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26/35

26. 女王誅戮

--------

名前:--

種族:クイーン・グレー・ラットLv26/28

状態:通常

HP:78/78  MP:28/123

筋力:20  敏捷:22  頑丈:13

魔力:32  知力:35

特性

『草魂還元』『肉魂還元』『不浄』『呪いの牙』『病耐性Lv20/20』『変異個体』『不老』『魔導の才能Lv8/20』『土魔法適性』

特技

『察知Lv13/20』『闇魔法Lv3/20』『結界魔法Lv4/20』『土魔法Lv11/20』『風魔法Lv4/20』『水魔法Lv2/20』

魔法

『バイタライズLv7/20』『フィアーLv3/20』『シールドLv5/20』『エリアLv4/20』『アース・モールドLv8/20』『ウィンドLv5/20』『ウォータ・ボールLv1/20』

スキル

『噛みつきLv4/20』『ダッシュLv3/20』『マナリンクLv14/20』『マナドレインLv11/20』

称号

『D-ランク魔獣』『病の運び屋』『群れの長』『従魔』

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 典型的な魔法使いの能力構成だな。まぁヘルガ以外にそれを見たことはないが。


 だが、それより気になることが二つある。まず、『アジテーション』を持っていない。

 ......つまり、あの闇魔法を使っていた個体は別にいるってことだよな?

 これは結構厄介な話だ。少なくともこの集団の中にはそいつはいないようだし。


 もう一つが、称号の『従魔』。これは僕がロー・ウルフとスライムを仲間にした時、あいつらについた称号と同じものだが......

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『従魔』

【人に従う魔獣の総称。

必ずしも支配関係にあるとは限らず、対等に近い立場で意思を通じ合わせるものもいる。】

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 誰だよこんな生物兵器を飼ってるやつは。

 少なくとも堅気じゃないだろうな。ギルドからも「誰々のペットがいるので狩らないでください」なんて話は一つも聞いていない。

 そのうえで、こいつは十中八九、他の女王個体と比べても飛び抜けて強い。これが『従魔』っていうなら、帰ったら即ギルドに報告するべき案件だ。


 ......ここで殺さないとな。

 ここで日和ったとして、「やばい女王個体がいましたー、多分誰かが悪意を持って飼ってましたー」とか言っても、信憑性が薄いだろう。

 それにヘルガはどうか知らんが、僕は昨日ここに来たばっかりだ。信用があるとかないとか、そういう次元じゃない。最低でも女王の遺体は回収しよう。

 冒険者登録の時に"錬金ギルド"とか聞こえてきたし、有識者だって多少はいるはずだ。

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『バイタライズ』

【下級魔法の一種。

自身の魔力を対象の肉体に流し込むことで、対象の身体能力、回復能力を高める】


『フィアー』

【初級闇魔法の一つ。

対象の精神に恐怖を流し込み、判断力と行動精度を低下させる。

効果は短時間で、精神抵抗や強い意志によって軽減されやすい。】


『シールド』

【初級結界魔法の一つ。

周囲に防護盾を形成し、敵の攻撃から身を守る。】


『エリア』

【初級結界魔法の一つ。

指定範囲に自身の魔力場を形成する。

他の魔法との複合が前提であることが多い。】


『アース・モールド』

【高位の土魔法の一つ。

地中の土砂や岩盤を操作できる。

硬い岩盤や魔力耐性の高い地質に対しては、より多くの魔力が必要となる。】


『ウォータ・ボール』

【初級水属性魔法の一つ。

水を球状に圧縮して生成する。投射して対象に衝撃を与えることも可能。】

------

 まぁ、いくらこの女王が色々とやばいと言っても、正直Dランクのラッシュ・ボアほどじゃない。あれは今の僕でも、少々手こずるかもしれないくらい強い。

 ......魔法の中で注意しないといけないのは、『フィアー』と『アース・モールド』くらいか。

 前者は接近戦で仕掛けられたら少々厄介だが、今の僕の魔力は40で、しかも闇魔法に適性もある。食らったことはないが、ある程度は弾けるだろ、多分。そんな気がする。

 闇魔法は他の属性魔法とは違って、相手の肉体や精神に直接作用する。だから僕にとっては、他属性よりむしろ防ぎやすい。

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名前:行島千秋

種族:人間Lv16  SP:99

状態:出血

HP:86/104  MP:31/122

攻撃力:35+27  敏捷:37-4  防護:16(盾18)

魔力:40  知力:41

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 それで『アース・モールド』については、あの鍛冶師のラーズが持っていた『アース・スパイク』と多少似ている。

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『アース・スパイク』

【高位の土魔法の一種。

土地ごと変幻自在に隆起させ、魔力を付与した土の槍を敵を串刺しにする。

同種のより下級土魔法と比較して、魔力消費は多いが、規模の制限がほとんどない。】


『アース・モールド』

【高位の土魔法の一つ。

地中の土砂や岩盤を操作できる。

硬い岩盤や魔力耐性の高い地質に対しては、より多くの魔力が必要となる。】

------

 スパイクの方は結構凶悪な性能をしているが、モールドの方はそこまででもない。

 ......ただ、こいつは『土魔法適性』を持っていて、モールドもLv8と及第点だ。もしかすると、ヘルガみたいにスパイクもどきみたいな攻撃を土壇場で仕掛けてくる可能性が――


 いや、ないか。

 ヘルガを見てたら感覚がバグるが、そんな簡単に魔法ってぽんぽん土壇場で発案できるもんじゃない。ガチで。


 あとは女王に取り巻いている七、八匹ほどのグレー・ラット。

 こいつらはただのEの『グレー・ラット』じゃない。体格が一回り大きいだけでなく、体毛がハリネズミとまでは言わないが、それに近いくらい太く尖っているように見える。

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名前:--

種族:ガード・ラットLv14/17

状態:毒Lv2/20、衰弱の呪いLv1/20

HP:82/91  MP:3/30

攻撃力:21  敏捷:23  防護:12

魔力:13  知力:15

特性

『草魂還元』『肉魂還元』『不浄』『魔獣の牙』『病耐性Lv20/20』『魔獣の毛皮』

特技

『察知Lv11/20』

魔法

スキル

『噛みつきLv5/20』『ダッシュLv3/20』『金切り声Lv8/20』『ジャンプLv4/20』『回復Lv3/20』

称号

『E+ランク魔獣』『病の運び屋』『群れの従属者』

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『ガード・ラット』の毛皮

【一本一本の毛が硬質で、細い金属線のようなしなりを持つのが特徴。

密度も高く、斬撃を受けると刃が滑りやすい。】

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 ラッシュ・ボアの斬撃耐性のある毛皮を思い出すな。こいつら『回復』も持ってるし、廉価版ラッシュ・ボアと思っていいだろう。

 断然劣るが、コンセプトは似ている。


 ......あとは気になるのは、『金切り声』か。

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『金切り声』

【魔力を声に乗せて放ち、対象の聴覚器官を損傷させる。

また、叫びは周囲に響き渡り、同種個体を呼び寄せる効果を持つことがある。】

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 これは......気合で耐えるか。

 こいつらMPもそんなにないし、魔力も低い。なんとかなるだろ。


 ぱっと、ヘルガとロー・ウルフの周辺を見渡す。

 ヘルガは展開していた魔法陣をすでに消し、ロー・ウルフのもとへ駆け寄っていた。

 ロー・ウルフは三匹を相手にしているが、その内の一匹に胴体へ噛みつかれ、身体を捻りながら必死に引き剥がそうとしている。


 それでいい。ヘルガはもうMPを切らしている。むしろこの状況だと、足手まといになる可能性すらある。女王の首は僕だけで取る。


 周辺には、撃ち漏らしのグレー・ラットがもう数匹しかいない。だがそいつらは『デコイ』を維持し続けている僕に向かって、まだ真っ直ぐ走り込んできている。


 長々と分析したが、僕の取るべき戦術はこれで決まった。

 ......ヘルガやあいつらには悪いが、少々は耐えてもらおう。まぁ、僕だって結構痛い思いをしたんだ。ちょっとくらい許されるだろ。


「ヘルガ!『デコイ』を解除する!ウルフは任せた!」


 そう叫ぶと同時に、僕は魔力を両脚へ叩き込む。

 そして『デコイ』の魔法陣をかき消すと同時に、新たな"力魔法"の基幹魔法陣を組み立てる。だが、完成までは持っていかない。『スキルポイント』で取得した二つの力魔法のどちらを使うかは、土壇場で判断するつもりだからだ。


「待てや女王!」


 僕は身体を前に傾け、女王個体とその護衛の集団へ向かって全速力で突っ込む。


 草と土がかかとの後ろへ跳ね、視界の端の景色が流れていく。

 距離が一気に詰まる。護衛のグレー・ラットがこちらに気づき、二匹が進路を塞ぐように立ちはだかった。


 『ジャンプ』で越えようにも、万が一足を噛まれたら女王との距離が開いてしまう。

 僕は咄嗟にスキルポイントを11消費し、『ジャンプLv1』をLv6に上げた。

 すると、『ジャンプLv6』の情報が頭の中に流れ込み、動作の最適解が一瞬で組み上がる。


 なるほど。魔力は脚全体に回すんじゃない。足首と膝、そして股関節の順に圧を溜め、踏み切りの際に一気に解放する。さらに、跳躍の瞬間に足元の魔力をバネのように炸裂させれば、推進力まで得られる。


 次の瞬間、筋肉が爆ぜるように伸び、身体が軽く跳ね上がった。

 身体が前へ投げ出され、視界が高く宙に浮く。

 護衛の二匹が飛びつこうと口を開けるが、僕の軌道はすでにその上を通っている。


「お、おぉ?」


 二匹を越えるだけのつもりだったのに、跳躍が想定より伸びた。僕の下を走っていく女王の背中が上から見える。


 これだと数メートルは追い越すな。だったら使う力魔法は"アレ"だ。


 スキルポイントを16使用し、Lv10にまで上げる。

 停止させていた魔法陣の構築を再開する。脳内に刻み込まれた文様を基幹魔法陣に継ぎ足し、魔法陣を眼の前から足元へ移動させた。

 それと同時に空中で身体を捻り、女王と対面するように、逃げていく進路の先へ身体を向ける。


 草地に足が触れる直前、足首と膝に溜めた魔力を解放して衝撃を潰す。勢いのまま靴底が地面を抉り、土が沈んだ。


「ギァァッ!」

「キ"ィッ」


「ギシ"ァ"ァ"!」

「『グラヴィティ』!」


 女王の前にいた護衛二匹が僕に飛びかかる。それに続き、女王は逃げながら構築していた、僕から見れば随分雑な魔法陣――『フィアー』の紫光を浴びせてきた。

 僕はそれと同時に、地面に張り付くように展開した『グラヴィティ』をカウンターとして発動させる。

-----

『グラヴィティ』

【中級力魔法の一つ。

指定範囲に重力場を形成し、対象へ持続的な圧力を加える。】


『フィアー』

【初級闇魔法の一つ。

対象の精神に恐怖を流し込み、判断力と行動精度を低下させる。

効果は短時間で、精神抵抗や強い意志によって軽減されやすい。】

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 紫の光が視界を覆った瞬間、脳の奥を直接掴まれるような感覚が走る。

 理由もなく呼吸が浅くなり、鼓動が跳ねた。


 同時に、女王と護衛たちは前のめりに地面へ倒れ転がった。

 飛びかかろうとしていた個体は跳躍の途中で失速し、僕に届く前に腹から地面に叩きつけられる。


 僕は歯を食いしばり、練り込んだ闇属性の魔力を頭蓋の内側へ叩き込むことで、精神に触れてくる"何か"を無理やり押し潰した。

 すると、すぐに普段通りの視界が開けた。


「はっ、残念だったな」


 『グラヴィティ』の範囲対象から除外されている僕は、身体を引きずりながらも迫ってくる護衛どもを身軽に足裏で踏みつけつつ、ファルシオンを振り上げ、必死に背を向けて地面を這うように逃げる女王を追う。


「ギィィィィィ"ッ!!」


 その時、護衛の一匹が喉を裂くような声を上げた。耳の奥に突き刺さるような高音で、頭蓋の内側が震える。


「う、うるさっ」


 鼓膜が軋む不快感はあるが、視界が揺れるほどでもない。

 こいつらの魔力じゃ、この程度か。


 僕は足を止めず、そのまま女王との距離を詰めた。


「ギッ」


 女王が眼の前に迫り、勢いのままファルシオンを振り下ろす。刃が肉と背骨をまとめて斬り砕き、紫色の毛皮が割れ、黒ずんだ血が地面に散った。

 僕はそのまま女王の頭部を足裏で踏み潰し、逃げる力を奪うと、固定した頭を起点に、ファルシオンを振りきって股まで一気に裂き抜いた。

 爪が地を掻き、尾が痙攣するように伸びる。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+262。》

《人間Lv17にレベルアップしました!スキルポイントを23取得しました。次のレベルアップまで残り226です。》


 続けて、そばにいた二体の護衛の頭部へファルシオンを振る。


《ガード・ラットを討伐しました。経験値+110。次のレベルアップまで残り126です。》

《ガード・ラットを討伐しました。経験値+110。次のレベルアップまで残り16です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り12です。》


 最後のはヘルガたちが殺したやつか?


 顔を上げ、ヘルガの方を見ると、六匹ほどの残党と戦っていた。

 ヘルガは杖の先端で突くようにしてグレー・ラットを攻撃、牽制していたが、近接戦闘に慣れていないのだろう。一匹を弾いても、別の個体が横から潜り込んでくるような敵の動きに対応できていないようだった。


 ――ヘルガの足首には、一匹がすでに歯を食い込ませていた。


 ヘルガは痛みで体勢を崩し、杖の振りが遅れている。左腕は、噛みつかれた個体を無理やり引き剥がしたのか、服が破けて肉が抉れ、そこから血が流れ続けているのが見えた。


 ――腕と足首から溢れ、服を汚し、地面へ滴る血を見た瞬間。

 今まで感じたことのない、胸の奥が締め付けられ、頭の中から血の気が引いていくような感覚に襲われた。


「ヘルガ!」


 僕は力魔法の魔法陣を『グラヴィティ』からもう一つの力魔法『フォース』へ変化させ、それを『スキルポイント』でLv10にまで上げる。

 だが、『フォース』は特定空間に影響を与える『グラヴィティ』とは魔法陣の構造が大分異なる。『ダークミスト』から『デコイ』へ移行した時ほど、魔法陣のコピペ効率は良くない。発動までに時間がかかる。

-------

『フォース』

【初級力魔法の一つ。

不可視の力場を生成し、指定対象へ衝撃・圧力を直接加える。

打撃として吹き飛ばす、押し潰す、弾き飛ばすなど、用途に応じて作用方向を調整できる。】

-------

 僕はファルシオンを逆手に握り直し、魔力を込めて腕を振り抜いた。

 ヘルガの横から首筋を噛もうと跳びかかった個体に剣先が突き刺さり、グレー・ラットは勢いごと貫かれてヘルガの横を抜けていく。


《技能経験値が一定に達しました。『投擲Lv2』がLv4にレベルアップしました。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+38。》

《人間Lv18にレベルアップしました!スキルポイントを24取得しました。次のレベルアップまで残り329です。》


 僕が『デコイ』を解除して、女王を追った時、僕は何を考えていた?

 「少々は耐えてもらおう」「僕だって結構痛い思いをしたんだ」って......ヘルガの身体はヘルガのものだろ。


 反対していたヘルガをネズミ狩りに駆り出して、危険な目に遭わせて、それで女王討伐できたぜーって笑いながら"少々"は耐えてもらおう、ってか?

 ヘルガは金にも何にもならない僕の街案内までして、身寄りのない僕とパーティーも組んでくれて、それで、僕はこの言葉を心で吐いたのか。


 これはちょっとやそっとの傷じゃない。肉が裂け、血が流れ、服は千切れている"大怪我"だ。

 何が「ヘルガのおかげで多少無理な行動ができる」「実戦経験としても悪くない」だよ。それはお前が勝手にやってればいいだけだ。

 どうして助けてくれてる友達が大怪我して、僕だって結構痛い思いをしたんだなんて思えたんだよ!僕は!


 自分への怒りが胸の奥から込み上げ、頭の中が一気に熱くなった。


 ――ヘルガの周囲には、まだ数匹のグレー・ラットが残っている。数が減っただけで、包囲は崩れていない。


 僕は足にありったけの魔力を込める。足の甲も、脛も、ふくらはぎも、噛まれた痛みも、魔力で無理やり押し潰して走る。


 ヘルガの元へ一直線に距離を詰めた。


 ――その瞬間。


 視界の端に、異様なグレー・ラットの集団が映った。

 交戦範囲から外れた場所で、こちらを観察するように落ち着いて佇んでいる。


 三匹はガード・ラット。だが、残りの一匹が異様だ。

 体格は護衛より一回り小さいのに、毛並みはそこだけ光がないかのように異様に黒く、目は赤い膜を張ったように鮮紅色に発光している。瞳孔が見えず、ただ赤い眼光をこちらを向けていた。

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E+『シャーマン・ラット』

【群れの女王に仕える上位のグレー・ラット。

通常の個体より高い知性と魔力を持ち、群れの中では指揮補佐を担う。

発生率は極めて低く、ひとつの群れに現れるかどうかは運に左右される。】

------

名前:--

種族:シャーマン・ラットLv20/20

状態:通常

HP:49/51  MP:13/84

攻撃力:17  敏捷:14  防護:7

魔力:26  知力:22

特性

『草魂還元』『肉魂還元』『不浄』『魔獣の牙』『病耐性Lv20/20』『変異個体』『魔導の才能Lv15/20』『闇魔法適正』

特技

『察知Lv7/20』『闇魔法Lv17/20』『結界魔法Lv11/20』『風魔法Lv3/20』

魔法

『コンフューズLv14/20』『アジテーションLv15/20』『フィアーLv4/20』『ヴェノムLv11/20』『エリアLv11/20』『シールドLv9/20』『ブライトLv13/20』『ネクロ・レメディLv10/20』『バイタル・コンバージョンLv15/20』『ガストLv2/20』

スキル

『噛みつきLv3/20』『ダッシュLv1/20』『マナドレインLv6/20』『呪いの吐息Lv3/20』

称号

『E+ランク魔獣』『病の運び屋』『群れの従属者』

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 僕と目が合った瞬間、そいつらは踵を返し、僕に背を向けるように森の奥へ走り去った。


 こいつ......こいつが『アジテーション』を持っていたのか。レベルが最大なのが少々不吉にしても、E+ランク、『群れの従属者』を見るに、ただの女王の配下の一匹なんだろうが。


 だが今は、"そんなこと"よりヘルガの周囲を片付ける方が先だ。


 僕は舌打ちし、視線をヘルガへと戻す。

リアクションがいくつも増えていて、とても励みになります。ありがとうございます。

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