表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/25

25. vsグレーラットの群れ

 ......本当にやられたな。

 ヘルガとの真面目な話に気を取られてたり、あと普通にグレー・ラットを舐め腐ってたせいで魔法陣展開が遅れた。正直、あとは巣穴から出てくるグレー・ラットをファルシオンでざくざく串刺しにして、瀕死になった女王の逃げ道を良い感じに作って殺すだけだと軽く考えていた。


 今回の『デコイ』は無差別の『ダークミスト』の魔法陣を流用したせいで、対象や条件を細かく指定できていない。とにかく"僕の存在感"を周囲一帯に強調することに、この一発に残った魔力の三分の一くらいを注いだ。ヘルガは大丈夫だと思うが、魔力の低いロー・ウルフやスライムは影響を受けてしまったかもしれない。混乱を引き起こすような魔法ではないにしろ、戦力として当てにしないほうがいいだろうな。

 とにかく、まずは配置の把握を把握。『集中Lv7』で脳をフル稼働させ、ざっと周囲を見渡す。


《技能経験値が一定に達しました。『集中Lv7』がLv8にレベルアップしました。》


――ヘルガが、さっきまではなかった球体の白い魔法陣を展開しており、そこから出る白い光がヘルガ自身とロー・ウルフ、スライムを包んでいる

 なんの魔法だ?この状況で使えるような魔法、ヘルガ持ってたっけ。

------

『カーム』

【光魔法の一種。

対象の精神状態に作用し、恐怖・興奮・動揺などの過剰な感情を鎮める。

効果は表面的で、精神への直接的な支配や洗脳はできない。】

------

 ステータスを見れば、『カームLv7』が表示されている。

 魔法陣の雰囲気としては『ヒール』に似ているが、絶対にさっきまでこんなの持ってなかっただろ。


 ......もしかして、ヘルガがたった今開発したのか?『魔導の天才』と『光魔法適性』を持ってるし、十分あり得る。というか、それ以外に理由が見当たらないよな。

-------

『魔導の天才』

【魔法運用に多大な補正を得る。

自動的に「魔導の才能Lv20/20」を取得する。

魔力、知力、MPに補正がかかる。】

-------

 改めてバケモンだな、ヘルガ。僕の『スキルポイント』みたいなもんじゃないか。

 とにかく、これで戦力の低下は防げたか。


 周囲には全方位からグレー・ラットが湧き出している。その数は六十、いや七十ほど。結構均等に包囲されている。


 僕はレベルアップのおかげで、ヘルガやロー・ウルフと比べてステータスがずば抜けて高い。多少噛まれても致命傷にはならないだろう。だから今やるべきことは、『デコイ』を維持したまま、なるべくヘルガたちから距離を取り攻撃を僕に集中させることだ。

 ヘルガには遠距離からの範囲攻撃でなんとかもらって、ロー・ウルフには正直期待していないがはぐれた個体を適当に削ってもらおう。


 僕は脚を魔力で強化し、迫ってくるネズミの大群へ突っ込む。


「ギィッッ!」 

「ギィァ"!」


 すると、数匹が折り重なるようにして足元へ殺到し、僕の脚を噛みつこうと頭を突き出してきた。


「キモいって!」


 僕はそのうちの一匹を踏みつけ、踏み越えるように幅跳びの要領で軽く跳ぶ。

 ステータスが以前と比べ大幅に強化された僕の跳躍は放物線を描き、十メートルほど先へ届いた。

 着地点は群れの密度こそ薄いが、それでも周囲に、パット見だけで十匹近くが散っている。


「ギギィ!」

「ギィィッ!」


 僕は着地が不安定になるのを承知で、待ち構える一匹に着地の狙いを定める。

 踏まれることを恐れていないのか歯を剥いて待つそれを、足裏で踏み潰した。


「ギァッ」


 硬い歯や骨の感触が足裏に返り、砕けだ顎ごとぐしゃりと潰れる。


「ギリィィ!」

「ギィッ!」


――だが、次の瞬間、踏みつけたやつの隣りにいた個体が僕の脛に噛みついた。着地と同時のタイミングだったから避けられなかった。


「あ痛ぁ!」


 足首に鋭い痛みが走る。ペンチで骨ごと掴まれるような激痛。歯が皮膚と肉を割って骨に食い込む。

 反射的に脚へ力が入り、噛みついたグレー・ラットを振り払うように蹴り上げる。その先にいたもう一匹と衝突し、片方が吹き飛んだ。

 だが噛みついてきた個体の方は脚から離れず、肉や骨を引きちぎろうとする圧が余計に足首を抉る。


 振り上げた足を戻す踏み込みと同時に、右から迫ってくるグレー・ラットへファルシオンを振る。

 刃が頭頂部に当たり、そのまま皮膚と頭蓋骨を両断した。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。次のレベルアップまで残り73です。》


「痛ってぇっ!」


 その時、右の裏太ももに痛みを感じ、慌ててそこへ向けて剣の柄で殴るように右腕を振る。

 しかし、深く噛み込んだグレー・ラットを太ももから引き剥がすことができず、かえって肉がえぐられた。


「ギリィィ"!」

「ギァ"ィィ"!」

「ギァギィッ!」


 右脛、左足の甲、左ふくらはぎと次々にグレー・ラットが噛みつく。僕の皮膚を食い破り、肉に歯を突き立て、脛に関しては骨にめり込む。また、ふくらはぎでは血管が破れるような不快な感覚が肉の奥で弾けた。

 グレー・ラットの重量と筋肉がえぐられる痛みで、脚の動きが少し鈍くなる。


「ちょっ、ちょっとタンマ!」


 僕は剣を振り、靴を貫通して噛みついている一匹を斬りつける。その勢いのまま、すぐそばまで迫ってきた個体の首筋も切断した。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。次のレベルアップまで残り29です。》


 マジやばいって

 っていうか、いつもよりもこいつら速いし、力も強くないか?何が起こって......

--------

名前:--

種族:グレー・ラットLv6/10

状態:毒Lv5/20、衰弱の呪いLv2/20、麻痺Lv3/20、睡魔Lv1/20、アジテーションLv20/20

HP:23/40  MP:14/38

攻撃力:18(14)  敏捷:18(14)  防護:6

魔力:11  知力:10(15)

--------

 うわ、なんだこの『状態』の欄のごちゃごちゃ感。いや、『ダークミスト』がちゃんと効いてるってことなんだろうけど、それより......

 アジテーションって......スキルポイント表でみたことあるやつじゃん。

---------

『アジテーション』

【闇魔法の初級魔法の一種。

範囲内に居る敵が抱いている興奮の感情を一時的に固定、増幅させる。

効果は短時間かつ抵抗されやすいが、集団戦などで敵の判断力を削ぐのに有効。】

----------

 狂戦士にさせる感じの闇魔法......というか、グレー・ラット闇魔法使えるの!?


 女王はランクがD-で、身体能力が他より高いだけでなく、簡単な治癒魔法や生活魔法レベルのものが使えるとは聞いていた。だが、ここまでちゃんとした闇魔法が使えるとは聞いてない。


 ……もしかして、巣穴が大量に開いたのは"土魔法"か?なんっちゅう女王だ。もしかして、外れ値みたいに飛び抜けて優秀な巣を、僕たちは襲ったのかもしれない。


「チアキ!なるべく動かないで!」


 その時、ヘルガの声が聞こえ、僕は反射的に動きを止める。

 しかしそれと同時に、尻と内もも、右のアキレス腱が新たに噛まれ、脛に関しては、さらに力を込められたのか、骨にヒビが入るような衝撃が右足全体に響く。


「い、痛いっまじでこれやばいっ、腱はやばいって」


「ギシャァッ!」


 群がってきた個体のうちの一匹が、『ジャンプ』で僕の喉元を噛もうと飛びかかってくる。


「へ、ヘルガ!」


 ヘルガの方に目をやると、両側に二つの平面状の巨大な魔法陣が構築されていた。特に右の魔法陣は金色に発光し、大量の魔力が集束しているのが見て分かる。


「『スタティック・ウェブ』!」


 その声とともに、発光した魔法陣から細く枝分かれした無数の電撃が僕の方へ降り注ぐ、二十近いグレー・ラットへ、狙い澄ましたようにそれが突き刺さった。

 僕に飛びかかってきた個体にも、脚に噛みついている個体にも閃光が走り、毛が逆立ち、身体が跳ね、いくつかは僕の身体から離れた。短い破裂音が幾重も連続し、焦げた臭いが空気に混じる。

------

『スタティック・ウェブ』

【中位の雷魔法の一つ。

魔法陣から細く枝分かれした無数の電撃を発生させ、指定範囲へ網状に降り注がせる。

一撃の威力は低く、命中精度も低いが、複数対象への牽制・足止め・制圧に優れる。

ただし遮蔽物や絶縁性の高い素材には弱く、魔力制御を誤ると味方や自身にも被害が及ぶ。】

------

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+8。次のレベルアップまで残り21です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+10。次のレベルアップまで残り10です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+8。次のレベルアップまで残り3です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+14。》

《人間Lv15にレベルアップしました!スキルポイントを22取得しました。次のレベルアップまで残り217です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+6。次のレベルアップまで残り211です。》


「あ、あばばっ......て、あれ、痛くない?」


 ネズミに噛まれてる僕にも電流が流れると思ったが、どうやらそういうわけではないようだ。どうなってんねん。

 とにかく、周囲のグレー・ラットは死んではいないものの、急な衝撃で身体の操作がおぼつかないようだ。だが範囲から外れた個体はまだまだおり、僕に向かって走ってきている。ヘルガが攻撃したんだから、ヘルガにヘイトが向くかとも思ったが、『アジテーション』の効果と僕の『デコイ』、それにグレー・ラットの知能がいい感じに噛み合っているのか、ヘルガへ向かう個体は皆無なようだ。

 ならば僕がすることは、これを繰り返しつつ、地道に数を減らしていくことだ。自分にまだ噛みついているやつらは気にしてもきりがないから、とりあえず無視だ。とにかく、目の前にいる電撃を浴びそこねて元気なやつを殺しまくるしかない。


 身体に張り付いたグレー・ラットを振りほどくように、やや大きく身体を振りながら、迫ってくる無傷の群れへ突っ込む。


《技能経験値が一定に達しました。『ダッシュLv5』がLv6にレベルアップしました。》

《技能経験値が一定に達しました。『ステップLv5』がLv6にレベルアップしました。》


「おらっ!」


 一匹に剣を振り下ろし、頭蓋骨をかち割る。続けて剣を横薙ぎに振り、並んだ二体を斬り飛ばした。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。次のレベルアップまで残り167です。》

《技能経験値が一定に達しました。『剣術Lv8』がLv9にレベルアップしました。》


 続けて、左の首筋まで跳躍してきた個体を、盾で殴るように叩く。

 並ぶように接近してくるグレー・ラットを、サッカーボールを蹴るみたいに、魔力を炸裂させた左足で二体まとめて蹴飛ばした。噛まれた足の甲の骨に衝撃が響くが、お構いなしだ。

 さらに、振り上げた足を、一匹が下敷きになるように思い切り踏み込む。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。次のレベルアップまで残り123です。》


《技能経験値が一定に達しました。『パリィLv1』がLv2にレベルアップしました。》

《技能経験値が一定に達しました。『キックLv2』を得ました。》

《技能経験値が一定に達しました。『ステップLv6』がLv7にレベルアップしました。》


「『スタティック・ウェブ』!」


 ヘルガの鋭い声とともに、再び無数の電撃が周辺にほとばしる。今回はさっきより規模が大幅に拡大されており、先ほど電撃を食らったグレー・ラットへのトドメも兼ねているようだ。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り119です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り115です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り113です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り111です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り109です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り107です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り103です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り101です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り99です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り97です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+8。次のレベルアップまで残り89です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り85です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+8。次のレベルアップまで残り78です。》

  ・

  ・

  ・

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り24です。》


 大量の通知が視界の端に流れていく。多分ほとんどが、トドメを刺したヘルガに入ってるんだろう。

 この世界の経験値配分、トドメを刺した奴をかなり優遇しているように感じる。ラッシュ・ボアをヘルガが仕留めた時もそうだったな。......これなら、権力者が強い奴に寄生してレベルを上げるのも容易かもしれないな

 あと通知について、一応僕に気を遣ってるのか、いつもより文字が小さいUIになっている。謎に気遣い要素あるんだな。もしこれで視界が覆われてたりしたら多分悪魔崇拝とか始めると思う。


「だいぶ、減ったな」


 周囲を見渡すと、ぱっと見ただけで半分ほどの三十匹近くが死に、二十匹近くはヘルガの魔法で動けないことはないが瀕死、という状態だ。

 ヘルガは同じ『スタティック・ウェブ』の魔法陣を右側にだけ残して展開している。ロー・ウルフは数匹相手に蹂躙していた。

------

名前:ヘルガ・バウアー

種族:人間Lv15

状態:通常

HP:83/83  MP:24/124

攻撃力:25  敏捷:30  防護:14+2

魔力:41+4  知力:39

------

 うわ、凄いことになってるな。Lv15って、これもうジョンなんて敵じゃないだろ。初めて見た時からポテンシャルが凄いとは思ってたけどここまでとは。

 それに僕は『デコイ』でちょっとヘイト管理しただけで、ほとんどがヘルガの魔法でやられてる。

 ......本当にヘルガ、というか雷魔法が強いな。ここまで強いと、MP管理のデメリットなんてあってないようなもんだろ。


「ギリァ"!」

「ギッ!」

「ギィィィィ"!」


 正面から二匹、右から一匹か。

 体幹を維持したまま正面の二体に瞬時に詰め寄り、反応できていない先頭の一体を右足で踏み潰す。そして、すぐその後方の一匹の眉間にファルシオンを突き刺す。

 怪我したところがかなり痛むが、この作業にもだいぶ慣れてきた。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。》

《人間Lv16にレベルアップしました!スキルポイントを23取得しました。次のレベルアップまで残り266です。》


 その後、即座に顔を右に向けてもう一匹の位置を把握すると、腕を引き戻してその方向へ薙ぐ。砕いた頭部から脳みそがばら撒かれる。

 

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+44。次のレベルアップまで残り222です。》


「チアキ!これで打ち止め!」


 再びヘルガの魔法陣からいくつもの稲妻が轟き、周囲のグレー・ラットに降り注ぐ。

 魔法陣の発光、稲妻に込められた魔力、効果範囲全てが最初の一発をまるで上回る。この一瞬の戦闘の間にどれだけ強くなってるんだ、ヘルガも、もちろん僕も。


《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り220です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+6。次のレベルアップまで残り214です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り210です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り208です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り204です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り202です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+6。次のレベルアップまで残り196です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り194です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+4。次のレベルアップまで残り190です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り188です。》

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+8。次のレベルアップまで残り180です。》

  ・

  ・

  ・

《グレー・ラットを討伐しました。経験値+2。次のレベルアップまで残り126です。》


 本当に、ヘルガが敵じゃなくてよかった。グレー・ラットの女王がヘルガだったら詰んでだぞ。

------

名前:ヘルガ・バウアー

種族:人間Lv17

状態:通常

HP:99/99  MP:3/147

攻撃力:28  敏捷:33  防護:16+2

魔力:49+4  知力:45

-------

 本当にMP的には打ち止めっぽいな。

 とはいえ十分。もうグレー・ラットは壊滅したと言ってもいい。


 ――それだけじゃない。


 距離の離れた、新たに掘り起こされた穴から、普通のグレー・ラットより一回り大きい十匹ほどの集団が、僕たちとは逆方向へ逃げるように飛び出してきた。 

 その内の一匹は見るからに別格だ。背中の毛は黒ずんだ紫色をしており、魔法陣の文字列を雑に刻み込んだみたいな金色の文様が浮かんでいる。

 その文様は脈打つたびに形を変え、滲む。

---------

D-『クイーン・グレー・ラット』

【グレー・ラットの群れを統率する繁殖個体。通常種が数十年の寿命を持つのに対し、不老である。

地下深くに巣を構え、周囲の個体をフェロモンで制御し、群れの行動を統一する。

討伐に成功すれば群れの統制は崩れるが、生き残った群れの一匹が新たな女王となることがある。】

---------

 ここまでやって手ぶらでは帰るのはあり得ない。絶対に逃さず仕留めてやる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ