当にあのスライムだよね?色とりどりに光るスライムなんて......聞いたことない。すごい発見だよ、チアキ!新種のスライムかもしれない。」


 ヘルガは興奮気味に、ウルフの頭上に乗る虹色のスライムも覗き込む。

 スライムは、その視線に応じるように、表面の色彩を大きく波打たせた。


「あははっ、凄いよね。僕も初めて見たよ、こんなスライム」


 僕は笑って、頬を指で軽く掻く。


「......あっ」


 そのとき、ヘルガが何かに思い当たったように眉を上げ、動きを止めた。


「どうしたの?」


「......この子たちにまだ名前はつけてないよね?種の名前のことじゃなくて。」


 ヘルガは言いながら、左手を顎に添える。


「そういえば、つけてなかったなぁ。」


 名前かぁ......確かにウルフとかスライムで呼びかけるのは味気ない気はする。

 だが、別に二匹ずついるわけでもないから混同することはないし、なんならこいつら希少種で他のと混ざって区別かつかなくなることもないと思うから、必要ないとも思うがな。 


「せっかくだから、名前つけよ、チアキ!」


 ヘルガは身体を少し前に乗り出し、期待を含ませた声で言う。


「んー......そうだね。つけようか」


 僕は適当に笑って頷き、距離の近いヘルガに手のひらを向けて一歩引いた。


「やった!何が良いかなぁ......私、名前なんて初めて考えるなぁ」


 ヘルガは楽しそうに目線を左右にへ動かす。

 頭の中に色んな名前が浮かぶようで、唇が少しだけ動いては止まる。


「名前、名前ねぇ......」


 ......僕はこれまで動物を飼ったことがない。

 友達の家で、その子のペットと遊んだことはあるし、その時は少し羨ましいとも思いはした。

 だが、いざ飼おうか考えると、世話は死ぬほどめんどくさいし、それに少し臭うのが気に入らない。


 それに、変に情が移って、色んなリソースが持っていかれそうなのが嫌だ。

 家族の一員、子供のように扱わなければならないとされる存在を、面倒くさいからといって散歩にも連れ出さずに家においておくのは気が引けるし、旅行の間に限らず、学校や仕事で一人にするのも胸がちょっと痛みそうだ。

 あと、金だってかかる。餌代や病院代は当然として、おもちゃや、念のための見守りカメラ、噛んだり引っ掻いたりして壊した家具の買い替えとか。

 その暇と金があるなら、ゲームをしたり飲みに行ったりするほうが有意義だ。僕はずっとそう思ってきた。

 今は......まぁ、色々あって従魔は二匹いるが、それでもこいつらに名前をつけて、そんで本当に大事にできるかと問われえば......


 ......いや、もしかしたら、僕は単に、責任を負いたくないだけかもしれないな。


「......ねぇ、ヘルガが名前つけてくれない?良いのあんまり思い浮かばないし、多分僕にはセンスがないから」


 僕は肩をすくめる。


「私は.....思いついちゃったな。」


 ヘルガは僕を見向ず、地面を見つめて口を緩め、ちょっとキモい笑顔を浮かべてそう呟いた。


「まじ?じゃあ、もうそれにしちゃおう。マジで、僕はあんまり名付けとかに興味ないし」


 僕は片手をひらひらさせる。


「い、いいの?本当に?」


 それを聞いたヘルガがこちらに向き、念押しするように眉を寄せる。

 だが、その顔には明らかに喜びと期待が含まれていた。


「もちろん、それになんか、二匹ともヘルガの方に懐いてそうだし。で、どんなの?」


「え、えへへ......じゃあ、えっと、聖典をモチーフに、古代言語になっちゃうんだけど......」


 ......古代言語。正直、名前よりもそっち方が興味あるんだが。

 そういえば、この前「ドワーフ」と「大悪魔カタストロフ」を『ヘルプ』で調べた時に「リウガルド古帝国」なるものが出てきたことがある。

 ドワーフの解説の方では【かつて世界を支配したリウガルド古帝国】、大悪魔カタストロフの方では【約七千年前のアポカリプスにおいては、リウガルド古帝国を崩壊させ】という記述が出てきていた。その言語だったりしないか?

-----

『リウガルド古帝国』

【約八千年前、史上初めて世界を統一したとされる古代帝国。

人間、エルフ、ドワーフ、獣人、竜人、オーク、ピュグメーの七種族がそれぞれ多数の王国を有しており、その諸王の中から選挙によって皇帝が選出される体制を採っていた。

高度な文明を築いたが、約七千年前のアポカリプスにより崩壊した。】

-----

 大したことは書いてないか。

 気になるとすれば......ピュグメーってなんやねん。


「......へぇ、古代言語ねぇ。いいじゃん。ロマンあるね。そんで?」


「えっと......」


 僕が促すと、ヘルガは一瞬だけ胸元で手を握る。

 ヘルガの視線が僕の顔から外れて、二匹に向けられる。


「ウルフの方は『人類を責(ナーブンユカーウィム)め苦の炉(マリカッズラーム)に投げ込(アッラズィーユルキー)む闇の王(ビルバシャリフィー)に抵抗し(アトゥーニルアザーブ)、弱き者(ワヤフミアル)を守る牙(ムスタドアフィーン)』で……スライムは『多くの苦(ムンキズアンナースィ)しみを抱(ッラズィーナヤルザフ)えた人々(ーナタフタカスラ)の救世者(ティルアーラーム)』はどうかな?」


「......え?」


 ヘルガは一息で言い切り、語尾では少しだけ上ずっていた。

 言い終えると、どうだというような、自信有りげな顔でこちらを見る。


「え、えへへ......ちょっと長かったかな。意味は、ウルフが魔王からみんなを守る牙、スライムは、人々の救済者って感じで」


 ヘルガは指を立てて二つ折る仕草をして、補足する。


「あ、あぁ......うん。なるほど。」


 いや、『ヘルプ』の翻訳機能で意味は分かるんだけど、ちょ、ちょっと厨二チック過ぎないか?

 ポチとかクロとか、ロルフとかフリッツとかそういうのをイメージしてたんだが、これ名前というよりも叙述じゃないか。

 聖典のどっかから引用してきたのか?だとしても、流石に長すぎるぞ。もっと絞れよ。


「なるほど......なるほどね、うん......」


 突然垣間見えたヘルガ一面に驚いてしまい、つなぎの言葉しか口から出てこない。


「......あんまり良くなかったかな」


 ヘルガの表情がわずかに曇った。

 

 さっきまでの期待の色が引き、目尻がほんの少し下がる。

 不安そうに、僕の反応を読み取ろうとするように、俯きがちに僕を見る。


 そ、そんな目で見られたら指摘しづらいんだけど。

 ま、まぁ確かに何か大仰な名前ではあるが、実際二匹......二人?とも強いし、今後進化していけば名前負けとまではいかないだろうから、うん。


「す、すごく良いと思うよ。ただ、少し長いなと思っただけで......うん、その名前で行こうか。呼びかける時は何って呼べばいい?」


 僕は間が気まずく、少し早口で言い切った。


 そうだ。問題は長すぎることだよな、うん。

 いちいち呼びかけるたびに、「おーい、人類を責(ナーブンユカーウィム)め苦の炉(マリカッズラーム)に投げ込(アッラズィーユルキー)む闇の王(ビルバシャリフィー)に抵抗し(アトゥーニルアザーブ)、弱き者(ワヤフミアル)を守る牙(ムスタドアフィーン)!」とか、「お前はこっち食べるか?多くの苦(ムンキズアンナースィ)しみを抱(ッラズィーナヤルザフ)えた人々(ーナタフタカスラ)の救世者(ティルアーラーム)」とか口に出すわけにも行かないし、省略形ぐらいは必要だろう。


「えへへ......呼び名はナブンとキズにしようかな。」


 ヘルガは安心したように顔を上げた。

 目尻が柔らかくなる。


「おぉ、それは良いじゃん」


 僕はそれには素直に頷いた。

 ナブンは"牙"から、キズは"救世者"を意味するムンキズの後半から取ったのだろう。


 日本の僕からしたら馴染みが薄い発音だが、従魔の名前としては十分それらしいんじゃないか?


 ウルフの方に目をやる。

 相変わらずスライムにちょっかいを出されているが、払い落とすのを諦めたのか、為されるがままにされている。琥珀色の目は、遠くの森の奥へ向けられていた。


 『マナ・リンク』で伝えるか。

 これは魔法陣を必要とせず、ただの魔力操作のみで行える。だから、魔法ではなくスキルの欄に記載されているのだろう。


 自分の感情や思考が動いた際に、自分の中の魔力が規則的に揺れる感覚がある。その波を外へ押し出し、空気中の魔素マナ――いわば空気の魔力版を震わせて、相手の身体に伝えることで意思疎通するのがこのスキルだ。

 もっとも、普段の意識も微弱には周囲へ拡散している。拾われれば、実質的に心を読まれることもあるだろう。


 おい、お前の名前が決まったぞ。

 これからお前は人類を責め(ナーブンユカーウィム)......いや、ナブン。そう、お前の名前はこれからナブンだ。

 僕が今後そう声をかけたら、それはお前のことを言ってるから、そこんとこよろしくな、ナブン。


「グゥ......」


 ナブンは僕の思念を受け取ると、一度僕の顔を見た。

 そして、興味ないというように喉を少し鳴らすと、再び森の奥へ視線を戻す。

 何かあるのかと思って目を向けてみたが、鬱蒼とした木々があるだけだった。


 こいつもこいつでテンションがよく分からんな。


「これからもよろしくな、ナブン。」


「バウッ」


 僕が声をかけて首元に手を置くと、短く吠えた。


 ――そのナブンの頭上にはスライムが陣取っている。


〚えっと......あたしは、おおくの、くるしみを......〛


 ......いや、お前はキズだぞ。いちいち覚えなくていいからな。お前はこれからはキズ。

 これで一応、名付けに関してはヘルガがお前の母親ってことになるぞ。よかったな。


〚きず......キズ......いいなまえ......かかさまが、つけてくれた、なまえっ〛


 身体を少し膨張させては縮ませるというのを繰り返し、嬉しいという思念を僕に伝えてくる。


 ヘルガを見ると、キズを見つめて静かに笑っていた。


 ......なんか、ヘルガはキズが『マナ・リンク』使っていることになぜかノーコメントだな。


〚あたしが、はなしかけて、ないだけ〛


 表面の色が一瞬だけ明滅し、表面が少し波打つ。


 そのまま再びナブンの頭頂へ広がり、次に耳の間を滑って額へ降りる。わざとらしく縁を伸ばすと、視界を塞ぐ位置に回り込む。

 ナブンは目を細め、鼻先を動かすが、もう振り払わない。


 は?なんで?

 せっかく話せるのに。ヘルガだってお前が話せること知ったら喜ぶと思うぞ。

 .......コミュニケーションの意味でも、生物の神秘的な興味でも。


〚だって、はずかしい、じゃん?〛


 表面の色彩の揺れが揺れて、一瞬だけ中央に集まる。


 何だよその恥じらい。別に需要全然ないんだが。

 変な意地はるなよ。


〚ちあき、きらい〛


 今度はナブンの背中側へ回り込み、肩のあたりに薄く張りつく。

------

名前:人類を責(ナーブンユカーウィム)め苦の炉(マリカッズラーム)に投げ込(アッラズィーユルキー)む闇の王(ビルバシャリフィー)に抵抗し(アトゥーニルアザーブ)、弱き者(ワヤフミアル)を守る牙(ムスタドアフィーン)

種族:ヴァガボンド・ウルフLv1/26

状態:衰弱の呪いLv1/20

HP:141/141  MP:151/151

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名前:多くの苦(ムンキズアンナースィ)しみを抱(ッラズィーナヤルザフ)えた人々(ーナタフタカスラ)の救世者(ティルアーラーム)

種族:マジカル・スライムLv1/23

状態:通常

HP:23/23 MP:167/167

------

 確認のために、視界の端に青白のパネルを、念じて立ち上げる。


 ......あぁ、ステータスの登録は正式名称の方なんだ。ま、まぁ良いけど、別に。


「バウッ!バウバウッ!」


 ――その時、ナブンが突然立ち上がり、先ほどから見つめていた森の奥へ向かって吠え始めた。


 両耳は鋭く立ち、背の毛がわずかに逆立つ。重心は前へ移され、前足は踏みしめるように開かれている。

 上体を低く落とし、尾を高く掲げている。


「バウッバウッ!」


「おい、どうした急に......」


「グォォォンンンンッ!グォングォングォォォォン!!」

「ヴォォォォォォォンッ!!」


 ――その時、獣の声とも違うような、低く硬質な何かの鳴き声が、森に長く響き渡った。


 重い金属の筒を震わせるようなその音には、薄っすらと魔力が粘ついて乗っており、それは届いたそばから僕の脳へ響き、不快感を肌に走らせる。


「な、なにこれ......」


 ヘルガの目が見開かれる。

 杖を胸元へ引き寄せ、両手で握り直す。


 これは......魔力の練りから見て、生半可なモンスターじゃない。

 今まで合ってきた魔獣の中で一番重い魔力の質を感じる。


 距離はある程度離れているようだが、僕もヘルガも万全でない今、関わりたい相手ではない。

 急いでこの場を離れるべきだ。

ギリギリ間に合いませんでした。

急いで投稿したので、細かい表現などをあとで修正すると思います(^_^;)


(追記)

二、三週間ほど更新が不安定になる予定です。

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